本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S160改
本日の持ち出しCD :南翔子「」 (自分編集アルバム)
みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今日は風はアレですが日差しが強く暑かったですね。東京は明日も暑いみたいですよ。
行きつけの美容室が31日で店をたたんでしまうという事で本日葉書が来ました。数少ない憩いの場だったので残念です。
とはいえ同じ会社の別のお店にスタッフさん移られるみたいなので安心です。
東中野駅付近にありますが、使用路線の関係で中井駅から徒歩かバスを使うことになりそうです。
わたくし、家と各目的地を行き来する以外は寄り道を殆どしないのであれなんですよ。自転車やランニング、ジムなどの運動をするときも寄り道とか全くしないですね。
なんかもっと行きつけの店とかたくさんあったり、いろんなお店を知りたかったりもするんですけどね。
いきなり話が逸れていますが本日はPanasonic SL-S150について書きます。先日楽天オークションで見つけて、若干値上がりしましたが写真で「2DAC」の文字が見えたので、持っていない機種ということもあり落札しました。

この機種はどうやら最後のハイビット機のようです。
今日実際に手にするまで最後のハイビット機はPanasonic SL-S303/505だと思っていました。
中身を見たりインターネットで調べたりして、ハイビット機であることが分かりました。
いきなりマイベストPCDPになりそうな勢いです!
それにしてもまーアタリを引きましたね。
音も形も気に入りましたし、何より後述する互換性の高さがたまりません。
製造出荷年月と型番から察するに私の持っているSL-S350/570と同年の機種だと思いますが、なぜ最下位グレード機種がハイビットなんでしょうね。パーツが余っていたのかもしれませんね。
1993〜4年製造ということで文句なしに一番高年式のハイビット機です。私の手元に届いた個体は製造出荷が1994年1月だったので、もうすぐ16年ですね。
年代的には私が「中期SL-S」に分類している1994〜6年期製品の一つとしてもいいでしょう。(というか、今まで1994〜6としてきましたが、1993〜6とした方が正しそうなので、今日からは「中期SL-S」の定義を「1993年〜1996年機種」にしたいと思います。)
ハイビット機ですがトラバース(ピックアップユニットとモーター等が一体になっているパーツ全体)はこれまでのSL-S303/505等のものではなく、SL-S110/160/170/180等と同じものでした。
ということはですよ。
先日私が「オールド機 泣く子も黙る ハイビット」内で紹介したような問題点が無いんですよ!!
まず、ハードウェアレベルでの耐震性能ですね。SL-S303/505はそこそこですが、それでも中期SL-Sシリーズに劣ります。
このSL-S150は中期SL-Sと同じユニットを採用しているので振動に強いです。
それからピックアップユニット周りを先に挙げたような機種から移植できるので、これからも長い間安心して使えます。
今までのハイビット機に使われているユニットは新しくても1992年製で古く、さらに現在出回っている在庫数を考えれば、これから先交換用のピックアップユニットを入手することは絶望的です。
ということは現在の所持個体が駄目になったら諦めるしかない可能性が大きく、安心して常用できません。
しかし、先に挙げたような中期SL-Sシリーズはそれらに比べてまだまだ沢山流通していますから、パーツ取り用の「ドナー機」を多く入手することができるわけです。
ピックアップユニット周りが駄目になっても、基板さえ生きていれば大丈夫ですね。
こういう互換性のあるハイビット機が欲しかったんですよ。
基本的に、PCDPで一番最初に駄目になるのはトラバースとフィルムケーブル(特にスイッチ基板と本体基板を繋ぐ部分のやつ)ですから、ここんとこは大変重要なポイントです。
詳しくはまた本家サイト「スタフ屋」のSL-S150紹介ページで紹介することにします。
そういうわけで、交換可能パーツがあるこのSL-S150をこれからバンバン使いまくりたいとおもいます!!・・・が、そこは私ですから。
皆さんお察しの通り、私は二台目三台目がないと使えないんですね。SL-S150をお持ちの方はぜひ楽天オークションに出品してくださいね。
また後日、本家サイト「スタフ屋」に掲載しますので皆さんどうぞご覧ください。
みなさん是非「うきょうたかしのPCDP&CD日記」「スタフ屋」を方々でバンバン紹介してやってくださいね。
ありえないほどアクセスが伸びなくて困っているんですよ。
三日坊主で放置状態のブログでも結構カウンター回っていたりしますが、このブログのアクセスの殆どは恐らくロボットサーチに占められているんじゃないでしょうかね。
私もみなさんに認知・購読して頂くために毎日頑張って更新していきます。
本日は最後のハイビット機Panasonic SL-S150を紹介しました。
まだまだ持っていない機種がたくさんあるのでどんどん集めていきますよ。
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-S150紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls150.html
(SL-S150紹介ページはまだ設置していません)
【PCDPの最新記事】
D-22だとさすがにでかいので、S150は結構役立ってます。
これからもよろしくどうぞ。
SL-S150良いですよね。聴けばわかる良さがたまらないです。
D-22もお持ちなんですね。羨ましいです。私も以前友人に借りましたが、音・大きさ・重さは凄いものがありますよね。
Tiiduka様のブログ拝見しました。
非常に濃い内容で恐れ入ります。
私のサイト・ブログはまだまだ未熟ですが、
PCDP情報の掲載に尽力してまいりますのでこちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
Tiiduka様のブログをお気に入りブログとしてリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
よろしくどうぞお願いします。
D-22は良いですね。
センターマイナスのACアダプタなんですね、あの頃は。
9VのACアダプタに+-を逆にするアダプタかましてます。
D-99もあるのですが、電源は入り、表示部のバックライト点灯、CDは回転するのですがPickupが死んでるようでこっちは残念でした。
早速更新しました。
アクセス数がとても少ないのであれですが、数少ないPCDP情報サイトだと自負しているので頑張ってまいります。
偶然ですね、私もD-99を所持していますが同じ症状です。
ハードオフで不動品を買って、調整して何とかなっていたのですが結局そんな感じになってしまいましたね。
外観がダントツに好みだったことと、オールド機ならではの音質を気に入っていたため、残念でした。
ドナー機もそうそう出てくることはないでしょうからねえ・・・
D-99といえば1990年発売ですが、2ヵ月後には90年代が遂に20年前の世代になってしまいます。
月日が流れるのははやいですね。
D-99を分解してみましたが、ピックアップ以前に電源関連のルビコン製コンデンサが液漏れしており一旦組立て、そのまま放置してます。
シークしようとしてる感じがあるのでコンデンサ交換で直ってくれるといいんですが、部品買って交換するのも面倒なもんで。(苦笑)
コメントありがとうございます。
S290/390/490はひじょうに設計が良いですから、音はもちろん動作や耐用年数も際立っていると思います。
参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
2022年に多数台入手時の個人的な感想ですが・・・
ガラスレンズ搭載の中期トラバース
(前と勝手に呼んでいます)は
耐久性が高く中古入手でも問題なしが多いです。
SL-S140等搭載の中期トラバース
(前と形状的な互換性が無いので後と勝手に呼んでいます)
はヘタっていることが多く音飛びし易いですね。
グリスアップをし直しても全然ダメでした。
SL-S310等の後期トラバースは入手時から
ガタガタの個体ばかりで、
音飛びがデフォルトみたいな感覚です。
コストダウンの所為なのかな?
お気に入りの中期トラバース(前)は
タマ数が無くなる直前に
SL-S110/155/160/170/180を
動作未確認や不動品含め多数台を確保し、
回転カタカタ音・音飛び無しの予備トラバースを複数台作りました。
ピックアップ移動用のモーターは
機種か年代でギアが異なるようで
ポン付け出来ないモノもあるようです。
目的は手持ちの2台のSL-S150延命の為です。
2軍3軍の部品で組み直した
上記中期(前)モデルも動作は絶好調で
1bitのスッキリとしたヌケの音質も好きですが、
懐かしくも同じ時を過ごした
16bitの8倍オーバーサンプリングの
中低域に厚みのある音質のSL-S150は別格ですね。
イヤホンも同時期の
Panasonic RP-HV80を未だに使っています。
トラバース足部もSL-S180の物に変更してご機嫌仕様のSL-S150です。
気温の劇的変化によるコンデンサ劣化に
気を付けて使えばこの先10年は戦えそうです。
この度は勉強させていただきまして
本当にありがとうございました。
ご感想、まさにその通りだと思います。
私がもうずっと以前に全く同様の感想を抱いておりましたが、現在も同様みたいですね。
如何せんサイトブログともに開店休業状態ではありますが、そういった何らかの参考になることが出来ましたら幸いと思い、今年もドメインwebサービスの更新料を納めました。