2011年05月16日
診断メーカーで遊んでみた。
みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
今更感どころではない気もしますが、前々から作ろう作ろうと思っていたので先ほど作ってみました。
私らしくPCDPの型番が出るという実によく分からないものですが、毎日持ち出す機種が決まってしまってマンネリ化しているので、これで出たor近い機種を持ち出してみようというユーザー連動型(?)なポップな診断メーカーだと思います。
明日のお供はキミに決めったー
http://shindanmaker.com/120164
不具合や希望などあればツイッターかこちらよりどうぞ。反映されるかもしれません。
無い機種が出る件についてはこれはこれで面白いということで敢えてそうしているので変更は出来ません。
2011年05月08日
ダイソーで買ったLEDグラデーションライトが良い
2011年05月05日
D12Hjもちゃんと使っています。大満足です。
みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
PCDP単体利用がほとんどの私ですが、ローテーションのように色々な機種を使っているのでこれも当然使っています。
新しいCDをゲットしたときなどはローテ関係無しにまずXP50とこれですね。
繋ぐPCDPは気分により変わりますが、やはり松下機を繋ぐことが多いですね。デザインが良いということで最近はSL-CT790を繋ぎっぱなしにしています。

私は基本的にPHPAはこれしか持っていないのですが、大変気に入っています。
好きな音を鳴らしてくれるということは以前にも書きましたが、本当にそうなんですよ。
上から下までノビがあって音のひとつひとつもとても美しくて、雰囲気も良くって・・・
楽器もヴォーカルも実にいいのです。
特に中〜高域が抜群に良いのではないでしょうかね。
本当に私のためだけにつくったのではないかというほどに私の好みをついています。
そんなわけでもうPHPAは他にいらないやということでいまも相変わらずこれ一台だけです。
ま、実際に聴いてみればPCDP以上に差があってアレもコレもとなってしまうんでしょうけどね。
とにかく最初にして答えが出たというラッキーだったので、中身のパーツを交換したり何なりということは全く考えていませんでした。
とはいえ中を見ないというのも勿体無い話なので先日ちょっと開けてみました。
コレだけ僕好みの音なのだからHZやUTSJやKZHあたりが使われているんじゃないかということで期待しながら中を見てみたらヤッパリ!HZにUTSJですよー。流石に容量は分かりませんでしたけどね。
自分の好きな音が出るわけですよ。開けたときにはかなり嬉しくなっちゃいましたもん。

というわけでやはりコイツには手を加える必要がなかったのです。
HZをSEPCに、UTSJをKTに、なんてのもまた面白いかもしれませんが、現状で何の不満もないですしそもそも選定コンデンサとしてはこの二つはいずれもゴール銘柄ですからね。
これからも末永く、PHPAは浮気をせずにD12Hjひとすじでいこうと思います。
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
2011年05月03日
二度死んで蘇ったSL-S270
みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
日々表面実装チップ電解対策に追われています。
ところで現在グラフィックイコライザーの整備をしている最中なのですが、パーツがこのGW中に届かないことになってしまったので別のものを修理することにしました。
はい。
こちら、これまた私のお気に入りの一台、Panasonic SL-S270です。
SL-S140と同じ基板に違うパーツとボディーをまとった上位機種で、残念ながらあまり見かけません。

96〜98年機種の中ではSL-S400/600とならび好んでいる一台です。
デザイン自体はSL-S140と同じ寸詰まり系でダサイのですが、上蓋のデザインでなんとかダサさを減少させることに成功しています。
コイツは最初で最後のコンデンサ交換作業失敗機種でもあり、そして拙ブログ最初の紹介機種(個体は別)でもあります。
それまでデッキやマザーボードなどの整備・修理で慣れていたという慢心から手元を狂わせパターンをはがしてしまったものです。
当時は諦めていたのですが、今になって考えてみると別に大したアレでもないからすぐに直せるだろうと考え今回の作業着手に至りました。
ところでなぜ「二度死んで」なのか。
実はコイツ、僕がパターンを壊す前にも一度死んでいるんですね。
水没といいますか、ドロ没でした。
外装は傷と泥だらけで、内部も隙間という隙間には泥がつまっている状態でした。
なぜ買ったのかというとコイツから「俺はまだ動ける」という強い念を感じたから、としか言いようが無いですね。
泥を落とすだけで数時間を要するほどの過去最汚個体でしたね。
前の持ち主さんは恐らく水没させたあともうダメだと考えて売ったのでしょう。
それを僕が家に持ち帰って蘇らせたわけですが、それもつかの間。10日とたたないうちにパターン損傷→パーツ取り外しです。
本当にコイツには申し訳ないことをしたと感じ、この失敗を二度としないためにもと常にこのS270を意識していました。
さて、整備のお話に戻りましょう。
上の写真を見ていただければ分かりますが、基板上にはほとんど何もありません。
パターンを損傷させたあと、
「これはパーツ要員」
ということで大方のパーツを取り外していました。
しかし変な話ですよね。
たった数箇所のパターン剥離の対策など、全てのパーツを取り外すことに比べたらはるかに楽です。
なんで当時の僕は対策という手段を選ばなかったんでしょうねえ・・・?
それはまあ仕方ないとして早速パーツの取り付けを始めます。
そのとき外したパーツをまた付け直す面倒くささったらもう。

コンデンサの選定はいつものようなパターンではなくもう単純に対策最優先ですよね。
私の本家サイトの紹介項目を見ればコンデンサ番号と耐圧・容量が分かります。
SL-S270紹介→ http://www.sutafuya.net/pcdp/sls270.html
C27〜29はもともと10V330uFが3本ついていますが今回スペースの都合でKT16V470uFを2本にしています。
ここは3本を並列に繋いでいるだけなのでわざわざ通常通りにつける必要はないですね。
このような手法はSL-S370/470やSL-S390/490などにも有効です。
あれらも低ESR化と限られたスペースでの大容量化をねらって、このように中容量並列接続という手段がとられています。S370は270uF*4でS390は1000uF+330uFですね。
メーカーサイドでは5mmや7mm高での大容量・低ESR化にはこういった方法が有効ですが、逆に私たちが整備するという場合には一般流通で手に入るコンデンサの都合上難しいです。
そういうわけで私も小型低ESR大容量品1本にまとめている場合が多いです。
実際S370/470には1500uFを、S390/490には1200uFや1500uFを入れて対策しました。
話はそれましたが裏で数本のジャンパ線を引き回してパターン剥離対策も完了しました。
当然ですがアホほどあっさり終わりました。
本当になんでずっと放置していたのか分かりません。
コンパクトなボディーに十分なサウンド、SL-S270が二度目の復活を遂げました。
電池とCDをポンと入れて、再生ボタンを押す。
何事も無かったかのように再生を始めたときは感動もひとしお。
まずは
「ゴメンな。」
という言葉をかけてやりました。
色々なことがあって僕の元にやってきて、そしてすぐにまた長い眠りについたS270。
それ以降ハンダを持つときにコイツを意識しなかったことはありません。
そういった意味ではイチバン思い入れの深い個体なんでしょうね・・・
みなさんもPCDPに限らずお手持ちのモノが壊れたとき、置いておくといつかすんなり直せるときがきっと来ます。
あとで捨ててしまったことを後悔しないためにも置いておくのがイイと思います。
(そうしてモノがどんどんたまっていく・・・)
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
ポータブルCD紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/pcdp.html