2024年11月22日

AceとダイソーのナイスなPCDPバッグ

みなさんこんにちは。
スタフ屋の右京崇です。

PCDPを持ち運んだりするのに有用なバッグは色々考えられるかとは思いますが、表題の通りダイソーにナイスなアイテムがあったので書きます。

ただし今回のは持ち運んでのもの、というよりはオフィスやどっか生活空間一か所に一式をひとまとめにしておいておけるように有用なものです。

と、ここで以前持ち運びに有用なバッグについてブログに書いていると思ったら書いてなかったので2016年8月19日ツイートから画像を引っ張って来ました。↓
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若干の仕様変更はあれど現行モデルの様です。
https://store.ace.jp/shop/g/g54551-01/
撥水モデルやカラー展開もあるようで、Ace定番の小型ショルダーみたいですね。一式はいるのにコンパクトさがあってまさに右京崇のPCDPアンドCD鞄といっていい逸品ですね。

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この通り、一般的なオールド機はもちろん、SCSI-CDROMやXP7&SH-CDB7まで入ります。
CDPを入れる空間にCDを、フロントポケットには電池といった使い方ができます。


さて、表題のダイソーの物はこちらです。
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300円商品でした。CDジュエルケース4〜5枚くらいとPCDPを平置きしてちょうどいいサイズに加え、内ポケットにはイヤフォン、フロントポケットには単三電池4本ケースが二個入るという絶妙なもの。
取っ手までついていますし、ジッパーも2個付いていて自由に開放箇所を調節できます。

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オフィスやちょっとした生活空間に一式まとめておくのに最適なバッグではないでしょうか。もちろん持ち運びもできなくはありません。
会社にCDとPCDPとイヤフォンを置くのに有用なカバンを探していたら店頭で見つけて思わずこれだと購入。
ドンピシャでした。

スタフ屋→https://www.sutafuya.net/
↑httpsになりました!
posted by うきょうたかし at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2024年10月10日

MOONDROP DISCDREAM 2 ULTRA #2

みなさんこんにちは。
スタフ屋の右京崇です。

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さて、表題の機種でいろいろなCDを日々聴きこむ今日この頃ですが。

やはりファーストインプレッションというのはどんなものでも比較的確からしい要素となるわけですが、ことオーディオに関しては大方裏切ることはないと思っています。

確かに慣れであったり相性、さらにはエージングであるとかそういったことも多い為あまりに早合点してしまうのもよくはないのですが、一聴して良いものは大体いいですし悪いものは大体悪いままであることが多いです。良いものは良いところを探すよりもむしろあら捜しをするような場合もあり、悪いものであればいいところ探しをする、ともすれば当初の評価が逆転する場合(特に対人関係などは)もあるため第一印象が良すぎるのも考え物ではあるのですが・・・

昨年のSHANLING EC Miniを例にとりますけど、当初は各種メディアはもちろんユーザーからも数多の反響や好評を博していたようですが、(酷評していたのは僕くらいですか?逆張りなどと思われていたかもしれません。)いまも話題に上がりますか?
そういうことです。
当初はその鮮烈なデビューやハードウェアの作り込みなどキャッチ―であり、また非常に特徴ある個性派サウンドでしたからハマる人にはハマったのかもしれませんが、やはり価格ばかりべらぼうに高くて特に操作性や携帯性をはじめとしたPCDPとしての評価ポイントが落第で、デスクトップオーディオとして使うにも性能が半端過ぎて、正直使いどころのない機器はこうして話題に上がらなくなるものです。
あまり書くとアレなのでこのあたりにします。

さて本題に戻りましょう。

今回購入のDISCDREAM 2 ULTRAは聴いた瞬間に眼を見開くような感動があったわけですが、公式が謳う過去にCDP開発に携わっていたエンジニア、の方が本当によく「音」を知っていてそれを製品に落とし込めるのでしょう。

如何なるジャンルを聴いても不満を感じないリアルらしい表現、とはいえ決して無味無臭のつまらない音ではない、奥行きや細かいヴォーカルや楽器の描写、全域のソリッド感、バランス、ありとあらゆる要素が高次元で融合されています。聴き疲れないのに降り注ぐような情報量、空間表現も見事です。空気感の描写もそうですが無音の描写が際立って素晴らしいと私は感じました。
これは是非聴いてもらいたい要素だと思います。
変な話なんですけど、むしろ無音の描写こそがこのプレーヤの最もすぐれた要素なんじゃないかと。

息をのむ表現力です。

シームレス再生や音飛び耐性なども素晴らしいですね。
一旦メモリーに入れているロスレスということで、理想的です。

蓋パカ問題も本来PCDPであればスタートラインに立てないアレなのですが、バネが入っていて勝手に開くというようなことはなく、また開いていても再生するため正直ビジネスバッグやカバンに差し込んで操作パネルを上面にして運用する場面ではさして問題にならないのでは、というところです。

今後はDUNUやFiioからもCDPがリリースされるようですが、前者は過去のテクニクスのSL-P1200みたいな雰囲気とその見た目から連想される高音質っぽさを感じましたし、後者は圧倒的なマーケティング力とイメージ画像で見る限り最も「PCDPらしい」形状とサイズ感なので、大成功機種となりえるかもしれない・・・

ようやく僕の願いに時代が追いつきましたか?


先日ついにスタフ屋がSSL対応になりました!
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posted by うきょうたかし at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2024年10月01日

PCDP史の集大成候補 水月雨(MOONDROP) DISCDREAM ULTRA2

みなさんこんにちは。
スタフ屋の右京崇です。

昨年急な新製品の発売ニュースに驚き即座に予約購入したSHANLING EC Miniですが、まあはっきり言ってしまえば期待外れと言いますか6万円も払ってこんなものかととてもガッカリして苦虫をかみつぶしたような顔をせざるを得ない機種だったわけですが、それとほぼ時を同じくして発表された水月雨MOONDROP DISCDREAMという機種も実は中華サイトにて予約購入をしていました。

現物のツイートなどもあったことからすぐに来るだろうと思ってわくわくしていたのですがこれがいつまでたっても音沙汰がない。
購入ページも注文等が出来ないような状況が続いており、これはかつてだまされたSEIUN PROと同じかなと、支払額をまるまるどぶに捨てることになるのかと正直落胆したといいますか、まあEC miniで絶句したこともあってまあどうせ碌なもんじゃなかったんだろうと忘れることにしていました。

すると今年の9月になんとメールが届き注文したものは製造できずアップグレード版になるとのこと。キャンセルするかアプグレ版にするかという確認でした。
せっかく楽しみにしていた機種でしたから迷わずアプグレ版でお願いしますと返信。

それから一か月たち本日到着しました。

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MOONDROP DISCDREAM ULTRA2

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見た目は合格です。
金属製ボディは非常にデザイン性に優れ、最小限の画面やわかりやすい操作部、私がPCDPとはかくあるべきとするものを具現化したようなハード面です。

即座に気づいたのですがフタに関してはロック機構がなくパカパカしてしまう構造。
この点「だけ」ポータブルCDプレーヤーとしては決定的に落第なのですが、まあ蓋があいていても再生はできるので目を瞑るとしましょう。
ちなみにバッテリー込みの実測の重量は711g。ECminiが1252g、SL-XP7+SH-CDB7(エネループ換装)が1152gだったので随分と軽いです。概ね数あるオールド機2台分くらいでしょうか。
参考までに私のSL-S30カスタムモデルが電池込み370gでした。

さて、UIやらデザインやらの見てくれは完璧であるとして、肝心の音質はどうでしょうか。
ハードが良くても音が悪ければそれはもうPCDPとしては無価値になってしまうのです。

早速ヘッドフォンで試聴。
その瞬間から音作りのすばらしさに息をのみます。
確かに昨今のデジタル世代のDAPのような圧倒的な解像感はないのですが簡単に言えばオールド機の優良機種を思わせるような実に巧い音作り。欲を言ってしまえばこの方向性の音作りであればもっとミッドが張り出していて、かつローが粒だっていれば完璧ではありますが、あくまで音質傾向としてはリアルらしい、モニターライクな方向性のなかにリスニングライクな味付けをしているように思いますので、何を聴いても破綻が無いようにということであればこれはこれで正解でしょう。

私がすぐに唸った点は女声ヴォーカルの表現力。
といってもセクシーな感じや艶感とか、そういう方向性ではなくて、あくまでスタジオモニターのような、リアルらしい正確さ。
若干センターにより気味になる傾向こそあれこれは過去の数多なプレーヤーと比べても図抜けた特筆すべき魅力です。

ヘッドフォンやイヤフォン、CDをとっかえひっかえして聴いてみましたが、大変素晴らしい音作りに感銘を受けるほどでした。

確かに蓋の問題や光デジタル端子がずっと光ってるところ、サーチの連続性の無さや音量調節の遅さなどマイナス点はいろいろとありますが、完成度ということでいえば歴代の中でもトップクラスと言っていいものでしょう。

期待が大きかったり待ち焦がれていた部分もありますが、これだけ感動したのはいつ以来でしょうか。

丁度今年はPCDPが発売されてから40年になる年です。40年の歴史の終極の頂き、PCDPの集大成とさえいえるのではないかと。

「PCDP、ここに極まれり。」

わたくし右京崇がブログやツイッターなどで昔からずっと言い続けてきた理想を具現化したといっても差し支えないほどに僕が夢見た一機種です。
まさにDISCDREAM。その名の通りの逸品。

PCDPでこれだけ感動の涙を流すのはかつてSL-XP7を手にした時以来です。

究極にして至高の一台、MOONDROP DISCDREAM ULTRA2。
わたくし右京崇が自信をもって皆様におすすめできる一台。ぜひ購入して聴いてみてください。

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posted by うきょうたかし at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2023年12月07日

令和の新機種 SHANLING EC Mini

みなさんこんにちは。
スタフ屋の右京崇です。

まさか2023年も暮れになる今、新機種が発売されそれを紹介することになるとは思いませんでした。

こちらのブログでもおなじみですね、OHM電機が頑張って細々と(使いまわしみたいではありますが)PCDP業界を維持し続けてくれたことに今一度感謝しておりますが、そういった廉価なモデルや、別の会社からそうじゃないんだよなあというモデルはまあ出ていないことはないのですが、今回の機種のようにちゃんと開発され箱入りで発売されるような機種はSONY D-NE730や松下SL-CT352以来18年ぶり位になります。

事前の公式サイト上でスペックを見る限りでは、まさに我々が願っていたような素晴らしい仕様。
欲を言えばこれをソニーや松下(新生テクニクス)が出すべきであったのですが、いまこうしてマトモなPCDPを発売してくれたことを大いに評価しましょう。

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イメージとしてはPCDPというよりバッテリー駆動で持ち運ぶこともできる、卓上型コンパクトCDプレーヤー。かつてサウンドウォリアーなどからも出ていたCDジャケット数枚分の卓上プレーヤのようなところでしょうか。

CD再生は平置き指定なので、外で使用することを想定した縦置きができないのかと思いましたが、縦でも多少の振動でも再生はしました。ただ、かすれる音がしたので過度の衝撃はディスクへの傷が懸念されます。

ハード面を見ていきましょう。
操作部はフロントパネルとTOPにわかれています。せっかくならスキップキーもフロントパネルにおいてほしかったところです。また、厳密なサーチができないのはマイナスポイント。一応長押しでできますが、サーチ中は早回し再生音が出ません。ほかにもタッチパネルによる設定操作などが非常に癖があったり使いづらいなどマイナス面も多くありますが、まあこれはPCDPを出し続けてきた会社ではないのでやむを得ないでしょう。
アプリによるリモコン操作ができるとのことなので、それを前提としているのでしょう。

スロットローディングも好みが分かれるポイントではありますが、傷が不安ならCDRを使えばよいかと思います。
ちなみに実測の重量は1252g。SL-XP7+SH-CDB7(エネループ換装)が1152gだったので少し重たいです。


最も重要な音質面。
まずDACがシングルとデュアルを選択できたりゲインのロー・ハイ調整やイコライザなど。
DACモードは常にデュアルでいいと思うので搭載している意図がよくわかりません(駆動時間?)が、ゲイン調整はイヤフォンやヘッドフォン、録音音量などにより調整できていいですね。

そして音質評、これは非常に評価が難しいです。
今まさにいろいろなヘッドフォン・イヤフォンで様々なCDを聴きこんでいるのですが、実に何とも言い難いところです。
まず現時点の結論を一言でいうならば、「AI画像のような音」
パッと一見(一聴)素晴らしくハイクオリティに感じるのですが、細部を見て(聴いて)いくとなんだか不自然な、不気味の谷というべき感じでしょうか。私が特に気になったのはヴォーカルのざらつきや不明瞭感(吉川晃司さんのモニカの歌いだしのような何をしゃべっているのかわからないようなイメージ)、楽器の音のリアルでないところでしょうか。
所謂オールド機のような音とは反対になるのですが、ミッドのクオリティやヴォーカル、楽器のリアル感は全く生気が感じられないようなものです。まさに良くも悪くも現代のデジタルサウンドの極致というような感じでしょうか。

チャンネルセパレーションと情報量の多さ、低ノイズレベル、これは相当だと思います。歴代で見ても最高クラスではないでしょうか。
しかしこれが悪い方にも作用していて、多すぎる情報をきちんと処理しきれていないというか、後ろや周囲でなるような細かい一音一音が出ていることは良いのですが、表現が雑に思います。

ローのグルーヴ感からミッドのヴォーカル、楽器の生の描写、暴れる高域のいなし方は微妙です。
私は特に楽器やヴォーカルの描写を重視しているのでなんとなくイマイチ、良いとは言えないなという感想になってしまいます。良いとは言えないが悪いとは言えない。あまりよくないとも言えない、矛盾していますが本当に評価に悩んでしまいます。


総評としては税込み6万円するこの機種、PCDPを持っていない人や現代のDAPの音が好きな人は買っていいと思います。操作性のクセや、どうしても作りものみたいな音作りは否めないところですが・・・
オールド機の音が好きな人にはすこしお勧めしづらいです。近いところとしてTDA1308機のクリアネスが好きな方はハマるかもしれません。


個人的なお気に入りポイント。TOPにCDケースを丁度おけるようなデザイン。こういうのがいいんですよね。

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公式→https://musinltd.com/SHANLING/637.html
posted by うきょうたかし at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2022年09月18日

なんと!SL-CT800、10月で発売から20年。



みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
表題の通りです。
2022年10月、なんとPanasonic SL-CT800が発売から20年となってしまいます。
さてではなぜ今月投稿したのかと言いますと、製造自体は(シリアル表記から)9月製造ということもありますが、一番は投稿できるときに投稿しようということで。(いろいろ更新できておらず、申し訳ございません。)

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こちら、SL-CT800は今から20年前の2002年10月に松下電器から発売されたPCDPです。

僕が初めて新品で購入したPCDPということもあり、いまとなってはまさに僕にとっての歴史でもある機種です。
こちらはガム電池2本を主とし、単三電池2本でも、または併用で使用する超小型薄型軽量機種。

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それまでのPCDPとは一線を画す、デザイン性はもとより、当時まだ主流であるMDとの連携や、徐々に浸透し始めていたMP3等圧縮音源対応のまさに「デジタル新時代の新旗手(機種)」といえるシリーズ。

こちらはその中でもフラッグシップにあたる機種であり、シリーズ中唯一、MP3に加えWMAにも対応した一台。
再生中のキーイルミネーションなどスタイリッシュさと抜群の再生時間、携帯性を実現しています。
PCDPらしくこれをポータブルするもよし、光デジタル出力やLINEOUTを利用してMDやホームオーディオやポータブルDAC、アンプとの連携もよし、PCで作成したMP3/WMAをCDRに焼いて再生するもよし、と何でもできる万能ぶり。

私もかつてMP3やWMAをCDRに書き込んで、CDR1枚にアルバム10枚分などを持ち運んだものです。
ポータブルオーディオに入れ込んでからは光デジタル端子を利用してPDACにつなぎCDトランスポートとして活用しました。

世界最長を謳う再生時間は実はガム電池と単三を併用して且つ圧縮音源再生時、などCDDA再生時間で勝負していたS○NY機と比較すると色々と突っ込みどころはあるのですが、それでも音質や携帯性、他機器との連携など機能性に優れた一台であることは間違いありません。


それにしても、これが出た20年前はまだ1982年でPCDPは世に出ておらず、そしてくしくも世界初の音楽CDソフトが発売されたのが1982年10月ですから、まあ何ともしみじみとしてしまいますね・・・

こんな夜は久々にSL-CT800で音楽を聴くのもまたオツなものです。


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スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdptop.html
Panasonic SL-CT800紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/slct800.html
タグ:Panasonic SL-CT
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2021年02月03日

久しぶりにSONY D-22を堪能する



みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
本当に毎度毎度、サイトブログともずっと停止していてで申し訳ございません。

色々とやりたいことやらねばならないことがあるのですが、いずれにも手が回らない状況であり、悔しくもあり残念でもありまた申し訳なく思っております。

いつも頭にはおいているので、どうかもうしばらく時間をください。
なんとか形にしたいという思いと情熱は胸に秘めています。


さて、昨日は2月2日。D-22の日とでもいいますか?いや、0202でD-202のほうが適切でしょうか。
生憎私のD-202は現状どの個体も不調ですのでD-22の日としておきましょう。


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というわけでこちらD-22。この個体は恐らくですけどつい先ほど5年か6年ぶりに通電しました。
正直期待せずというところだったのですが動作状況も音質もパーフェクト。いやぁ、自分で言うのもなんですが流石僕の整備個体であるなと、我ながらしみじみとそう思いますね・・・

それにしてもこんなに素晴らしい音質であったかなあと。
その豊かな表現力と圧倒的パワーに驚愕するほかありません。
よくD-22系とかD-11系などと私は呼んでいるのですが、SONYのこのあたりの単三4本駆動の機種は実に音質や構造が素晴らしく、まさにバブリーな機種群。
弱いところやSONYによくあるマイチェン部分なども多くあるところではありますが、ぜひとも一台は持っておきたい珠玉の逸品。

うーん、この音を最新の機種としてほしい。ソニーさんはノリにノッていますから、令和の目玉にどうでしょう?


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdptop.html
SONY D-22紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/d22.html
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2019年10月16日

第三回オフイベント開催のお知らせ



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
二年半ぶりに私主催のオフイベントを開催いたします。

詳細はこちらをご覧ください。
第三回 右京崇とPCDP&ポータブルオーディオ研究部「右京崇のPCDP展」
https://twipla.jp/events/407434

超多忙で自分自身の所有個体の整備もままならない状況で開催に踏み切るのは正直どうか?と思いましたが、是非また開催してほしい、というメールもいただいており、熟考の末開催を決めました。
前回、前々回の時にもたびたび発言していますが、ご新規さんにこそ来て欲しい、
「PCDPとは」
「面白そうだけど、モノが無い。何が良いのか」
「とりあえず試してみたい」
そういった大多数の皆様へ向けた私のイベントです。

音源(CD-DA及びCD-R)、ヘッドフォンイヤフォン等お持ちいただいて、ここでしか聴くことができない素晴らしいPCDPの世界を感じて下さい。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
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2017年11月08日

OHMの新機種?再びCDP-R88Z



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
ホームページの方にも主な現行機種リストを掲載しましたが、今回は830Zの時と同じく、またしても先代機種と同じなのではないか?という予測をしていたCDP-R88Zについてです。
今回も買わないといけないなあ・・・と思っていた矢先、なんと交流のある愛のスカイライン氏にプレゼントしていただいたきました。ありがとうございます。

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今回は外装はもちろんカラーバリエーションまでなにからなにまで830Zと同じです。
パッケージには若干の違いはありますがほぼ気づかないレベルでしょう。

取扱説明書に印刷されている本体画像がなぜかCDP-380Zのものでした。理由は不明ですが、それならばロゴマークを380Zのときのような飾り文字にしてくれた方が格好良くて良かったですよね。

さっそく使用してみると、はい、同じように思います。読み込みまでの時間や騒音が改善されているように思いますがまあ個体差でしょう。
さて、その流れで中を見てみましょう。

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はい、830Z(380Z)ですね。

出荷時期等によっては或は若干の違いは出てくるのかもしれませんが、基板自体は380Zのころからずっと同じものですね。

どうせならばロゴマークやカラーバリエーションを刷新して、もっと魅力的なものを出してほしかった感も否めませんが、音質面や機能面では定評のあるものですから、変に新しくして駄目になるよりはこのままでいいでしょう。カラーリングも他社製品で黒や赤や青などが出てきましたから、逆にこういったポップなカラーリングはこれだけになってしまったので被らなくていいのかもしれませんね。

音質については830Zの時と同じです。スタンダードでありながら十二分の音質。
中国系機種らしいホワイトノイズは否めないところですが、今あえて音を楽しむためにPCDPを使っている皆さんなら所謂鳴らしにくいヘッドフォンイヤフォンのユーザーが多いでしょうから、ホワイトノイズなんて気にならないレベルだと思います。

クリアネスや広さ、ノビは物足りない感もありますが、芯も通っているし音質レベルとしては満足のいくものです。

劣悪個体ですら出回らないほど枯渇してきている中古市場でへたりきった個体を糞転売に高値でつかまされるくらいなら、はじめからこれを購入するほうがはるかに賢明でしょう。
先代機種の830Zでも初期不良報告が一定数ありましたが、一年間はいくらでもメーカー保証で交換してくれますからね。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
オーム電機公式→http://www.ohm-electric.co.jp/product/c13/c1307/
(CDP-R88Zはまだ掲載されていません。)
タグ:OHM
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2017年07月20日

東芝エルイーからTY-P1というPCDPが出るらしい

本日の持ち出し機種:


みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日発表になり、早速ツイッター上をにぎわせていますが、東芝エルイーからPCDPがなんと今月の下旬に発売されるそうです。

東芝エルイー公式 http://tlet.co.jp/news/ty_p1.htm
AV WATCH IMPRESS http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1071515.html
PHILE WEB http://www.phileweb.com/news/d-av/201707/20/41710.html

つい先日投稿したばかりの記事で今PCDPがアツいというものがありますが、まあなんてタイミングのいいことかと我ながらに思います。まあ、そういうことなんですよ。
私が思っている以上に需要は増えているのです。

ところでこれは語学学習向けという要素が強い機種のようで、ちょうど去年パナソニックから発売されたSL-ES1のようなものですかね。あちらはスピーカとSDスロット等ありますが。

この機種は東芝のプレスリリースを見る限りでは最近発売したCDラジオと同等のような心臓部なのかな、という風には予想できます。ただ今回のPCDPに関してはMP3再生機能が付くようです。

語学学習向けの機能がてんこ盛りであり、現在十数機種ある所謂中華系の現行機種にはこういったものはありませんから、あるいは自社設計かしら、と期待せずにはいられません。
現にキュリオムと小泉は期待外れもいいところでしたからね。

こちらのTY-P1、ディスプレイはキュリオムのやつに似ていて不安なところはありますが、それ以外はなかなか独特なデザインですし、再生ボタンと停止ボタンの形状もわかりやすく、音飛び防止機能のオンオフもできますのでなかなか面白いです。

さらにこれだけの機能とACアダプタがついていながら予想価格は6000円前後と、非常に安いです。
現行の機種と比べればかなり挑戦的な価格設定であり、東芝、やるな!と感じます。

現行機種はニュースサイト等で一切取り上げられていませんから、今回のように情報が広く認知されるということは非常に素晴らしいことです。(まあOHM等の機種を紹介しないニュースサイトに問題があると私は思いますがね)

価格も機能も非常に魅力的であり、私としてはかなり期待せずにはいられません。
十年前後ほどまえの国内オーディオ暗黒期からの一気なV字回復というものが、PCDP界にも到来してくれないかなと、私は思うわけですよ。ねぇ、松下、ソニー、ほかみなさん。
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2017年07月13日

実は今PCDPがアツい

本日の持ち出し機種:SL-S30改2


みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
表題の通り、実は今PCDPがアツいです。

私がブログやツイッターなどでもう何年も前から言い続けていることですが、一定数以上の需要というものはあります。
ところがこれがいまや相当数あるともいえるのでは、と感じております。

というのも、いま僕らよりもはるかに若い世代の人たちを中心に昭和レトロブームが続いていますが、PCDPもこれの一つに入っているといえます。
CDを買ってすぐに直接聴ける便利な機械、という認識もあるようです。私たちには常識でも、いったん消滅しかけていましたから、そう感じるのも不思議ではないでしょう。
そしてもう一つは僕らと同世代並びにそれより上の世代、使っているものが壊れたor古いので買い替える、もしくは持っていたが見当たらないので買う、というものです。

ここしばらく色々見ていて強く感じるのはこういった新規の需要と更新の需要が大いにあるということです。

今年に入ってからも各社から実はかなりの新機種(まあ実質旧い機種の使いまわしが多いですが)がリリースされており、現行だけでなんと以下に挙げる十数機種があるほどです。

○OHM電機
CDP-830Z
CDP-3866Z
CDP-3878Z
CDP-801Z
CDP-802Z
CDP-380N(2017/4発売)
CDP-798N(2017/5発売、スピーカセット)
CDP-280N(2017/5発売)
○小泉成器
SAD-3902(2017/1発売)
○ASPILITY
AC-P01B
○KOHKA
PCD-56
○山善(Qriom)
YPCD-100(2017/6発売)
○STAYER
BC-CP01(主にビックカメラ)
○Sound Scape
SS-202(主にタワーレコード)

私がもうずっと前から言い続けていますが、需要があるんですよ。それも私が思っている以上に。だからこそ二強、特に松下は新生テクニクスを大いに盛り上げていってますから、50万円クラスの単品オーディオもラインナップしましたし、DAPが軒並み十数万〜数十万のいまこそ超弩級のPCDPをラインナップすべき時なんですよね。SL-XP7の焼き直しのようなもの、15万でも間違いなく「安い」と捉えられるでしょうし、有象無象ばかりのPCDP界に途轍もない一石を投じることになり話題性も莫大なものになるでしょう。
オクやメルカリやアマゾンのマーケットプレイスなどで例えばD-EJ002がウン万円で売られているようなクソバカな状況と、それでもソニーだから、などと買ってしまう人も少なからずいるような現状ですよ。

いま、中古市場もほぼ壊滅状態ですし、需要や期待は今まで以上、下手すれば2000年代以降でトップレベルにあるんじゃないかと思います。こんなチャンス、多くのユーザーの期待があるいま、

テクニクス、あなた方がやらないでどこが何をするというのですか!
私たちは新生テクニクスの放つ、輝かしい、日本のPCDPの集大成を飾る華の一台を待っています。

スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
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2017年01月28日

SL-S30更新しました 今年もよろしくお願いいたします


本日の持ち出し機種:
本日の持ち出しCD :



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
今年こそはわずかでも本家サイトの更新をしたいです。また、こちらのブログも昨年以上に更新していければと思います。


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さて、2017年を迎えるにあたって私のSL-S30も更新しました。
クロックは純正から何度か変わっていますが、それ以外でのパーツ追加、交換は当初の更新以降初めてになりますね。

サンリングの銅箔PPをECHUに、HP出力にも同じくECHUを抱き合わせました。
今更ECHU?という感じではありますが、随分と前からその諸特性、音質の素晴らしさは誰もが知るところでありますから、ちょっとしたスパイスとでもいうところですね。

もともとのFXだけでも十二分ではありましたが、よりバシッと決まるようになりましたね。
細部におけるリアル感が増し、ニュアンスの表現もより巧みになりました。
常に構成をアップデートし続ける私のPCDP、Hi-DAP全盛の2017年も決して音で頂を譲ることはありえません。

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スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
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2016年12月31日

2016年もお世話になりました



みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
今年ももうおわりですね。はやいものです。

ちょうど一年前、以下のように書きました。

"私自身としては最近はもうまるでPCDPを買っていない(買いたくてもタマが出ない)状況でもありますが、手持ちの特に状態の悪いものの整備に手をつけると、もっとたくさんの素晴らしい機種をもっと集めたいなあなどという思いはまだまだ湧き上がります。特に最近は状態の悪化も急速化しているように思いますから、その思いは強いです。
一刻も早く「有識者」により適切な整備が施されなければ、ただでさえ少ない個体が本当に絶滅してしまうでしょう。"

今年一年を振り返った感想も、まさにこれにつきます。
去年よりもよりその思いと傾向は強くなりました。

当たり前です、気づけば世界初世界ナンバーワンのPCDP項目を設置したのも2009年の話、5年10年15年落ちでしかなかったPCDPもそれこそ約15年20年25年落ちとなっていくわけです。

これだけたくさんのPCDP個体を「持て余して」いても、まだ足りない。全然足りない。もっともっと数多く、良い個体がほしいという思いは募ります。


ところで今年は初の、念願の主催イベントも行うことができました。ツイッタやそのほかでも、今年もまた、今まで以上に一部界隈さらにはそれ以外のところでPCDPに触れた方が多かった一年に感じました。
新たに入手可能になったパーツや高精度クロック導入など、まだまだPCDPの実力を引き出せる、伸ばせる可能性もあります。

2017年は、さらにより多くの人にPCDPの面白さを感じてもらいたい、そのような一年になればいいですね。
直近の予定としては、1月か5月にまた私の主催イベントを行う予定です。

より多くの人に「本物のPCDP」を感じてもらうことが僕の願いです。


最後に、一つ報告を。
ここへきてようやく念願の一台、SL-XP5をゲットしました。これでSL-XP3/5/7が揃いました。(附属品やオプション、カラーバリエーションは全然ですが)

20161231001.JPG

足りないだ何だと言いながらも、私のPCDP活動もいよいよフィナーレでしょうか?


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タグ:TECHNICS
posted by うきょうたかし at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP