2011年08月29日

ワイド・ローなSONY D-127


本日の持ち出し機種:CASIO PZ-800改
本日の持ち出しCD :REBECCA「TIME」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
ここ最近激安でパーツ取り個体を買い込んでいたのですが、パーツ取りどころか美品であったり機関が実に良好であったりと、嬉しい悲鳴の上がる毎日でした。


ところで本日は最近の整備品の中から特に気に入った一台を紹介したいと思います。

こちら、SONYのD-127です。

20110829001d127.jpg


一見物凄く古そうに見える、めずらしい長方形のデザインが印象的な一台です。
ワイド・ローなフォルムがアメリカンを髣髴とさせる実にナイスな機種ですね。

SCSI-CDROMや松下のSL-VP50にも似ていますね。


とても古そうに見えますが実は基板番号がD-223よりも少し若い程度なので92-93年頃の機種ですね。

またとても薄く見えるためガム電池か専用電池駆動にも見えますが単三機種です。
実際はD-223よりも分厚いのですが、デザインの関係でべたっとして見えます。


薄さと年代から恐れていた通り、中を見てみると例にもよって表面実装電解が並んでいます。

20110829002d127.jpg

既に電解液を噴いていたりホコリの堆積等で基板がぐちゃぐちゃです。

一刻も早く劣化電解を外して基板を清掃しなければ大変なことになってしまいますね。


20110829003d127.jpg

このD-127もD-223同様、内部クリアランスが殆どないため超小型電解をうまいこと取り付けなければなりません。

写真を見れば分かりますが、パターンをはがしてしまった箇所があります。
電解液が噴いて基板を腐食させてしまうと、ただでさえ外しづらい表面実装の取り外しは困難を極め、最悪どうやってもパターンごとでなければ外れなくなってしまいます。

慣れていても表面実装を外す作業は躊躇してしまいがちですが、こうなってしまう前に対処しておきたいものです。


また詳細な写真や評価などは本家サイト「スタフ屋」のほうで紹介する予定でいますので、興味のある方はぜひご覧になってください。


さて整備の終わったD-127ですが、やはりところどころ基板の腐食している箇所があり、再生するまでに何度も再生ボタンを押さなければならなかったり、また停止ボタンが利かなかったりなど問題も有りますが、再生が始まりさえすれば実に快調なので問題ないでしょう。


D-127を聴いてみるとD-223に低〜中域のグルーブ感が加わったような実に味のある音です。
特に女性の声は色っぽく聴こえ、もうたまらないです。

勿論音響効果のDBBも凄まじく利きます。

D-101や202ほどの主張はないながらも、それとD-223の中間のような、心地よい暖かさがナイスな一台であると思いました。

20110829004d127.jpg



スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
ポータブルCD紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/pcdp.html
SONY D-127紹介→(サイト掲載後にURL記入します。)
タグ:SONY Discman 整備
posted by うきょうたかし at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2011年08月01日

明日からのドーム三連戦に参戦します。



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。

最近はKENWOODのDPC-52やDPC-971をはじめとした新規入手約10機種のコンデンサを交換し、調整等しましたが、ピックアップがもう完全に臨終という個体を引いたようでどうしようにもダメというげんなりムードです。


20110801001.jpg

さてそんななか先日チケットを購入していた東京ドーム三連戦が明日から始まるということで、このムードがさらに悪くなるのかそれとも良くなるのか・・・


今年は6/11の西武ドームのチケットを持っていたのですが、体調不良で 敢えて 行かなかったんですね。相手先発が石井一久ということもあって無理していく気力もうせていました。

するとどうでしょう。

マートン様の先頭打者本塁打に始まり我らが超絶男前能見様が完封するではありませんか。

無理してでも行きゃ良かったわと思わないはずがありません。


これで行けば負けると分かっていてもどうしても行きたくなってしまい、先だっての横浜スタジアム三連戦にまず行こうと思ったのですが、こちらはチケットが取れずで断念。

こちらも結果2勝1敗でしたね。三戦目は能見様が先発しました。


これまで現地通算2勝20敗(.091)という私ですが、今季行けそうだった試合は3勝1敗と、 あるいは! ということもありそうな気がしてきました。

それに過去2勝はいずれも東京ドームなんですよ。
一つは2005年8月14日、矢野さんが桑田とジョウベから頭部死球を喰らった試合で、能見様が先発、桟原に勝ちがついて、シーツさんが一発を打ちました。

もう一つは2008年5月7日、金本さんが木佐貫のクソタレに頭部死球を喰らった試合で、直後の打席で門倉から自身399本目の本塁打を打ちました。矢野さんと鳥谷も一発を打ちました。
下さんが6回で10安打くらいされながらも粘りの投球をみせてくれました。
某打者の判定でもまた荒れましたがなんとか試合は勝ちました。
そしてこの時も能見様がリリーフで投げました。



僕が行った試合で久保田が出たらちょっと前までは100パーセント炎上して敗戦投手になっていたのですが(おととしかその前一度だけ抑えた。しかし凄い確率ですよね、それでも久保田は殆ど救援成功しているのですから。)、能見が出た試合は行く予定だった試合も含めて全勝しているんですね。


まあ頭部死球がでたり判定で荒れたり延長になったり投手が炎上したりどれもこれもゴッタゴタのクソ試合になるんですけどね。


久保田の法則が途切れたように能見の法則も途切れる・・・なんてことがないように。

明日こそは完封とはいかないまでも、スッキリした試合を見たいですね。
タグ:event Tigers
posted by うきょうたかし at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記