2012年12月31日

本年もお世話になりました&2012MVP



みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
今年ももう大晦日なのですね・・・はやいもんです。
今年もコミケットの三日目が大晦日であり、年内に帰宅できない方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

さて、今年も例によって自己満足記事であるオレMVP-PCDPを発表等したいと思います。


私自身のアレは、今年は去年一昨年に比べてさらに新規入手機種も既存の買い増しもなく、いわばPCDP充ができていない一年でした。

所有機種の整備や依頼品整備等に留まりあまりサイトの更新も出来ませんでした。来年は情報の充実が出来たらなと思います。


ツイッタやそのほかでも今年は今まで以上に一部界隈さらにはそれ以外のところでPCDPに触れた方が多かった一年に感じました。

私もブログやサイトで以前から(最近はあまり多く書いていないので特に古い記事のほうですね)いろいろと書いていたりもしますが、PCDPにはいろいろな魅力・おいしさがあります。

例えば音質をとってこれという人も居るでしょうし、私のように利便性をとってという人も居るでしょう。

なぜ利便性をとってPCDPなのかと疑問に感じる方も多いことと思うので少し書きます。
私は「CD、MD、CT、DAT等のポータブル機はDAPに比べて不便」と即決してしまうことに疑問を感じます。もちろん、常にDAPが利便性で劣るとは言いませんよ。

私は以前から常々記事等に書いたりお会いした方には話をしているのですが、私も含めて所有CDが非常に多い人はPC上に音源がある・ないに関わらず、いちいちDAP等への曲の出し入れを行うことはCD盤をラックからサッと出し入れすることに比べてはるかに面倒なのではないかと考えます。

このあたりは個人個人のアレが多くあるのでその都度自分の都合の良いものを選択することが賢明でしょう。


少々話がそれてしまいましたが、モノとして例えばディスクが回っているのが見えて楽しいとか、いかにもメカメカしくて面白いなど、もちろんPCDPだけではありませんが一つ一つの機種に独特な魅力が多く詰まっています。そうしたところに私は惹かれてしまうんですよね。


いろいろとまだまだニーズのある(と決め付ける)PCDPですが、今年(ひょっとすると2011年末)は早い段階でOHM CDP-330Mという現行最優秀機種が生産完了になってしまうという悲しい出来事も有りました。

CDP-330Mはデザインやカラーはともかく単三駆動、アナログアンプ・ボリウム、ラインアウト、パーツ互換、整備性、安さ等多くの機能と互換性を備えた初心者からマニアまで納得の実力派機種でした。


やはり時代の流れかなとも思いましたが、後半になり期待の新星が現れました。


それがコチラ、もうお分かりですね、わたくし右京崇が選ぶ2012年MVP-PCDP、OHM CDP-380Zです。

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評については以下の記事にあるとおりです。
2012年10月25日記事「期待の新製品 OHM CDP-380Z を買いました」→http://pcdp.sblo.jp/article/59493769.html


このように一度紹介していることもあり、出来れば全色揃えてドドーン!と今日を迎えたかったのですが、残念ながらこの一台きりで二台目をまだ買っていませんでした。

CDP-380Zは所謂中国系機種にあたるものですが、そのポテンシャルは高く、整備性等細かいところまで見るとCDP-330Mのほうが私は好みですが、色やデザインは洗練されていて、価格は同様に2980円前後と格安でありながら文句なく現行最高音質を誇り、さらには恐らく耐久性も一番なのではないかとコチラはあくまで所有機種等から判断する予測ですが感じます。

注・現行機種はSONY D-EJ002 D-NE241、COBY TF-CD314(掲載はありませんがいつのまにかCOBY JAPANという日本サイトが出来ていて驚きました。)、WINTECH PCD-55、OHM CDP-380Zの五機種とします。TASCAMのトレーナ系やPiPO-CD08は所有していないため除きました。


この機種がいつまで生産されるかは分かりませんが末永い生産と販売を望むばかりです。


2012年も色々とお世話になりました。今年は去年以上にまたPCDPブームが来ていた様な流れでしたね。松下はパナソニックになってから次々と良いモノを切ってしまっていますから残念ですがもう期待はできませんね(逆に迷走でPオーディオ復帰したら面白い)、好調なSONYさんにぜひwalkman史上最高音質機として2010年代のスーパーPCDP/PSACDPをラインナップに加えてもらってですね、Pオーディオをもっとアツくしていただきたいものです。


OHM CDP-380Z公式→http://www.ohm-electric.co.jp/wp/category/av/cdp_p
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdptop.html
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2012年12月30日

SONY XBA-3SLを買いました


本日の持ち出し機種:
本日の持ち出しCD :



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
以前から購入を考えていたXBA-3SLの中古が随分と安くなりいよいよ購入に至ったので報告いたします。

今年のはじめに店頭での試聴記事を書いていますが、そちらにもあるとおりXBA-1,3が好みに合ったため当時から購入を考えていました。

2012年2月3日記事「今更ですがSONY XBA-1 2 3 4 を試聴してきました」→http://pcdp.sblo.jp/article/53417375.html


中々値が下がらないということで新品での購入に至らない中、すぐに後継の10〜40が発売され、それもあってか中古価格が随分と下がりました。

記事にはしていませんでしたが当然のようにそれら4機種も試聴し、やはり10と30が好みで、SONYのXBAシリーズのシングルとトリプルの完成度の高さを改めて感じることになりました。


現行の30を買ったらいいのですが、音質的にはどちらでもいいということでそれならば安いほうをとなり、旧機種である3を買ったわけですね。


外箱が無いとはいえ中古美品がなんと7480円でした。これは買うしかないでしょう。

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音質についてはもう今敢えて書く必要もありませんね。

SL-S30やD-223等で実際に店頭以外の環境で聴いてみると、また良いものが有りました。


先の記事にも書いているとおりクセが気になるものもあるのですが、ピアノやヴォーカルの空気感や心地よさが抜群です。

ラッパ系は全然駄目に感じたのですが、まあいいでしょう。


いろいろ聴いているとやはりER-4SやTITTAが自分の好みに合っていることで結局はそれらになってしまうのだろうなと思うこともありますが、やはり3ドライバ機だけあって全域に渡って音が非常に密であり濃いということを感じます。

音数が増えると流石の情報量を感じますし、広さや全体の空気感、聴き心地のよさというものは抜群に良いと感じます。


ところで私は実はSONYのイヤチップが苦手で、以前音やデザインを気に入っていたEX300を手放したことがあるのですが、今回は本日届いたモンスターのイヤチップを装着して無事痛みや違和感とオサラバすることができました。(写真はSONY純正がついていますが、今のところ Monster Super TipsのFOAMとGELを適宜換えてで運用しています。)


それにしてもこれだけの音が中古ならばたったの7500円程度からで堪能できてしまうのですからもうこれは十二分に満足でしょう。
日常使用イヤフォンがまたひとつふえました。

中古でも問題がなければXBA-3SLはこの価格帯の現在のベストバイといえる機種の一つではないでしょうか。


さて、あしたは毎年恒例の自己満足企画であるオレMVP-PCDPの発表です。
拙サイト・ブログをご覧になって下すっている皆様はもう大体どれが選ばれるかおわかりでしょう。

今年は期待を裏切らない選定になると思います。



SONY公式商品情報ページ→http://www.sony.jp/headphone/lineup/series/balanced_armature.html
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
タグ:SONY Head Phone
posted by うきょうたかし at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月29日

Carot One TITTA 純正とほぼ同じイヤーチップ ALPEX AEC-202M


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-CT790
本日の持ち出しCD :妖精帝國 gothic lolita agitator



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
Carot One TITTAに使えるナイスな社外イヤーチップ(イヤーピース)を発見・購入したので報告いたします。


イヤーチップは装着感だけでなく音質も大きく変わってくるため大変重要な部品であります。
そのため純正が手に入るか否かということは非常に大きな問題になってくるわけです。

大体のメーカーのものであれば純正と同じイヤーチップが別途単体で入手できるわけですが、こちらTITTAには今のところそれらしきものはありません。

純正と別のイヤーチップを使った場合の音や装着感がよいというのであれば別にかまわないのですが、純正に満足していて且つそれがいいというのであればなおさら大変な問題になります。


出回っている多くのイヤーチップでまあ大丈夫であるとは思うのですが、やはり比べてみると大きさや形状等が微妙に違っています。
手持ちの全イヤーチップで試してみてもやはり純正が一番好みであったため、何とか近いものを探さなければということでここしばらく探していました。

専門店や量販店でじっくり見てみてもなかなかこれというものがなく、何かで妥協するほかないかなというところでしたが、偶然立ち寄った蔦屋にあったものが一見ソックリで、ちょうどそのときはTITTAを持っていなかったため比べることは出来ませんでしたが、今まで見た中でも一番近そうだいうことで購入。

そしてこれがドンピシャリ。

見てください、この比較画像を。いずれも左側が社外品、右側がTITTA純正です。


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じっくり見てみるとごく僅かな差異はありますが、純正コピー品といっても差し支えないほどに近いです。

社外品は純正よりも表面は少しさらっとしていて、また若干硬いです。

しかし、装着した状態での感触や音質に至っては全く差がないといってもいいでしょう。
これは非常に大きな発見でした。


さて、気になる社外品はどこのなにかというと、コチラ、ALPEXのAEC-202Mです。

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以上のほかにオレンジ・グリーン系のカラーセットもあります。
カラフルな見た目がウリのTITTAですから、純正と違う色を付けてみてもいいと思います。

価格も安く入手性もよいですから、これはTITTAユーザーはメンテナンス用に買っておいて全く損の無い品といえるでしょう。



ALPEX→http://www.alpex-web.com/
ALPEX AEC-202→http://www.alpex-web.com/products/?id=1327042944-389037
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
タグ:TITTA
posted by うきょうたかし at 04:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月24日

Carot One TITTA が良い


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S30改、KORG MR-2
本日の持ち出しCD :The Super Premium Band Softly, As In A Morning Sunrise



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
11月28日にCarot One TITTAを購入していたので報告いたします。

20121224001.jpg 20121224002.jpg


実ははじめに情報が出たときからこの奇抜なカラーに目を奪われ、非常に気になっていたイヤフォンでした。

実際ファッションイヤフォンに部類されるであろう外装ではありますよね。


この独特なカラーとデザイン、さらには真空管アンプのアレもあり、また金属ボディー、「大編成のオーケストラをも云々」等というたいそうな触れ込みから、そら相当お高いのではと思っていたらこれがなんと9000円しないではありませんか。

これだけの仕様でこの値段は実に安く、ネタでも十分と考えて購入しようとは思っていましたが、某イヤフォンに上がるレビューが気になって中々踏み切れずにいました。

「低域が押し出す」のならモンスター系のファッションイヤフォンと同じじゃないかそれならイランと。(実際に買って聴いたところではあの3レビューのうち最後の1つだけが合っている。あそこのレビューは当てにならんと実感しました。)


とはいえこの佇まいにはいつも目を奪われてしまうのでMR2片手にエイヤっと試聴。

そして3秒で購入を決定。


まず一聴したところ感じるのは独特の広い音場であり、さらにはBA?というような音質傾向。
私はER-4Sが大変好みなのですが、これに感覚としては近い、近いというよりは4Sが好きなら野暮ったさを感じないという音。

ER-4Sの低音は必要にして十分の量と素晴らしい質がありますが、これに大変近いです。
4Sの低域を基準にしてうるささやうざったさを感じないくらいであり、多くの人はあるいは低域が無い、と感じるかも知れません。

中域も量感があり、高域にかけても大変心地よくのびています。

楽器の一音一音もリアルで良いです。ピアノ等も心地よい音色で、ポップスよりもJAZZ等が良く合うのではないかと思います。


先に書いたように独特な音場と聴き易さがあるのですが、同時に感じることは焦点が甘いということ。ここだけは残念といえば残念であるポイントですね。楽曲によってはこの甘さがかなり気になります。

全体的にER-4S比で焦点が甘くなったかわりにリラックスして聴ける音質になっているという感じで、ぬるすぎずカタすぎずの絶妙な点を突いているように感じました。

たいそうに豪語する売り文句は全く大げさではありませんでした。
しかしなぜこれほど一般的に見て低域が少なめで高域よりの傾向なのかと考えてみたのですが、やはり真空管アンプを出していますからそれに合わせての音質チューニングなのでしょうねと。

そしてこれが私の好きな所謂オールド機とよく合うんですよ。

いやぁ、本当に心地よく素晴らしい音です。


シャープ芯ほどの穴はありますが音漏れは実用上ほぼ皆無でした。遮音性は少々悪いですが、タッチノイズも無く大変素晴らしいイヤフォンであると感じました。

私はそんなわけでネタでもいいと思っていた奴が完全な主戦力になりました。


所謂ファッションイヤフォンのひとつでありながら素材の質感と音質が素晴らしい、それでいて安いという、一見キワモノな雰囲気でありながら中身は実力派の素晴らしい一機種、一万円以下のナンバーワンに名乗りを上げる大変オススメのイヤフォンです。



スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
タグ:Head Phone TITTA
posted by うきょうたかし at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

スキャナがお釈迦になりました

スキャナがお釈迦になってしまいました。

いよいよ同人復帰といこうかと言うところでこれなんでもうアーアーアーとしか言い様がないですね。

多分電源部の電解コンなんじゃないかとは思いますがね。

10年以上前の最廉価機種ですから。これを機に新しい奴を買おうと思います。
posted by うきょうたかし at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記