2009年10月26日

オールド機 泣く子も黙る ハイビット


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S30
本日の持ち出しCD :ヤプーズ「ダダダイズム」、SHOW-YA「HARD WAY TOUR 1991」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今日は酷い天気でしたね。運悪く雨風の強い時間に外を歩いていたので濡れ鼠になってしまいました。

20091026sls30_05.jpg

朝起きたときは気分がよかったので秘蔵のSL-S30を持ち出しました。
私は現在2台のSL-S30を所持していますが、いずれも1990年製です。1989年デビューの機種なので是非とも89年製品が欲しかったですね。沢山所持していますが80年代製造の個体は残念ながら一つもありません。以前店頭で中古のSONY D-Z555(1989年)を見つけたことがありますが、そのときはスルーしました。

SL-S30については本家サイト「スタフ屋」を見てもらえば分かると思いますが、16bitDACを搭載したハイビット機です。
各社殆どの機種は1bitDACを搭載していて、ハイビットDAC搭載機種は「本当のオールド機」だけですね。大変貴重ですので動作品をお持ちの方は大切に保管していただくか、楽天オークションにて出品していただければ幸いです。

私は70数機種100台以上のPCDPを所持していますが、ハイビット機の動作品は僅かに2機種4台しかありません。是非ともあと50台くらい欲しいですね。

ハイビット機の良いところはやはりその音質にあると言えますが、他の1bit機種とはいろいろな意味でわけが違うと私は思っています。ハイビット機をお持ちの方で、音質に満足できていない方も居るのではないでしょうか?

ハイビット機を生かすも殺すもヘッドホン次第だと私は考えています。

よく「ポータブル機器みたいなチープな機器に、良いヘッドホンは繋げない」と言う方が居ます。
多くはそうかもしれませんが、先に書いた通りこのハイビット機はワケが違います。

高級ヘッドホンをつないでみてください。
ハイインピーダンスもどんとこいです。古いPCDPは300オームも600オームもバンバン鳴らします。
高級ヘッドホンにもいろいろ有りますがモニター用なんかはハイビットオールドPCDPには特に合いますよ。

モニター用は耳に刺さるから音楽鑑賞には向かないというのが定説ですが私はそうは思いません。まあここは個人の好みなのでアレですが、モニター用ヘッドホンは慣れると良さが分かります。

特にオールドPCDP(それもハイビット機)に繋げば、低域から高域まで繊細で柔らかいハイクオリティーサウンドを楽しめます。

私もモニター用ヘッドホンを購入したころはハズレを引いたかなと思ったものです。今ではモニター用以外は考えられなくなりました。

高級といってもそんな何万何十万円とするものを用意しなくても、1万円前後のヘッドホンで差が分かってきます。

私が使っているパイオニアのMONITOR8はあまり良いものではありませんが、それでも流石モニター用とだけあって使ってみると違いが聴こえてくるものですね。
私の理想はSONY MDR-CD900STやMDR-SA5000ですが、後者はやっぱり高いので購入をためらってしまいます。


是非とも皆さん高級ヘッドホンを使ってハイビット機の実力を引き出してあげてください。
高級ヘッドホンでハイビット機独特の音を愉しむひと時はそら恐ろしいほど良いものですよ。

口や文では到底表せない「良さ」のかたまりこそハイビットPCDPだと思います。ハイビット機を持っていて、その実力を生かしている人にしかわからないものです。


わたくし右京崇ベタ褒めのハイビット機ですが、後の機種に劣るポイントもあるんです。
駆動時間はあれとして、私が一番残念に思うのはハードウェアレベルでの耐震性能です。以前オールド機はハードウェアレベルの耐震性能に優れていると書きました。しかしこれは主に90年代中期の製品のことで、それ以前となると残念ながらあまり振動に強くないんですね。

SONY機は持っていないので分かりませんが、松下のSL-S30と303・505(当方所持機現在不動)はあまり良くありません。
実際今日持ち出してみて改めて感じました。
やはり耐震性能が優れているのは私が「中期SL-Sシリーズ」に分類している1994〜1996年期の製品ですね。

それを考えると「本当のオールド機」であるハイビット機は家で使うのが良いですね。それ以外でも、外はうるさいですから折角高音質機を持っていても台無しになってしまいますしね。(ここんところ私は違った考えも持っているんですよ。騒音で音がかき消されるからこそ、イヤホンから出る段階での音が良くないとまずいということです。)

あとはハイビット機の寿命ですね。
ハイビット機はどれももう古くなってきているので、いつ駄目になってもおかしくありません。
私の好きなPanasonic SL-Sシリーズは2000年まで生産していたので
若い奴はまだ9年落ちで済みます。が、ハイビット機となると新しくても20年前後になるのではないでしょうか。私の持っている中では1992年3月生産のSL-S303が一番新しいものになりますので、それでももうすぐ18年になりますね。

私の持っている1bit機で古い機種を調べてみると、
○SONY D-99(1990?)
○SONY D-202(1991?)
○Panasonic SL-S350(1993)
○Panasonic SL-S570(1993)
というところなので、ハイビット機はこれ以前のはずですからどんなに新しくても16年以上になりますね。

残念なところですね。

ハイビット機はもうとにかく文句なしに最高なので是非ともメーカーさんにまた作っていただきたいと私は思っています。
今度は24bit×2DACのツインアンプでオールOSCONの凄い奴を作ってもらいたいですね。60000円迄なら3台買いますのでメーカーさんはどうぞご検討ください。


文中で松下PCDPの製造(出荷)年月を表記していますが、松下とケンウッドのPCDPはシリアルから製造(出荷)年月が分かります。
松下については既にPCDP紹介ページに書いていますが、ケンウッドについてはまだ書いていないので次回更新で書こうと思います。
ケンウッドは上1桁が西暦の末尾でその次2桁が月です。2000年代以降の製品は持っていないので分かりません。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/pcdp.html
SL-S30紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls30.html
posted by うきょうたかし at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP
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