本日の持ち出し機種:KORG MR-2
本日の持ち出しCD :
本日の持ち出しHP :Etymotic Research ER-4S
みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今回はようやく手に入れたD-EJ002系の海外モデルのひとつであるD-EJ010を紹介します。
SONYの現行機種のうち安いほうがD-EJ002ですが、現在国内では良く言えばポップな、悪く言えば安っぽい白・水色・ピンクの三色が展開されています。
この機種と同一もしくは若干の仕様差こそあれほぼ同一といえる機種群が海外では黒であったり銀であったり、非常に格好良いカラーが展開されていることは以前にも僅かですが触れていました。
かなり長いことそうした機種のうちどれか一つでも安く入手できないものかと考えていましたが、幸運なことに高いお金を出して海外アマゾン等から買うことなく近所で購入することが出来ました。
今回私が入手したものはこちら、D-EJ010Blackです。

形からもみなさん容易に想像がつくことでしょう、そうですD-EJ002そのものです。中の基板も国内のD-EJ002と全く同じ基板番号であり、パーツ構成も当然同じです。
しかし本体のカラーが違うというだけでこうもクールなわけですから。本当に国内のあの三色展開は勿体無いと思いますね。
さて、音質・機能等についてはD-EJ002と全く同じというわけで敢えて言及することもないですね。
以前にもいくつかD-EJ002についての記事を書いていますが、以下の記事でコンデンサ交換を行っているので今回はまた違うパーツ選定でよりすっきりと収めつつ音質対策を狙ってみました。
2010年1月23日記事「D-EJ002の項目を更新しました」→http://pcdp.sblo.jp/article/34904450.html
今回はケースに穴をあけたりコンデンサを寝かせる等の、言ってしまえば不細工なことはなるべくしないようなパーツ構成です。

当時以上に入手が容易でかつ質の良いパーツの選択肢が増えたので期待以上の結果を得ることが出来ました。
手持ち在庫とコンデンサ銘柄の関係で一個寝かすことにはなりましたが、そのほかは主に5mm高のコンデンサを使用した為まるで純正のような収まり具合です。純正は初期基板で一部にニチコン製が使われている以外は全てJAMICON製なので、これはまず見栄えが良いですよね。音質対策の一番の決め手にはお気に入りのMUSE F95も入れてみました。
作業後の試聴結果では純正・前回の事例と比べ、もともと少なめですがホワイトノイズがほぼなくなり、また電源ON/OFF時やヘッドフォン抜き差し時のノイズも随分と小さくなりました。
楽曲やヘッドフォン等にもよりますが、音質についてこれがD-EJ002かと我ながら唸りました。
狙い通りではありますが、私の期待以上の結果を返してくれました。
カラーもこの通り格好良いですから、日々の持ち出し機種にいれてやろうと思います。
SONY CD walkman公式→http://www.sony.jp/walkman/lineup/category/cd-walkman.html
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