2012年02月26日

音松PHPAの構成変更


本日の持ち出し機種:SONY D-777 D-810 ほか
本日の持ち出しCD :地盤沈下「発売中止」スカートの中「ちこたん」 ほか



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。

音松PHPAの構成をまた変更していたので報告いたします。

20120226001hpa.jpg


写真を見てわかるとおり、OPAと抵抗に変更があります。

OPAはこれまで純正のNE5534Aでしたが、これをOPA827Aに交換しました。

好感後は5534のほうが癖が無く良かったかなと思いましたが、慣れてくると827のほうが良い感じに聴こえてくるから不思議なものです。


もうひとつは出力抵抗ですが、PRP PR9372からVishay無誘導金属箔抵抗VSRに交換しました。

本当はZ201といきたかったのですが、それはまた今後のエクストリーム機製作時にとっておくことにして、今回はこちらのVSRを選択しました。

PRPの方がハイが伸びる音質だったのでこれは失敗したかなと思ったのですが、聴き込んでいくと確かにPRPのほうが独特の高域ではありますが、やはり曲により刺さりすぎる(それがまた好みだったりもしますが)ことがあり、対してVSRは全体の質感・量感についてランクが上であり、結果交換してよかったと思うに至りました。

このケースでの構成変更はこれで恐らく最後になると思います。
電池・電源周りやパーツ選択などをもっと拘った二号機の製作も徐々に進めていこうと思っています。

とりあえず当面の持ち出しPHPAのエースはこれですかね。(いうほど所持機種数はありませんが)


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
オーロラサウンド→http://www.aurorasound.jp/
同 製品詳細→http://www.aurorasound.jp/OTOMATSUHPA.html
タグ:DIY audio HPA
posted by うきょうたかし at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年02月19日

得勝(TAKSTAR) PRO80 買っています


本日の持ち出し機種:
本日の持ち出しCD :



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。

方々で話題になっているTAKSTAR PRO80ですが、私も購入して使用しています。

20120219001pro80.jpg


音質が良い、安い、ヘッドバンド長が短く頭の大きい人は入らない、カールコードが厄介、など様々なレビューはもう出切っているので私が敢えて書く事もないでしょう。

私は某氏に代行していただき6500円程度で購入することができました。個人的にフジヤさんの価格だと買うかどうか怪しいラインではありますが、概ね8000〜15000円ラインでこれと同程度の実力を有する機種はあまり多くはないと思うので、やはり国内価格でも十分に買いなのではないでしょうか。

音質もそうですが、私が一番優れていると感じた、このPRO80最大の利点であると感じたことは音量の取りやすさです。

通常このサイズのヘッドフォンであればポータブル機や据え置きの入門機に繋いだ際どうしても音量が取り辛い、または音質を犠牲に、となることでしょう。

ですがPRO80は小音量でも十分ですし、出力の弱い機種にさしても十分な音量と音質をキープしていると感じます。

音質を追求すると機器側のパワーが、機器を選ばなければ音質が、など価格以外の使用状況というなかなか変更できないポイントに左右されることが無い(一定以上の音質をキープしながら)というところはこのヘッドフォンは素晴らしいものがあると思います。


オールド機は殆どのヘッドフォンを一定以上のレベルで鳴らせるものが多いですが、このPRO80直さしでまたPCDP生活が楽しくなりましたね。

こういったポータブル機器で音楽を聴く際の音質水準を安価に上げてくれるヘッドフォンだと思います。


残念ながら音漏れが見た目以上に有るので、外での使用は怪しいところです。

電車フォンにと考えて購入したためそこはちょっと残念なポイントではあります。


公式サイト→http://www.takstar.com/eng/
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
タグ:Head Phone
posted by うきょうたかし at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年02月18日

OHM CDP-330M生産完了?


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S350改
本日の持ち出しCD :戸川純「東京の野蛮」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。

以前からホームセンターや家電量販店で見かける機会のあったオーム電機のポータブルCDプレーヤー、CDP-330M(約3000円)ですが、どうやら最近生産完了になったようです。
(公式のホームページや販売サイトから情報が消えている)

微妙なデザインや微妙なカラー(ホワイト・ピンク・ブルー)がなんとも購買意欲をそそらない機種で、いつも買おう買おうと思いつつ買わないでいたのですが、生産完了なら早期の確保が必要ですね。


本当は今回画像を用意したかったのですが所有していないということで文字のみで失礼しますが、オーム電機のCDP-330Mはこれまでも廉価機種を販売していたオーム電機の一番新しい型番であり、またSONY D-NE730/830完了後はKOHKA CDP-55S等と並び 貴重な LINE-OUT端子装備の現行機種でもありました。

この手の中国系廉価機種は総じてアナログアンプの単三駆動で、またそれぞれデザインや細かいところに難はありつつも音質面で見ればなかなかに実力派が揃ったものであり、PCDPファンとしては一寸したギャンブル要素はあれど是非押さえておきたいポイントであります。

そうでなくとも価格の面から、パソコンや圧縮音源、DAP等の扱いに慣れていない、またはCDを直接聴きますよというライトユーザーも購入するであろう、実に存続してほしいもののひとつだったんですね。


これがOEM元の変更または新ラインナップに、ということであればいいのですが、ポータブルCDプレーヤーのラインナップ自体をやめてしまうというのであれば、これもまた一つ残念なお知らせ、という事になってしまうのでしょうね。


OHM電機ダイレクト(CDP-330Mはなし)→http://www.ohm-direct.com/
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/pcdp.html (購入後に情報掲載予定)
posted by うきょうたかし at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2012年02月03日

今更ですがSONY XBA-1 2 3 4 を試聴してきました


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S290改
本日の持ち出しCD :きまぐれオレンジロード Loving Heart



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。

SONYが自社製BA四機種それも低価格というラインナップで殴り込みをかけてきてからもう随分と経ちますが、私は未だ見たことも聴いたこともありませんでした。

興味は発売前からありましたから、機会を見つけて試聴しに行こうと思っていました。


そんなわけで本日SL-S290改片手に立川のビックカメラへ行ってきました。

本当はUEの600/400/350を試聴するために行ったのですが、ちょうどこの機種だけ試聴機がないという空振りっぷりで、そこで何もせず帰るのも勿体無いということでこうなったわけですね。


さて、SONYのXBAシリーズに関してはもう説明不要のものですのでそういったことはいいでしょう。
とりあえず四機種のうち印象に残らなかった2以外の三機種について書いてみようと思います。
評についてはすべてSL-S290改直挿しによるものです。この機種の音質傾向は私のサイトにも書いてあるとおり独特の高域寄り機種でまさにクリスタルサウンドともいうべき機種です。


まずその価格から購入意欲の沸いてくる一番ベーシックなグレード、XBA-1を聴いてみました。

普通でした。普通にいい音でしたね。下から上まで伸びはないですが過不足なく、まろやか〜に素直に鳴らしてくれる感じです。空間は広くはないですが聴きやすく、全体的に締まりは無いですがぼやけてもいない、これといった突っ込みどころもなく5000円という価格もあいまって大変コストパフォーマンスの良い5000円以下機種の定番になるんじゃないかと思いました。


XBA-2は先に書いた通り印象にあまり残らなかったので割愛します。


次にXBA-3です。

これは良かったです。下から上まで伸びがあり、また空間も広く、すっきりクリアに鳴らしてくれました。一音一音も丁寧ですね。
突っ込みどころは、マルチドライバの欠点でしょうか、曲や一音一音によっては変な癖があるようにも感じ、XBA-1に比べると若干機器や曲の相性などあるかもしれません。
約20000円ですがこの音ならば文句は無いでしょう。


最後にXBA-4です。

これは正直クソでした。
3に比べても上が伸びないし、特に下が締まりが無くぼやけてボワンボワンとしている印象。
低域細く硬く高域伸びやかなSL-S290でこの音というのは問題ですよ。
ラインナップ中最上位機種で最高価格ですがまったく買う価値が無いです、これはそのうちラインナップから消えるんじゃないですかね。



そんなわけで私はXBAシリーズ四機種について、XBA-1とXBA-3が好印象でした。
デザインやスモールパーツの入手性、またブランドなどは確固たるものですから、そのあたりはどれも優秀でありどれを選んでも損は無いと思います。

音質と価格を考え、エントリーとして、5000円前後までで何か良いものを選ぶ場合にXBA-1は非常にいい選択肢であると思います。癖もありませんから、何で何を再生してもオールマイティーに使えるのではないでしょうか。前述の通りこの価格帯の定番になると思いますね。
ライトユーザーや友人などに勧める機種に良いのではないかと思います。

そしてこのXBAシリーズ中のベストチョイスであると感じたのはXBA-3です。
約20000円ではありますが、広い空間に下から上までの伸び、全体の音質感が良く、なかなか優秀な機種であると感じました。
XBA-1に比べると変な癖やちょっと気になる部分を感じたことも事実ですが、それを考えてもやはりこの音質は魅力的でした。
結局ER-4Sばかり使っている私もこれは購入しようと思います。


XBA-4はグレートな環境でならせば良い音なのかもしれません。
しかし、それはどの機種にもいえることですし、なによりこのXBAシリーズは全部、どう考えてもポータブルユースをメインとしてありますよね。
ということはポータブルプレーヤー直挿しで出す音それが評価対象であると思いますので、今回はやはりその直挿しでの音を最大の判断材料とし、それが一番駄目だったXBA-4はそれ即ち駄目という判断をしました。


私のプア環境・耳ですからまったくあてにならないところではありますが、以上が私のXBAシリーズをとりあえず聴いてみた感想です。



SONY公式商品情報ページ→http://www.sony.jp/headphone/lineup/balanced_armature.html
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-S290紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls290.html
posted by うきょうたかし at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記