本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :PSY・S「EMOTIONAL ENGINE」
みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日はPCDP(特にオールド機)に良く見られるトラブルについて書きます。
今回紹介するのはスライドスイッチ部分のトラブルですが、これはPCDPに限らず他の機器においても頻繁に起こるトラブルの一つです。
対処法はいずれも同じですが、PCDP日記らしく特にPCDPの場合に注目してみたいと思います。
みなさんはオールド機をお持ちですか?
お持ちの方の多くはきっと音響効果スイッチの接触不良に悩まされた経験があると思います。
音響効果無し(normal)と音響効果有り(例えばbass)を切り替えるスライドスイッチです。
ここの接点部分が変質したり、タバコ分やホコリなどによる塵の影響によって、音響効果が混ざってしまったり変なノイズが混じったり等、地味に厄介なトラブルが起こります。
機種によってスイッチが違ったり、表面実装だったりプッシュ式だったりと色々有りますので、全てにおいて今回紹介する方法が有効であるとはいえません。
しかし、大体は端子を磨いたり不純物を取り除くだけで問題が解決してしまいますよ。
大抵のPCDPのスイッチは構造が単純なので簡単に出来ると思います。
スイッチのカバーを外し、下の写真のように綺麗にしてやればそれだけで完了です。

ただ、分解するのはちょっと・・・という人も居ると思います。
そういう方は隙間から接点復活剤
ただ、得られる効果は分解して清掃する場合よりも薄いです。
PCDP以外でも、スイッチやパーツの接点をこのようにちょっと綺麗にしてやるだけで嘘みたいに症状が改善しますよ。
音質面でも、違いが分かるほどの差は出ませんが間違いなく効果はあります。
こういったちょっとしたメンテナンスをしていくだけで、末永く機器を正常な状態で維持することが出来ます。是非お試しください。
ところで音質にこだわる人は音響効果のスイッチを使わない人も多いのではないでしょうか。
そんなことについても「スタフ屋」の方に掲載します。
といっても、単にスイッチを外してジャンパしてしまうというだけのことですけどね。
スイッチによる切り替えはできなくなりますが、どうせ使わないのならばこちらの方が絶対に良いですよ!
スタフ屋→http://www.sutafuya.net/