みなさんこんにちは。スタフ屋のうきょうたかしです。
友人に貸してもらってから、ずっと欲しい欲しいと思っていたSONY D-22をやっと手に入れることが出来ました。
こいつです。

私のホームページ「スタフ屋」のPCDP紹介ページにも項目がありますが、ちょっと古いものなので感想などについてはまた後日更新するかもしれません。
去年友人にかりた際にちょっと聴いただけでしたが、この耳はちゃんと覚えていました。やはりパワフルで実に深〜い音。モニター用のヘッドホンでも滑らかな音です。
何を聴いても大変重厚感があります。
D-22はデザインも音質も大変好きな機種の一つですが、やはり音の傾向となると私は松下機のほうが好みであるような感じですね。
まあこのあたりは本当、ヘッドホンや楽曲、さらには気分にもよります。
音が特に悪いとかならいざ知らず、基本的にはどれも音が良いわけですから。このへんはもう好みや相性の問題ですね。
D-22はもう見た目のとおり、重量やサイズがあれなので外に持ち出してというよりも家の中で使ってこその機種だと思います。
私は外に持ち出すものこそ高音質機を、という考えを持っているのですが、D-22ほどになるとまあさすがにアレですね。
私が今回ゲットした奴はHP端子周りの半田が怪しくなっていたのでまた後日補修する予定です。
完璧なお品を買うよりもちょっと問題のある個体を格安でゲットして、整備して完動品にする・・・というほうが私は好きというか、まあ愛着とか云々もあるんですが。良くもあり悪くもある癖です。
趣味云々とかを抜きにして、問題個体をゲットして修理したらそれだけでネタになるのでそっちのほうがサイト・日記管理者としてもうまうまできるのです(笑)。
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SONY D-22紹介項目→http://www.sutafuya.net/pcdp/d22.html
マイツイッター→http://twitter.com/ukyotakashi
【PCDPの最新記事】
D-22ゲットおめでとう御座います!!手前のDBB表示の印刷が白と金色なので、初期ロットですね!
※DBBが「MEGA BASS」と言う表記のモノ、DBBとその周囲の文字が全て金色印刷のモノなどのバリエがあります。
重厚な低音、飾り気の無い中高音、最高デス!DBBを中間に設定して、密閉式HPで聴くのが幸せ(笑)。
「完動品よりも、問題を抱えてる機をバラして整備し完動品へ…」すっごく良く分かります。自分もしゅちゅうやってます。筐体も基板も経年で「バキッ」とイキ易くなってると思います。成功を祈ります!
分解してボデーから基板を外すとき、液晶パネル表面を内部のデッパリで引っかき、傷を付ける事があります。タミヤの極細コンパウンドで研磨し綺麗にしました。
HP端子の基板部分は内部で嵌め込み式になっていて、非常に華奢です。15年くらい前、折って泣いたことがあります。涙ぐんで補修しました。
電池ケースに続く配線が分解の邪魔になりますので、最初にハンダで取っておくと作業が楽です。
DBBの基板実装スイッチ先端は折れ易いです。
操作ボタン周囲の溝の汚れや埃は柔らかい歯ブラシでシュッシュと掃除すると楽です。
いや〜D-22ゲット、嬉しくてついお節介を書いてしまい申し訳ありません!
いえいえ、大変参考になります。
SONY機の情報についてはあまり持ち合わせていないのでいつも本当に勉強になります。これからも是非よろしくお願いいたします。
遠慮なくコメントお寄せください。
確かにHP端子周りは華奢ですね。ちょっとしたことで破損してしまいそうです。
コレ一台しかないのでいつも以上にゆっくりと落ち着いて整備しようと思っています。
もしものときは、是非、是非。何かとトレードでも・・・
まあでも当分大丈夫だと思います(^-^)。
先ほど整備を完了したところなのですが、こわいくらいに状態が良好です。
モノ自体が良いですから、へたしたら現在持っているほかのどのDiscmanよりも長生きしそうな感じです。
けっこう頑健な機ですが、やはりそこはそれ、80年代生まれのおじいちゃん。人間で言ったら90歳ぐらいでしょうか。D-50で100歳ぐらいかしら(笑)
故障は殆どピックアップからキます。手持ちのD-20、D-22等もそうでした。D-40も似たようなもんでした(代替部品が無く現在お亡くなり中)。
使用頻度にもよりますが、ピックの次はターンテーブルのモーター、次いでハンダクラックや半導体、液晶表示・・・と言ったところでしょうか。
状態の良い個体は非常に貴重ですね。クルマの中で夏場に使うなどと言うのは以ての外で(笑)、高齢者に400m全力疾走させるようなもんです。
思えば、88年だか89年にD-20を購入し、カーマウントキットを取り付けて季節問わず酷使し、何度も入院させてしまいました・・・。懺悔ですぅ。
やはりピックアップから来る例が多いですか。
仕舞いこんでいて使用頻度が少なかったらグリス固着とかが多くなってくるのでしょうけど・・・
貴重な古きよきものなので大切に且つじっくりと楽しみたいと思います。
因みに最近のSONY機だとピックアップ移動用モーターが真っ先にダメになる例が多いようです。
頂いたものも含めて10台以上そういう奴があります。
ディスクはちゃんと回転して、ピックアップも元気にCDを読み込もうとするのですが、そのピックアップユニットが右にも左にも動かないってパターンです。
据え置きも含めて基本的にはピックアップが一番やばくなりやすいということで、最近のSONY機用のピックアップ取りに・・・なんて考えでジャンクをゲットしたらピックアップばかり溜まってモーターが品薄ですよ(笑)。
グリス固着も多いですね〜。
バラしてアルコール等で洗浄組み直しで大抵は復旧しますが、ご老体はバラすこと自体がハイリスク。怖いですよね。
最近のソニー機のピックアップ移動用モーターの故障と言うのは、どの辺の機種でしょう?D-NEシリーズですかね。PCDP用の小型モーターって、結構高価なんですよね!
ちなみに、D-E707等のピックアップよりターンテーブル用モーターの方が数百円ですが高いんですよ(確か3240円?とか)。
これは意外でした。「これはかなり精密に出来ているので・・・」とのことでた。やっぱりポータブルの部品は高価ですね〜
いつもだらだら書いてすみません。だらだらついでに、本日の作業は、ジャンク三台の現役復帰です。
D-265・・・外装メタメタ、電池室腐食、音飛びほか。
D-245・・・同じく傷だらけ、電池室カバー割れ、リードせず、スピンドル割れ。
D-E707・・・音飛び、トラックモーター途中停止、コーヒー(多分)侵入でバリバリ。
作業結果はまた後日!三台で500円!さあ、直るか!?
ピックアップ移動用モーターが弱いのは、そうです、D-EJ2000やEJ700〜D-NE20/820/920/730/830等に搭載されている薄型のアレですね。
それと違う奴ですが、D-E660もピックアップ移動用モーター故障の個体を2つ持っています。
ピックアップは意外と丈夫っぽいですよ。
ところでその三台はひょっとしてヤフオクですか?
機種名と価格的に商品ページを見たような気がします。
それではうまくモノになることを祈ります。
あー、やはりあの小型モーターでしたか…。
手持ちの当該機種は今んとこ大丈夫そうです。でもモーターも消耗品ですからねー
ジャンク三台はリサイクル店で確保した物です。
「動作不明・ジャンク品です。一個250円」と言う微妙なお値段で埃まみれで売られていました。
「買ってって!買ってって〜!」
と、円らな瞳でこっちを見ているPCDP君たち。これはもう連れ帰るしかないでしょう。
お店の人に「三台全部買うから負けて〜」と笑って言うと、「じゃ〜全部で500円でいいや」
そんなワケで、我が家の仲間となった三台、作業完了しました。
D-265はヒビ等もあり、宝箱からD-365のボデーを出し移植。電池の端子も交換、ピックアップ調整で復帰。
D-245は在庫から下カバーごと交換、ピックアップは完全にダメで在庫から交換調整、スピンドルモーターのお皿交換。こいつもこれでOK。
E707はコーヒーでガビガビ。一番新しいクセに一番手間がかかりました。基板と駆動部は歯ブラシを使ってアルコールで洗浄。ピックアップは調整するも不動。在庫から交換。ボデーや表示部もコーヒーにやられていましたから洗浄。どうにかキレイになりました。三台とも現役復帰です。500円で結構楽しめました〜。一台あたり約175円ですかね(笑)。
いつも長々と失礼しました!
そうでしたか。でも3台500円というのはラッキーだったじゃないですか。
家の近くでは最近はPCDP自体が出ないですね。まあ中古市場はなんでもそうなので仕方ありませんが。
>「買ってって!買ってって〜!」
物凄くわかりますよー。PCDP以外でもそうですが訴えかけてくるものがありますよねー。
動かんとかNGとか書いてある奴も「俺動くよ」と彼らが教えてくれて、実際にものになりましたからねぇ。
いやぁ、でも全部復活とはさすがですね。
私は現在きまぐれなSL-S350Cとお話中でございます(笑)。ここんとこ暫くごきげんナナメです。
「きまぐれなSL-S350C」
あははは・・・「気まぐれ」実に良く分かります。
うちでは「気まぐれなD-475」です。ピックアップが「ついに昇天したか?」と思うと、古いCD-Rでもすいすい読んだりします。
このじゃじゃ馬娘が〜!
そうなんですよ。まさにじゃじゃ馬ですよね。
我が家のじゃじゃ馬連中は今のところSONY D-131、D-331、Panasonic SL-S350C(1)といったところですね。
他は整備で押さえつけたorパーツ要員に降格といった感じです。
350Cなんかは一時期は完全に戻ったんですけどね。欲が出てしまいまして。
「もうちょっと絞ってやろうか・・・」
と、ごく微量イジッたところパーになってしまいました。
気まぐれで読んでくれたり読まなかったりというような状況です。
まず音とびが出るようになったという事ですが、ピックアップが怪しいかもしれませんねぇ。
レンズクリーニングや可変抵抗調整でうまいこと読めるようになる場合もあります。
どうか復活する事を祈ってますー。
たいした事答えられずゴメンナサイ、最近ネタ切れ感があるので、何かあれば遠慮なくメール・コメントどしどしお寄せください。
貴重なD-22ですもんね、あせらずゆっくりとどうぞ(^-^)
私もS500の修理を半年くらい放置してました。
先日、愛用しているD-22の音が突然出なくなってしまいました。
症状は再生するとCD読取をして時間がカウントされます。曲のスキップも問題ありません。再生中にボリュームを上げると遠くで「サー」と鳴っています。
また、早送り/早戻しをするとCDの音が出ています。
愛着のあるD-22なので何とかしたいです、お力をお貸し下さい!よろしくお願いします!
まあ、コンデンサ及びそれによる基板部品等への影響でしょうね。
コメントの日にちを見ましたら、なんと2010年辺りで、いやはや、歳月人を待たず。私は昨年還暦になりました。
その後、D-22等は元気に動作していますか?
ウチの子たちは相変わらず分厚いサウンドを奏でています。1989年の製品ですから、
えーと、何年だ
36年ですか
それがまだ現役で、しかも近ごろの機材に負けないパワーでヘッドホンを駆動している。
すごい事ですよね。
ヘッドホンですが、今更ですがソニーのZ1000の上物を見つけ、気に入って使っています。
この組み合わせがまた、タマランのですよ。Z900も7506もヨイのですが、Z1000の引き締まった低域、これでもか!と言う中高域の解像度。ディスクに記録された音が全部聴こえるようです。
近い世代のD-11やD-33も負けず劣らずヨイのですが、実はD-111が隠れ名機な気がしませんか?
先日ジャンク500円で落札した111を整理して都合3台目の同機になりますが
ちょっと手入れしてやれば不死鳥の如く甦る、整備性のいい1台ですね。
それではまた!
ご無沙汰しております。
本当に早いもので、ついこの間と思っていた整備品も10年15年となっている現状に驚きます。
いずれも快調です、ちょっと前に思い出したように数年ぶりにD-22電源投入しましたがバリバリ快調に動作していましたので。
MDR-Z1000いいですね。私も所有こそしておりませんが聴いたことは幾度とあり、高剛性なハウジングが思わせる通りのソリッドな音で、オールドPCDPとは相性がいいと感じます。
D-111についても同意見ですね。物量が多くてマッチョなのに繊細さも持つ音は同年の211や311とちょっと違ったキャラクターで、いい意味で前世代の音を持っていると思います。
相変わらず開店休業状態ですが、また宜しくお願いいたします。
お返事ありがとうございます。D-22ご健在のこと、なによりです。
私は近年は同機をかばうあまり(笑)後発のD-33を多用していたりします。まあ、1991年の品ですから後期高齢機には変わりありませんが、8倍オーバーサンプリングにデュアルD/Aコンバーターは、なかなか分厚く豊かな粒立ちのいい音を聴かせてくれます。当時のヘタな据え置き機より贅沢な構成かもです。
話は変わりますが、CD-TEXTの記録があるCDや CD-Rをですね
我が家のD-E880やCJ01に入れますと
壊れた?ピックアップダメになった?
と、焦るほどに最初のローディングに時間を要するんですね。恥ずかしながら、つい先日気づきました。
D-E880はGプロテクション搭載になってすぐの機種で、もちろんtext未対応です。D-CJ01はソニーのCDウォークマンとしては最初のMP3対応
機で、text対応みたいです。ただ日本語は出ないですね。こちらも最初のローディングに時間がかかり、故障かと焦ります。
そんな、かなり脇の話でした。
D-33はD-11や22系統の4AAディスクマンの最終型で各機種のいいところや悪いところをフィードバックした集大成的機種ですよね。
素晴らしい一台と思います。
CDはなんやかんや様々な規格が乱立していて機種によって対応非対応や、ローディングのアレとか、色々ですね。
古いマッチョな機種だとなんでもお構いなしに脳筋再生したりするのもあって面白いです。(機種は忘れましたがCDDAじゃないやつを普通に再生したものがあります。もちろん無音)