みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
基本的にはお気に入りの数機種ばかり使うのですが、たまにふと思い立って別の機種を引っ張り出して使ったりします。
で、こういうことがあるんですね。
ディスクが回らない・・・
これもよくあるパターンで、可変抵抗調整かコンデンサー交換でほとんどの場合は直るでしょう。
とはいえ、単に「暫く使っていなかったことによる気まぐれ」ということもよくあるので、ちょっと状態が変だったからといって早計は禁物です。
今回は4V入れたら普通に動くことや、しばらく通電して試してみても状況は変わらずということだったので、まあコンデンサーだろうと交換に踏み切りました。

このSL-CT520はホームページに改造事例を掲載している個体です。
(倍の1000uFとか突っ込んだから4V220uFなどに負荷が掛かってそれで今回のようなことに?)
そのときに手を付けなかった4V220uFが原因だと思いますが、ついでなんで4V47uFも交換しました。

交換の結果、以前の通り問題なくCD再生できました。
いやーそれにしても松下KSシリーズのコンデンサを買ってよかったですわ、もう大活躍ですよ。
共立さんにはこれからもずっと取り扱い続けて欲しいですね。
ところで今回気付いたのですが、高年式機種のハンダや基板状態が酷いこと酷いこと。
鉛フリー化などの影響ではないかと考えていますが、どれもこれもハンダは初めてって人の特に酷いほうの出来クラスですよ。基板もフラックスやヤニで汚いですし。
ハンダを扱える人は一度吸い取って基板を綺麗にしてから再ハンダしたほうがいいと思います。
そうした方が機器を長持ちさせることが出来るでしょうし、音質や駆動時間の改善にもつながると思います。
まあ機種や個体にもよるでしょうが、このSL-CT520はもともとこんな状態でした。

古い個体でハンダクラックやその他不良出てきているものはチラホラ有るでしょうが、この通り高年式の個体でも安心はできないようです。
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