本日の持ち出し機種:KORG MR-2 + 32GB SDHC
本日の持ち出しCD :-
みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
随分とご無沙汰しておりました。サイトブログともなるべく早くに更新を重ねたいところです。
ところで最近高音質ハンディレコーダーであるこの二機種を購入しました。

このブログがまだ僕しかアクセスの無いころにもこうした録音機の再生機利用ということには言及していたと思いますが、ブログ開設よりよほど以前からこうした運用ということは選択肢に入れていました。
PCDPをハイペースで収集する以前から、SONYのPCM-D1が出たあたりでしょうかね。
ちょうどあのころになにかDAPを買おう買おうと思っていたものですから、それならばこうした録音機種のほうが当然デザインも質感も良いし、なにより音が良い、汎用電源駆動で外部メモリー対応と、まさに僕の理想とするところを全て満たしたものなわけですからこれを選ばない手はありません。
しかしながら今と違いメモリーの規格や容量、機種のラインナップや価格など多くの問題点があり、実用的ではありませんでした。
それならばPCDPから乗り換える若しくは併用するメリットが無いということでずっと購入・利用には至らないところでありました。
現在はメモリーの大型化や低価格化、または録音機器の性能向上や低価格化等でこうした利用が現実的になってきましたし、PCM-D1の生産完了も含めいいものがあるうちに購入を、ということでエイヤっといきました。
前者のTASCAMのDR-100MK2ですが、こちらは非常に大型です。金属の質感や外部機器との入出力連携の強みが良いですね。
ホイールの加工は指の皮脂汚れが付きやすいので好みではないのですが、公式でもアピールしている通りアナログ部の強みや外部の上等な機器との接続・連携による高品位な録音等が素晴らしいです。
24/96までのWAVEファイルの再生に対応しているので主にCD音源の再生に利用しますが、アナログボリウムもあってPCDP気分です。
音量も中々に取れますし、音質も良好です。オールドディスクマンのような押しはありませんが全体的に良い意味でデジタル臭くないところもいいと思います。細かいところまで聴いてみても繊細な表現力等があり、実においしいです。
良いマイク等を使用しての録音などではこうした携帯録音機器の中でも現行機種では最高峰のものではないでしょうか。豊富な外部連携力があるのですから再生だけに使うのではなくじっくり様々な用途で使い倒したいところであります。
後者のKORG MR-2は非常に小型でがっちりしたボディーが魅力的です。本当はどちらかひとつにしようと思っていて、ボリウムの違いや外部機器との連携力などを考えてこちらを購入しないことにしていたのですが、よくきいて知っている電車の音源を聴いてMR-2の実力を知り、やはりDSD対応ということで、再生音質はともかくとしてポータブル機器でWAVE24/192やDSD64対応の環境はやはり欲しかったですから、(室内ではSACDやDVD-A再生も出来ますが外ではそうした環境がありませんでした。)価格もこなれてきていたことで購入。
今回実質はじめてインターネットで音楽を買うことになりました。(以前一度アマゾンの無料クーポンでMP3をDLしていただけ。)
e-onkyo musicでDSD音源をいくつか購入し、早速聴いてみましたが確かに素晴らしい。
このサイズでこの音質は正直期待していなかったので買ってよかったと思いました。
付属ソフトでダウンサンプリングしてCDR化してPCDP等と比較視聴などもしてみましたが実に面白いです。
細かいところの空気感等でMR-2が圧倒する点があれば、全体の空気感でPCDPが勝るところ、また曲によっても一長一短であったり、興味深いです。
結果的にPCDP多数とこのレコーダー二機種、全てが味わい深いおいしいアイテムであるということで、再生対応規格の増加やリスニングスタイルの多様化などまた自身のPオーディオライフが賑やかになりました。
今回一番大きかったことは実はPCDPがどうとかDAPがどうとかのアレではなく、私自身がCD等物理メディアとDLメディアの二つ、どちらが良くてどちらがだめなのかという話題に対してどちらか片方ではなく両者にメリットがあるということを再認識し、今まで以上に両者が共存して欲しいと強く思ったことです。
やはりDLではさびしい部分等が多くありますし、CDショップをうろついたときに必ず起こる「出会い」が発生しづらい点などもあります。CDだけでも場所をとったり一つ一つの収録時間そのほか携帯機器のサイズなど難儀なところがあります。
両者ともにソフト面でもハード面でも、またそれを手に入れるまでの経緯などいろいろな面からメリットデメリット多くあるわけですから、どちらかに収束させるのではなく両方をうまく利用していくことがいいと思いますね。
ほかにもいろいろなことを思ったり、また新たな発見があったり、これからの展望など多くありますが余り下手な文章をだらだらと書き連ねるのも冗長ですからこのあたりでやめておくことにします。
TASCAM DR-100MK2公式→http://tascam.jp/product/dr-100mkii/
KORG MR-2公式→http://www.korg.co.jp/Product/DRS/MR-2/index.html
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/pcdp.html
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