2010年01月23日

D-EJ002の項目を更新しました


本日の持ち出し機種:無し
本日の持ち出しCD :無し



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
最近更新が滞ってしまって申し訳ございません。

マンネリ化が否めませんが、これからも頑張ってPCDPに関する情報やお話を沢山していきたいと思います。
どうぞ長い目で見守ってやってください。


今回は本家サイト「スタフ屋」の項目を更新したので告知します。

D-EJ002コンデンサ交換→http://www.sutafuya.net/pcdp/dej002-1.html

本家サイトでも数多くのPCDPのコンデンサ交換事例を掲載していますが、意外なことにD-EJ002の項目のアクセスが一番多かったんですよ。

まあ落ち着いて考えれば当然かもしれません。
やっぱり現行機種ですからね。

ここでD-EJ002の項目を見るとあまりにも酷いことが分かります。

折角多くの人がアクセスしてくださっているのにあれではあんまりだということで、今回ちゃんとコンデンサを交換し直して内容を更新しました。

20100123dej002_06.jpg


遅れましたがD-EJ002をざっと紹介したいと思います。

D-EJ002はSONYの現行3機種の中で最も安いという、いわば入門機です。
カラーはホワイト・ブルー・ピンクの三色で、大体3000円から4000円くらいで購入することが出来ます。

中身やパーツ互換の問題から完全な「自社製」とはいえない機種だと思います。

2000年代の殆どのSONY機はピックアップ・トラバースの互換性がありますが、これはありません。
なので、D-EJ2000やD-NE20等をお使いの方で、ピックアップ取りにということで購入するとバカを見ます。

何を隠そう、私もそれ組なんですよ。


それからここは人によりけりですが、デザインとカラーと音質が良くありません。
変な丸いデザインに淡いカラー、もふもふな音質がいただけません。

せめて黒とか濃い赤・青を出したらもっと売れると思うんですけどねぇ。

音質も酷いです。これを買うくらいならあと3000円出してD-NE730を買ったほうが絶対に良いです。

ノイズは圧倒的に酷くなりますが、抵抗をかませれば他社製激安機種のほうが良いくらいです。

単三駆動やアナログアンプという点は気に入っていますが、ボリュームがデジタルなのはちょっと残念ですね。


まあ教材CDなど、音質にそれほどこだわらなくても良いCDを聴くための機種と考えるべきですね。

PCDPをこれから買いますよという人は、音質で選ぶのなら折角なので上位機種のNE730/830を購入してくださいね。



また詳しくはSONYさんか、私のサイト「スタフ屋」をご覧になってください。
メールやコメントもお待ちしています。
遠慮なくご意見ご感想、なんでもお寄せください。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
D-EJ002紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/dej002.html
D-EJ002コンデンサ交換→http://www.sutafuya.net/pcdp/dej002-1.html

SONYさん CDウォークマンラインナップ→http://www.sony.jp/walkman/lineup/cd/
posted by うきょうたかし at 16:43| Comment(4) | TrackBack(1) | PCDP

2010年01月13日

PCDPの頻出トラブル簡易対処法 スイッチ編


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :PSY・S「EMOTIONAL ENGINE」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日はPCDP(特にオールド機)に良く見られるトラブルについて書きます。

今回紹介するのはスライドスイッチ部分のトラブルですが、これはPCDPに限らず他の機器においても頻繁に起こるトラブルの一つです。

対処法はいずれも同じですが、PCDP日記らしく特にPCDPの場合に注目してみたいと思います。


みなさんはオールド機をお持ちですか?

お持ちの方の多くはきっと音響効果スイッチの接触不良に悩まされた経験があると思います。

音響効果無し(normal)と音響効果有り(例えばbass)を切り替えるスライドスイッチです。

ここの接点部分が変質したり、タバコ分やホコリなどによる塵の影響によって、音響効果が混ざってしまったり変なノイズが混じったり等、地味に厄介なトラブルが起こります。

機種によってスイッチが違ったり、表面実装だったりプッシュ式だったりと色々有りますので、全てにおいて今回紹介する方法が有効であるとはいえません。

しかし、大体は端子を磨いたり不純物を取り除くだけで問題が解決してしまいますよ。

大抵のPCDPのスイッチは構造が単純なので簡単に出来ると思います。
スイッチのカバーを外し、下の写真のように綺麗にしてやればそれだけで完了です。

20100113switch.jpg


ただ、分解するのはちょっと・・・という人も居ると思います。

そういう方は隙間から接点復活剤やシリコンスプレー[2011/3/4修正 やめました。しばらく前から面倒くさがらずにちゃんとその箇所に合ったケミカルを使うようにしました。] を差してやればそれでも大丈夫ですよ。

ただ、得られる効果は分解して清掃する場合よりも薄いです。


PCDP以外でも、スイッチやパーツの接点をこのようにちょっと綺麗にしてやるだけで嘘みたいに症状が改善しますよ。
音質面でも、違いが分かるほどの差は出ませんが間違いなく効果はあります。

こういったちょっとしたメンテナンスをしていくだけで、末永く機器を正常な状態で維持することが出来ます。是非お試しください。

ところで音質にこだわる人は音響効果のスイッチを使わない人も多いのではないでしょうか。
そんなことについても「スタフ屋」の方に掲載します。
といっても、単にスイッチを外してジャンパしてしまうというだけのことですけどね。
スイッチによる切り替えはできなくなりますが、どうせ使わないのならばこちらの方が絶対に良いですよ!


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
posted by うきょうたかし at 23:31| Comment(4) | TrackBack(0) | PCDP

2010年01月11日

PCDP三機種聴き比べ


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S300
本日の持ち出しCD :工藤静香「rosette」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日の記事はいつも以上に酷く、さらに偏見に満ち満ちている可能性もありますのでご注意ください。


今回はPCDPサイトらしく、聴き比べなんかをやってみようと思います。

しかし残念ながらヘッドホンと私の耳とCDの録音があまり良いものではない可能性があるため、ちょっとアレな面もあります。

とはいえ、全ての人がみんな高級ヘッドホンを使って素晴らしい録音の楽曲ばかりを聴いているワケではないので大目に見てやってください。


20100111sls110180dne820.jpg

今回の聴き比べに用いるものは以下の通りです。
PCDP
○Panasonic SL-S180改(1994)
○Panasonic SL-S110改(1994)
○SONY D-NE820(2004)
HP
○PIONEER MONITOR8
CD
○南翔子「Shangri-La」「Sophisticated」
○MADONNA「LIKE A PRAYER」
クラッシックやジャズなどのCDも沢山ありますが、あまりヘンに見栄を張ったりたいそうなことをやると、後々まずいことになっても嫌なので、自分の好きな人の好きなCDを聴くという、本当に何の役にも立たないくらいのレベルでやっていこうと考えています。

なんかぜんぜんわけのわからない選択のような気もしますが、これにはちゃんと理由があります。

今回の三機種は、私のお気に入りかつ使用頻度が多い機種から選び出したものです。

まあまたこれからも様々な組み合わせで色々と試していきますので、その中のひとつということでお願いします。

今回はアナログアンプのオールド機代表とデジタルアンプの新機種代表の新旧対決ですね。

Panasonicの二機種は中期SL-Sシリーズの機種で、標準のままでもとても良い音を出す機種であります。
先日コンデンサーを交換して良好な結果が得られたということもありますね。

そしてSONYの機種は最近のものです。
所持しているSONYのデジタルアンプ搭載機種中で一番気に入っているのでこれにしました。

実はこのD-NE820、オールド機かぶれの私イチ押しの機種なんですよ。
そらほんまもんのオールド機とは違うものの、デジタルアンプ搭載の新しめの機種としては一番傾向が似ているといいますか、オールド機にこだわりがあってもすんなりと使える機種だと感じました。


あまり曲ごとの結果を書き連ねるのも前述の通り非常にアレなので、とても簡潔に書こうと思います。

まず、SL-S二台は改造機ということで元々とは違う音を出しています。
コンデンサー交換で元々よりも全ての面で向上していますが、特に、オールド機の味を残しつつより音がクリアーになったという点に注目です。

だいたいの新しい機種はクリアーさを売りにしています。
標準のままでは音のクリアーさでオールド機は新機種に負けてしまうかもしれません。

そこで、改造してより一層クリアーな音を出せるようになったオールド機はデジアン機のクリアーさに太刀打ちできるのかということなんですね。


結論は、豊かさ・広さ・厚み・原音忠実性・クリアーさなど、どれをとってもオールド機の勝ちでした。負けたのは駆動時間・サイズ・重量くらいですね。
D-NE820も良い音を出しますが、まあどうしようもないでしょう。
標準のままでも大部分でオールド機が勝っているわけですから当然といえば当然のことです。

Panasonicの二機種についてだけ見ても、もともとの設計に加え、選択コンデンサーの影響もあり、音質傾向に差が出ました。

SL-S180改のほうが全体的に豊かで力強い音を出しました。ただクリアーさと弦楽器の生々しさではSL-S110改が上でした。

この程度の機器でもこれだけ差が出るのは、やっぱり何度コンデンサー交換をやっても興味深いものがあります。


今回は何を言いたかったのかというと、やっぱりオールド機は素晴らしいということなんですね。標準のままでも勿論十分に良いのですが、コンデンサーを交換することで潜在能力をさらに引き出して、より良い音を味わえるのです。

今回どの面でも及ばなかったSONYのD-NE820も音質の悪い機種ではありませんから、それだけオールド機の音は良いということなんですね。

というか、寧ろD-NE820の実力の高さに驚きました。オールド機(それも改造機)にこれだけ追い縋るのは流石といいますか、やっぱりPCDPはどれも音が良いということなんですねぇ。


PCDPとしての総合力や携帯性能ということになると、また色々と変わってきます。SONY D-EJ2000の記事中でも少し書いたかもしれません。

でも音質面をみれば、オールド機は独活の大木なんかじゃないと、直接比べてみて改めて感じます。



スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-S110紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls110.html
SL-S180紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls180.html
D-NE820紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/dne820.html
SL-S110コンデンサ交換→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls110-1.html
SL-S180コンデンサ交換→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls180-1.html
posted by うきょうたかし at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2010年01月09日

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます


本日の持ち出し機種:SONY D-E808
本日の持ち出しCD :REBECCA「OLIVE」



ずいぶんと遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ「スタフ屋」「うきょうたかしのPCDP&CD日記」をよろしくお願いいたします。

また近日中に本家サイト「スタフ屋」のPCDP項目をたくさん追加します。
当日記で後日掲載後日掲載と毎度のように言っていながら、未だにどれも掲載していないので、頑張って更新したいと思います。

それから、先日メールを下さったY様、お返事が遅くなって申し訳ございませんでした。返信時のメールアドレスのドメインが違いましたが、ちゃんと届いたでしょうか?


またいろいろと「スタフ屋」「うきょうたかしのPCDP&CD日記」に掲載するネタをためていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
posted by うきょうたかし at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記