2009年11月14日

流通価格の高いPCDPに物申す SONY D-EJ2000編


本日の持ち出し機種:SONY D-NE830 silver
本日の持ち出しCD :石川秀美「BLANCHE」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今日は雨予報でしたが、幸い雨に遭わずに済みました。

本日は高値で取引されているPCDPについて書きます。
題名的には叩く記事のように見えますが、ちゃんと持ち上げていますのでご安心ください。

ネットオークションや実店舗で見かける品物はPCDPに限らず、高値で取引されているものがたくさんあります。
勿論理由があって値段が釣りあがっているわけですが、PCDPに関しては少し異様な雰囲気すら感じられるようになってきたのでここらで言いたいことを書いてみようと思います。

高値で取引されるPCDPはたくさんありますが、まずは有名どころのSONY D-EJ2000について書きます。
D-EJ2000はとくに後になって評価を大きく上げた機種の一つです。

20091023dej2000_04.jpg

SONY D-EJ2000は2002年に発売された機種で、当日記でも何度か書いたとおりゴージャスなPCDPです。
7年経った2009年現在でも参考流通価格は7500円〜10000円(右京崇調べ)程度と、取引価格はかなり高値です。
発売当時の新品価格は20000円前後で、言うまでも無くフラッグシップ機です。

小型・薄型・軽量・スタイリッシュな外観に加え、電池一本で長時間駆動する優秀なPCDPです。勿論音質にも定評がありますし、操作性など細部に至るまで非の打ち所が無い、PCDPの完成形と言ってよい機種です。

これ以降のPCDP事情を考えれば最後の「マトモな」機種であり、銘機となるのも良く分かります。

ポータブル機は小ささ・軽さ・駆動時間が最重要項目であり、これらを全て満たしていて、さらに音もよければそら言うことはありません。
アンプやその他の部分を良くすればそれだけ電力を食うので、音質を追及した場合駆動時間を犠牲にしてしまいます。
その点このD-EJ2000は長時間駆動を実現しつつ高音質も実現するという離れ業をやってのけています。

PCDPに求められる全ての項目をもれなく高次元で達成しているという、そういった機種がこのD-EJ2000なわけです。

以上のようなことから非常に高い評価を得ている事実は至極当然といえますが、


それにしても高すぎますね。


確かにSONY D-EJ2000はPCDPの完成形の一つで、何をとっても優秀な機種です。
先に述べたとおり、非の打ち所が無い機種です。
とはいえ、神格化されすぎですね。

D-EJ2000は音質が良い良いといわれていますが、そんなもの並み居るオールド機には到底及びません。
ここは好みや相性などもあり、一概には言えない部分もありますが、それでもそら敵う訳がありません。

オールド機をお持ちの方は聴き比べてもらえればすぐ分かります。
型番からして最低グレードであることがわかるようなPanasonic SL-SなんちゃらとかSONY D-なんちゃらですらはるかにクオリティが高く、高インピーダンスヘッドホンを平然と鳴らす力もあります。

駆動時間も、D-EJ2000より長く動かす機種は数多く存在します。
同様にガム電池1本駆動機でもこれを上回る機種がありますし、単三使用機なら当然です。

大きさ・重量も現在は世界最小最軽量最薄ではありません。

このように各分野別に見ればD-EJ2000を凌ぐ機種などごまんと有ります。


では何故それらの殆どは高値で取引されず、D-EJ2000は高値で取引されるのか。

みなさんもうお分かりの通りです。
D-EJ2000はPCDPに求められる全ての項目をもれなく高次元で達成しているという、そういった機種だからです。

音質面で有利なオールド機は持ち運ぶには大きく重く、駆動時間も短いです。
D-EJ2000はオールド機にあまり引けを取らない音質を保ちつつ、小型軽量・長時間駆動を実現しています。

駆動時間やボディサイズで有利な機種も、これらには総じて音質面の問題があります。さらには機種ごとにまた細かい問題があったりもします。(例えばD-NE20は直接ACアダプタを接続できないなど)
D-EJ2000はPCDP全体で見ても長い駆動時間と小さいボディサイズを実現していながら、高音質も実現しています。

マニアックなところだと、現行機種(D-NE730/830)のトラバースを丸々移植できるという互換性が特に良いですね。勿論電池蓋やリモコンも現行機種のものが使えます。

以上のように、やっぱりD-EJ2000が高い評価と高い流通価格を誇るのは当然なんですね。


とはいえ7年落ちですから。
流石に元値の5割は無いですわ。
転売ヤーや店舗の方、いいとこ4500円くらいですよ!

あまりにおかしな価格設定の所為で本来のPCDPの目的を果たせないなんて事が起きたらD-EJ2000が可哀想過ぎます。
PCDPはつこてナンボですから。折角の素晴らしい性能を十二分に堪能しなきゃPCDPも浮かばれません。

新青梅街道沿いで東久留米じゃない方のハード○フの方、ショーケース内の7350円のD-EJ2000silverを今すぐ4725円にしませんか?
わたくし右京崇が是非購入させていただきます。



スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
D-EJ2000紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/dej2000.html
(D-EJ2000紹介ページはまだ設置していません。)
posted by うきょうたかし at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP