2010年03月11日

ユニットまわりの頻出トラブルとその対策


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S180改
本日の持ち出しCD :戸川純「極東慰安唱歌」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今回はPCDPによくある故障とその対策について書きます。

本日紹介する事例は古いものから現行のものまで、どの年代のどの機種にも発生しうるものです。

ピックアップユニットが動かなくなってしまい、ディスクは回転しレーザーもちゃんと出ているのに再生は始まらないというトラブルに遭遇したことはありませんか?


原因は色々と考えられますが、殆どは以下の3つです。

○グリース類の劣化による固着
○ホコリの堆積による動作不良
○ピックアップ移動用モーターの故障

三つ目のトラブルには移動用モーターの寿命によるものと、ホコリの堆積により負担が掛かり故障に至るという2パターンが有ります。
私の経験上、現行SONY機に使用されているピックアップ移動用モーターはかなり寿命が短いようで、特に最近のSONY機の故障は殆どがこれではないかと考えています。

このように寿命によるものであれば清掃していてもどうにもならない部分も有りますが、これを除けばどれも清掃・整備をきちんとやっていれば未然に防ぐことができるものです。
(当然ですが三つ目の現象が既に起こってしまった場合は残念ながらパーツ交換になってしまいます。)


これらのトラブルを防ぐ為の清掃を行うにはPCDPを分解しなければならないので色々とご注意ください。


PCDPをお持ちの方は以下の写真の3つの赤丸部分を見てください。
結構ホコリや髪の毛、汚れた油などが詰まっているのではないでしょうか?

20100311unit.jpg

これをさらに分解して、特にレールや受け部の溝を入念に綺麗にしてみてください。見た目はそれほどではなくてもかなり汚れが取れるはずです。

現行のSONY機に使用されているトラバースユニットの写真ですが、他のものも清掃する場所は同じです。


油や汚れを完全に取ったら、可動部に再びグリースアップしてください。グリースにも色々有りますが、シリコンスプレー等で良いでしょう。
くれぐれも付けすぎには注意してください。


これだけで殆どは動作が正常になります。
なるべくなら動作がおかしくなる前に日頃からきれいな状態に保っておきたいものです。


またPCDPの整備については本家サイト「スタフ屋」に掲載していく予定でいます。そちらの方ではより詳しく書く予定でいますのでどうぞご覧になってください。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
posted by うきょうたかし at 19:00| Comment(2) | TrackBack(0) | PCDP