2012年05月13日
パーツ構成の異なる個体
本日の持ち出し機種:
本日の持ち出しCD :
みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
相変わらずサイトの更新等滞っていて申し訳ございません。
未掲載機種や情報が沢山あるのですが先のデーター消失も含めまだまだ時間が掛かりそうです。
ところでタイトルのパーツ構成の異なる個体についてですが、これはもう基板リビジョンやロット、生産時期により異なるものが多く存在しているということはPCDPでもそれ以外でも当たり前のことで、皆さんご存知であると思います。
私の拙サイトでも少し記述してありますが、SONY機は同じリビジョンであったりシリアルが非常に近くてもコンデンサの選定はかなりアレで、耐圧容量が同じであればELNAであったりニッケミであったりニチコンルビコン松下・・・てんでばらばらといってもいいようなものであります。
サブ基板があったりいろいろですよね。
ではなぜ今更この様なことを書くに至ったのかというと、SONY機は「仕様」としても、松下機に関してはこれまで私が買った個体についてはほぼデータシート通り、コンデンサの選定などはS390やS120等で若干の違いがあるほかはどれもまったく同じであるということで、こういった「差」はないものという認識でありました。
しかし、本当にここ最近、NJM3415がついているはずのS180でTDA1308がついているものや、これまで所有の370/470はTDA1308がついていたのですがデータシート上は3415であったことなど、気になる事例がいくつか出てきたからです。
SONYのコンデンサ違いについては各社標準品であることでそれほどの差は感じられないのですが、HPAが違うそれもNJM3415とTDA1308では全く音質傾向が異なりますからこれは大変なことです。とても同じ機種とは思えないほど差がありますから(どちらが良い悪いではなく傾向の決定的な違い)、これはサイト製作はもちろん、「こういった音質のものがほしい」という目的で購入する場合にはかなり問題になってくるということで頭を悩ませています。
私は気に入った機種やカラーバリエーションのある機種、またはパーツ取りに有用な機種は複数買い込んでいますが、幸か不幸か最近までこういった決定的な違いのあったものはあまりありませんでしたので余計に戸惑っています。
マンネリ化しているブログのネタにはいいのですが・・・
これまで通りサイトの情報は基本的に私の所有個体を基準に作成していきます。
新たに違いのあるものが手に入った場合、または指摘等を頂いた場合に情報の追加・修正を行います。
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