みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
今回はTechnics SL-XP7のポータブル用ユニットであるSH-CDB7のバッテリーリプレイスについて書きたいと思います。
こうしたものは写真等も多くなり、ブログよりホームページでの紹介が適切かと思いますが、こちらも多くアクセスいただいているのでこちらでも紹介しようと思いました。

前回記事でも掲載していますが、こちらですね。CDerロゴが格好いいこのケースがSH-CDB7です。
XP3/5/7に対応しているバッテリー内蔵のキャリングユニットで、基本的にはこれがなければ外でポータブルすることは出来ません。
使用状況や保管状態にもよりますが、まあ現在純正のままで使用できる状態のものは中々ないでしょう。

あけてみたところです。85年9月製ですね。純正では写真のように5/4AAサイズの1000mAh Ni-Cd5本組の組電池が2セットはいっています。
写真では分かりづらいですが相当不味い状態になっています。
早速電池を取り外し、基板をチェック、整備といきます。
幸いそこまで酷い状態ではなく、パーツ交換もするほうが望ましいですがこのままでもオーケーという程度。
レジストを剥がしパターンをきれいにしたら補修材を塗布して完了。こうしてみるとちょっと雑で汚いですね・・・



今回交換用の電池にはこちらを用いました。本当はBK-3HLCあたりを新規で購入して使いたかったのですが、手持ちの電池も随分と持て余していますから。

2010年3月28日記事「カラフルな充電池」
http://pcdp.sblo.jp/article/36734068.html
で紹介しているものですね。製造から6年くらい経っていますが充電回数も特性のばらつきもほとんどありませんでしたからまあいいでしょう。
これを組電池にします。

これを先ほどの基板に接続したらケーシングです。あらかじめ入るか確認してからやっていますが、今回は5/4AA→AAですからその必要も無いでしょう。隙間が出来る分はゴムなどをつけてがたがたしないようにすると良いでしょう。


動作確認。問題ないですね。
本家サイト「スタフ屋」のほうでまたより詳細に紹介したいと思います。
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
ポータブルCDプレーヤー紹介→http://www.sutafuya.net/pcdptop.html
Technics SL-XP7紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/slxp7.html
(XP7紹介ページは後日アップします)