2015年03月18日

ようやくBOSEのCD-M8Vをゲットしました


本日の持ち出し機種:SONY D-777
本日の持ち出しCD :堀江由衣「ワールドエンドの庭RED」、水樹奈々「Rockbound Neighbors」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
3月ももう半分が終わり下旬に向かうのかという今日この頃です。
プロ野球の開幕も秒読み段階ですね。

今回は長いこと存在を認知していながら入手機会に恵まれなかった機種、BOSEのCD-M8Vについてです。

まだ私の本家サイトがPCDPのトップサイトとなることなど思いもよらないほど昔のことです。
BOSEの古い機種にハイビットの独特な機種が有ると。
画像で一回みたきりで、後にオークションで見かけるも高騰して断念、というものでしたが、ようやくゲットできました。

こちらですね。

20150318001.jpg

少々大きめで独特のデザインは一度見たら忘れることはないでしょう。CD-ROMユニットのようなトラバースと16-Bit DUAL DACの文字が実力を期待させます。

単三4本駆動、非常に滑らかな音が特徴的です。残念ながらホワイトノイズレベルがかなり大きく、所謂中国系駄機種でおなじみのサー音と同じかあるいはそれ以上、というくらいはあります。

とはいえ音楽が鳴っていたり、またいまPCDPを使う人はだいたい皆さんならしにくい音の良い大きなヘッドフォンやイヤフォンを使っているでしょうから、実際に気になるかといわれればそうでない場合が多いとは思います。例えばER-4Sなどでは気になるほど聴こえることはありません。

ゲットした時点ではまるでまともに再生しなかったので本来の音がどういうものかは分かりませんが、カップリングにAudioKAを使用した私の整備個体は非常に滑らかでナチュラルな音ですね。全域にわたり自然なつながりと広がりを感じます。

例えばD-NE20が硬いナチュラルであるとすれば、これはやわらかいナチュラルです。

非常に耳あたりの良い、でも曇りや篭りなどのマイナスイメージは感じさせない、まさに大地のような雄大でナチュラルなサウンドです。
女声ヴォーカルで言えばドライな質感と余韻の表現が実に生々しいです。

HPAは中国ユニソニックのA4533というものです。あまりみないチップですが、中々に実力派なのでしょう。


そして実は5年ほど前になるのですが、「BOSEのCD-M8Vじゃないか?」というPCDPをゲットしています。
こちら、遊歩人のSK-C9。

20150318002.jpg

ガワの形やトラバースはもう全く一緒ですよね。でも実は中身は結構違っていて、遊歩人のほうがでかいフィルムコンがドカンと付いていたりして面白いのですが・・・

チップやその他大方の構造は確かほとんど同じで音も同じようなものだったと記憶しています。
1bitの表記はありますが所謂別格シリーズに分類してよいのではないでしょうか。


いずれも音質は高いレベルにあり、また独特なキャラクターがあります。
非常に入手は困難なものだとは思いますが、聴いてみて、また眺めてみて、実に悦びを感じる一台です。


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BOSE CD-M8V紹介→後日
遊歩人 SK-C9紹介→後日
タグ:BOSE
posted by うきょうたかし at 07:00| Comment(2) | TrackBack(0) | PCDP