2015年06月11日

D-223ファミリー、D-220


本日の持ち出し機種:SONY D-223改
本日の持ち出しCD :妖精帝國 Hades the other world



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
PCDP収集は幸か不幸か、色々な意味で終息期を迎えつつある今日この頃ではありますが、意外と新規入手機種があったりします。HP未掲載機種も100近いのではないでしょうか。

今回はその中からひとつ、SONY D-220を紹介します。

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Discmanを多く集めている方は一目見て直ぐに海外版であるなと分かるその上蓋であります。
D-120と全く同じ形状であり、型番からもD-120の海外版であろうという予想は直ぐにできるところであります。
正直なところ今現在D-120はトラバース要員として以外全く有用性がない機種のひとつといってもいいくらいですが、まあオールブラックのボデーは格好良いですし、何より持っていない機種ですから。
それにD-121/127などをはじめとして、日本版と海外版で明らかに同じであろう機種なのに中身がまるで違うなどということも多々あります。

色々な期待をしつつ購入。
早速中を見てみましょう。

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HP端子にリモコン部分が無い以外は、はい、D-223ですね。
地味ですがビープ音がデフォルトで無いのは好印象。SONY機の操作音の消し方は「ツートップ」Tiiduka氏のブログにて・・・

D-223といえばもう私のサイトブログではおなじみですね。この機種については私が見出した機種といっても間違いではないでしょう、昔から名の良く知られた弩級機種以外での所謂「有象無象」から銘機種を多く見出しサイトとして公開した実績は多く私にあるところではないでしょうか?

D-220はD-120と思わせておきながらのD-223海外版という結論ですかね。

D-223は純正とほぼ同じ構成から、様々な音質対策コンデンサ選定での整備を多く用意していますが、今回は中々にスペシャルなパーツをおごりましょう。

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SONY機に多く採用される有機半導体OSCON10V33uF(6.3ミリ径5ミリ高)、これは長らく代替のいいコンデンサが世の中に存在しなかったのですが少し前にFPCAP25V33uF(6.3ミリ径5ミリ高)が出たため私の指名イチオシとなっています。まあまだ有機OSCON10V33uFのストックも潤沢ではありますが。

FPCAPやSEPCなどの高品質な固体コンでかため、PCDPの音の要、HP出力にはこれまた私の指名コン、VISHAY 597D(1個600円)を惜しげもなく投入。

597Dではありませんが、昔からSONYの「聴いてすぐに違うソレと分かる機種」にはふんだんにこのヴィシェイオレンジが基板についています。

写真ではまだ松下KS青やニチコンMP、東信UTCXが見えますが、これも近日中に固体に置き換える予定です。


D-223ファミリー。これに写るD-223はMUSE F95、D-225CRは松下KS青、D-220は597DがそれぞれHP出力についています。純正からのファインチューン、松下青のスタンダードながら全域に滑らかなサウンド、それを遙か上回るMUSE F95の解像感と中高域の描写力が素晴らしいハイクオリティサウンド、全てを凌駕する597Dの豪華絢爛ゴージャスサウンド・・・
コンデンサの音がそのまま出ているところであり、D-223という機種の素性のよさを感じます。

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スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SONY D-223紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/d223.html
ディスクマンHP端子部基板修理→http://www.sutafuya.net/pcdp/d223-1.html
タグ:SONY Discman
posted by うきょうたかし at 03:15| Comment(1) | TrackBack(0) | PCDP

CIX Designs Headphoneを買いました


本日の持ち出し機種:SONY D-223改
本日の持ち出しCD :妖精帝國 Hades the other world



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
色々と購入品や入手品はありつつも殆ど紹介できていない日々ですが、ひとつ購入品を紹介します。
こちら、CIX Designs Headphone
http://www.cixdesigns.jp/products/product11.html

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近所のドンキホーテで999円だったので買いました。
オーディオテクニカ製ということで、まあ形状からもATH-FC5であるとかATH-S100といったスタンダードなポータブル向けコンパクトヘッドフォンのひとつで無難な音ではあろうと、この価格ならまあ損は無い、何よりこういったイラストレーターコラボがちょいとしゃれている、ということで迷わず購入。

元々の希望価格は7140円、40mmドライバーで48Ω、103db、20-20000Hz。
デザイン料を込みにしてもそこまで悪くはない位置づけでしょう。

早速聴いてみます。

成程悪くないです。
低域は少しありますがうるさくなく、高域のノビもありませんがちゃんと十分なものは出ています。
所謂「オーテクサウンド」は基本線にあり、少しシャリつくと感じる人は居るかもしれませんが、低価格機にありがちなブーミーさは無いところが好印象、解像感や描写力・情報量はそれほど無いですからハイエンドには遠く及びません。しかしながら価格を考えれば優等生ではあるでしょう。
ポップスには結構強い印象で、HD25などでは低域が多すぎるなという場合にはこいつを使ってみようと思えるレベルでした。

側圧はあまりないですがこのくらいが違和感ないのかもしれません。
音漏れも意外とあまり無く、何よりコンパクトでデザイン性は良く、イラスト付きということでファッションアイテムのひとつにもなるでしょう。

普通にポータブルヘッドフォンとして使えそうです。実際に外では使っていないので電車内などでの使用感は分かりませんが十分なレベルでしょう。

私が買ったものはワカマツカオリモデルでありますが、そのほかも含め全6種、アマゾンやディスカウントショップ等でかなり安く入手できるようです。

元々の7140円という価格ではちょっと割高ではありますが、3500円前後以下での購入が可能であるならば十分にお勧めできるモデルだと思います。

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やっぱりオシャレですよ。

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スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
posted by うきょうたかし at 02:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記