みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
bukiyoubinbouさんがブログで(http://d.hatena.ne.jp/bukiyoubinbou/20100527/1274967923)SX482をあけていらっしゃったので、私もあけてみようということで久々に引っ張り出してきました。

私のSL-SX482は2007年4月にビックカメラで購入したものです。6000円ぐらいだったかな?
確かこのころまでに狙っていたSL-CT730と830が消えてしまったので、SL-SX482もそろそろか・・・ってことで滑り込み購入したような状況だったと思います。違っていたらゴメンナサイ。
国内の松下最終機です。上位2機種を生産完了して廉価機のこいつを残したという点は、ちょうど現在のSONYと同じ状況ですね。(するとEJ002生産完了ももうじきか!?)
デザインや大きさについてはSL-SX482もD-EJ002も正直微妙なので中々食指が動かないことと思います。現に私がそうだったので。
これだけPCDPが好きな私でさえ躊躇するのですから大方のみなさんは尚更そうなのではないでしょうか。
D-EJ002と比較して、音質や機能についてはSL-SX482の圧勝。2000円くらいの価格差はないも同然です。しかし当時は当然SONY D-NE730がありましたから、メーカーにこだわらない人で音質機能性重視の人はそっちに流れたのではないでしょうか。
いまSONY D-EJ002と中古のPanasonic SL-SX482で悩んでいる人には迷わず後者をおすすめしますが、PCDP絶滅阻止などを考えて是非D-EJ002を買いましょう。
ところでこのころの私の常用機種はSL-CT800やSL-CT820で、たまにオールド機も使用する、という感じでした。
はいそうです、みなさんお分かりの通りこのSL-SX482は殆ど使用することなく現在に至っています。5回くらい使っただけじゃないですかね?
前回引っ張り出したのも本家サイト「スタフ屋」の項目を掲載するときでしたから、今回約1年ぶりのお目見えです。
さてあけかたですが、bukiyoubinbouさんのところで紹介されている通りです。
右側にツメを引っ掛ければマッハで外れました。マイナスドライバーを用意して気合を入れていましたがそんな必要はありませんでした。
ほかのどの高年式機種よりもよっぽど簡単にあきます。
私の拙サイトのSX482項目であんなことを書いていたのが恥ずかしくてたまらなくなりました。顔からキャンプファイアー状態ですよ。なんで去年試さなかったんだって話です。
そんなわけで後ほど(明日以降になるかもしれませんが)サイトにも画像を追加して、文章も追記します。
ところでコイツは内部クリアランスがものすごいのでコンデンサー交換にはうってつけのモデルです。
悪名高いPBフリー基板ですが、パターンが大きいこととパーツ点数が少ないことで作業は非常にやりやすくなっています。
なのでコンデンサー交換をしたことがない人や自信のない方が初めて挑戦するのにも良いかもしれません。まあ半田のノリは良くないとおもいますが。
私がSL-SX482を購入したのはコンデンサー交換も目当てにしていたので、早速コンデンサーをチェック。
ほかの松下機と同じように、まさに想像通りのものが。しかし、手許には揃っていませんでした。
そんなわけでまた後日パーツを揃え次第、コンデンサーを交換したいと考えています。
青が1台あるだけだから白や銀のモデルも早いとこゲットしたいな。
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-SX482紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/slsx482.html
Panasonicオーディオ商品ライブラリー→http://panasonic.jp/support/product/audio/SL-SX482.html
【PCDPの最新記事】
しかし私のシルバーより青、白のほうがカッコいいですね。
コンデンサ交換結果、楽しみにしてます。
追伸として一つ前の記事のリンクが、
管理画面リンク?なのかな。
はじめは銀を選択したのですが、箱のイメージ写真を見て青にかえました。
今見ると銀も大変良い感じです。
コンデンサ交換は大したことにはなりませんが一応記事にする予定です。リード線引っ張ればMUSE KZ25V1000uFも入りそうでしたがギリ干渉しました。
ミスのご指摘有難うございました。
まさにその通りです。早速修正いたしました。
先日片づけをしていたら行方不明だったSL-SX482がひょっこりと出てきました。
パナの最終製品になるのが明らかだったので確保したものの、硬くてざらつく音ゆえあまり気に入らず死蔵していたのを思い出しました。十数年ぶりに聴いてみても印象は全く同じ。
長年行方不明で特に思い入れもなく惜しくもないので、どうせだからと秋葉原で買いだめしておいた導電性高分子コンデンサにごっそり交換したところ、ざらつく音は滑らかになり、音に奥行きと立体感が出て、デジアン系で最も好きな音に化けてしまいました。ちょっと響きすぎな感も出てしまったのが玉に瑕。
この子は曲間レジュームですし、電池交換しても音量は保持されるし、何をやっても音飛びしないし電池持ちもいいので一気にベッドサイドのお友になってしまいました。
調子こいて同じデジアンでコンデンサ構成も似ているSL-SX330Zにも同じ処方を試みたのですが、こっちは残念ながらSX482ほどには化けることはありませんでした。何が違うんだろう。
相も変わらずなかなか更新等できずです。
似たような機種でも微妙な回路構成等あるんですかね。
気付けば高年式機種も10年15年20年と、随分古くなってきてしまっています。
いよいよ所有整備済個体たちも再整備、つまりは「二度目のコンデンサ全交換」の時期になりつつあるのかしらと、色々悩みは尽きません。
元々がSX320をデジアン化したのがSX332/SX330Zという来歴のせいなのか、SX320の癖を引きずってデジアンの割に輪郭が甘い音で、コンデンサ交換後しばらくは同じ傾向のままやや鮮明になった程度でしたが、あるときから急に音場が広くなり輪郭もより鮮明になり驚きました。SX482より輪郭が少し甘いのですが、デジアンでは一番好きな音に心変わりしちゃいましたw
それにしても4V/470μFのコンデンサの交換は悩みどころです。SX330ZもSX482も分厚いので10mmハイト品が難なく入ったので良かったのですが、CT500系みたいに5mmハイト品しか入らないと交換もままならず。。。経験上CT500系は4V/470μFが死にやすいので不安要素です。
ある程度通電していくことで変化もありますよね。
私はその手の奴は現在はチップタンタルか5mm高のものをデジキーとかそういったところで買ったもので対処しています。