2015年05月21日

Just earを試聴してきました


本日の持ち出し機種:
本日の持ち出しCD :



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
サイト・ブログとも更新したい内容が多くあるのですが、如何せん更新できない状態が続いていてもどかしい日々です。

さて先日恒例のヘッドフォン祭りが開催されました。
ヘッドフォンオーディオの最大級の祭典であり、私も当然行きたくて仕方が無かったのですが残念ながら休みではなかったためいけませんでした。

今回もまたDAPもヘッドフォンもイヤフォンも様々な面白いアイテムが色々と出てきているようで、せめて誰かにパンフレットを貰ってきてもらうよう頼んでおくんだったなあと後悔しています。

今回の最大の目玉の一つ、Just ear。誰もが知るかの松尾伴大氏が開発に携わり、先行した情報公開からも値段やその仕様から度肝を抜いたものです。

松尾氏といえば「耳型職人」ということで随分と前から新聞やメディアなどで多く取り上げられている人で、私も当然面識はないものの名前は知っていました。

SONYのヘッドフォンイヤフォンの人気シリーズにも多く携わっていますね。
MDR-EX800ST、MDR-EX1000、MDR-EX90、MDR-1R、MDR-MA900、XBシリーズ・・・

ここで残念なことをあげると私は上記シリーズがほぼ好みではないんですよね。
MA900とEX1000は割合と好みなのですが、そのほかはもう全然で。
そのため私自身は自分の音の好みは松尾氏の音作りとはまったく別のところにあるのだろうなと考えていました。
同じSONYでいえばPFR-V1の山岸氏の音作りが好みに近いのかもしれません。


しかしながら聴いてみないことには分からないわけで。
これだけの価格と、またプロデュースの前面に立っているわけですから、ひょっとすると今までとは全く違う音かもしれないぞと。

悩みに悩んだ末思い切って試聴しに行くことにしました。

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試聴ブースは実に贅沢な空間でした。
ここでいいのかな、はいっていいのかな、という感じで覗き込んでいたら東京ヒアリングケアセンターの人と松尾氏が快く迎え入れてくれました。

Just earのラインナップは大きく別けて2つ、もとい、これでなければJust earではないであろうというモデルXJE-MH1ともう1つXJE-MH2です。

MH1は音質調整モデルであり松尾氏が直接チューニングをしてくれるというモデル。30万円とかなりの値付けではありますがコレはかなり安いのでは、と思わせてくれます。
MH2は三種類の音質プリセットモデルであり、通常はこちらを選択する人が多いかもしれません。

試聴機はMH2の三種類で、モニター・リスニング・クラブサウンドです。

20150521002.jpg 20150521003.jpg

その名のとおりモニターはフラットでリスニングは聴き易くてクラブは低音なのだろうと想像させます。

今回用意した再生機はD-Z555改とSL-S30改のふたつと、音源は新世界よりのハイレゾ→CD変換音源と堀江由衣の「ワールドエンドの庭」、刀根麻理子のベストです。

音質や製品の評については皆さんがもう星の数ほどあげているでしょうから私があれやこれやと書く必要はもう無いでしょうね。

結果からいうと私の好みはリスニング>モニター>クラブでした。
購入するのであればMH1になると思います。

さて、まずはじめに聴いたモニターの音質ですが、意外とモニターらしくないなというところでしょうか。
全域に渡り滑らかな音で、これは良い意味でモニターらしくないところ。私個人としてはもうすこしボーカルが遠いほうが良く、上のノビと下の締まりがもう少しあれば、というところでした。

次にリスニング、これは人によっては若干きついかもしれません。私はコレぐらいで丁度良いですが上が結構出ている印象です。もう少し一音一音に粒だちがあればなというところでしたが、3モデル中では一番良く感じました。MH2から購入機種を選ぶのであれば迷わずこれですね。

最後にクラブ、これは期待していませんでしたがなかなかに良いところを付いています。
多くの低音重視モデルは低域がボンついていて締りが無かったり、ほかの帯域を邪魔していたり、なかなかに量と質とを求めるとどっちつかずとなってしまう、ヘッドフォンイヤフォンで一番難しいところなのではないかなと私は思っていますが、結構良いまとめ方をしています。
中高域もしっかりありますし、その上で低音重視。オーケストラの低音支配楽器が実に素晴らしくきこえました。
クラブより寧ろジャズやオーケストラ音源に合うのではないかなと。


XJE-MH2全モデルに共通していることですが、音の繋がりや鳴らし方が実に滑らかであるというところが非常に好感の持てるポイントだと思いました。
3モデルとも値段が先行しているため中々直ぐに決断は出来ないところではありますが、アフターサービスや製品のクオリティ(シェルが実に美しいんですよ。)、松尾氏というネームバリューだけで十分でしょう。
なので先にも書きましたがMH1の30万円は寧ろ安く見えてきます。

今回試聴しに行って音に非常に感心しました。そして松尾氏と気付けば結構なお時間お話させていただいて、もっと長いこと話たいなあ、などと贅沢な思いですよねこれは。

大変有意義なひとときでした。
いつかはMH1ですかね。

ただ「良い」だけのハイエンドだけでなく、「キャラクター」を打ち出したハイエンドがこれから大いに期待されるべきポイントであると思います。
松尾氏のような著名で力のある方に努力していただいてですね、いずれはスーパーなPCDP、ウルトラなPSACDP、マーヴェラスなPDVDAP・PBDAPが出る日を期待したいたいところです。


20150521004.jpg


Just ear公式→http://www.sonyengineering.co.jp/company/products/justear/
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
posted by うきょうたかし at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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