2009年10月25日

Panasonic SL-CT800が教えてくれたこと


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :岩崎宏美「THE COMPLETE SINGLES disc1-3」、早見優「YU's GOODS」



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みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
みなさんちゃんと新品PCDPを買いに行ってくれましたか?
買ってないんですか?そらそうですよね。買うと宣言した私もまだ買いに行っていません。

ところでここ最近SONY D-EJ2000の記事中でPanasonic SL-CT800の話を出しました。そこだけをみると後悔したとか何とか書いているので、私がSL-CT800を嫌っているように感じる方もいるかもしれませんね。
しかしそんなことはありません。
本家サイト「スタフ屋」のPCDP紹介ページを見てくれている方はお分かりでしょうが、SL-CT800はお気に入り機種の一つなんです。

実際、買った時と今とではSL-CT800に対する評価は変わりました。しかしデザインに関しての評価は変わるどころか、今になってまた上がったくらいです。

ひとくちにお気に入りといっても、ただ単に音質だけで決めているわけではありません。デザインやその他いろいろな要素がお気に入りポイントになっているというわけですね。
たとえばSONY D-E999(10/25現在スタフ屋未掲載)なんかもお気に入りの一つですが、音質に関してはそれはもう酷いものです。特に私なんかはかつて(発売当初)このD-E999に憧れて、数年越しに入手したときにこの音質だったわけですからそらショックは並大抵のものではありません。
まあこのD-E999に関してはまた別の機会に書くことにします。


SL-CT800についての話に戻ります。
私がSL-CT800をお気に入りとするポイントは、
○デザイン
○アナログアンプ(音自体は微妙という評価です。)
○キーイルミネーション
○小型薄型軽量
○ボディーに金属を使用
というところです。特にキーイルミネーションについては私が個人的にかなりこだわっているポイントです。音質には関係しない(実際はノイズが乗ったり駆動時間が減少したりとマイナス面が多い)ポイントですが、このような遊び心が好きですね。このちょっとした光がまた暗いところで本当に映えるんですよ。

さて、ここまででは記事タイトルと無関係のように見えますね。
ここからがそうなのですが、先のD-EJ2000の記事を見てくれている人はお分かりでしょう。
買った時と今とでは評価が変わったと先に書きました。

そうです、圧縮音源についてです。

今では全く必要としませんし評価もしませんが、買った時には今でも好きなポイントに加えてMP3やWMAが再生できるという点も評価していたわけです。

で何が教えてくれたことなのかというと、圧縮音源の質の悪さなんですよ。

今ではMP3などの圧縮音源に対して鬼のように敵意をむき出しにし撲滅したいとまで考えている私ですが、SL-CT800を買ってから暫くは圧縮音源をよく使ったものです。大変恥ずべき過去です。
CD-Rに128kbps-MP3や96kbps-WMA、時には320kbps-MP3を書き込んで楽しんでいました。
大量に曲を持ち運べるとか、音も良いなんて錯覚していました。実に愚かしいです。
MP3やWMAでも音があまり変わらないとか音が良いとか勘違いしていたのは、「良い音」「(楽器等の)原音」というものを知らなかったからに他なりません。

現在圧縮音源を楽しんでいる人たちも「ちょっとの良い音」や「楽器の音」を知れば、圧縮音源なんて耳と心を痛めて終いには気分を悪くしてゲロを吐きますよ。

私自身、そんなに良い音を聴いたわけでは有りません。超高級機器や方々で評価されているような機器を体感したわけではないですから。

それでも圧縮音源が如何に低音質なのかということを感じるわけですから、そら相当音質が悪いわけですよ。


SL-CT800を購入してから暫く圧縮音源を楽しんでいましたが、あるとき気付きました。SL-CT800を使って、日頃MP3/WMAで聴いていた曲のオリジナルCDを聴いた時です。

低音域や高音域は勿論ですが、取り巻く空気感まで何から何まで違いました。
計測器で測れば目に見えて分かる違い、数字にでなくても聴けばわかる違い、さまざまな違いを感じました。
詳しくは書きませんがとにかく全く別物だったわけです。聴きなれているはずの曲なのに、今まで聴いたことの無い曲のような感じでした。

実際SL-CT800の音質はPCDPの中でもアレな方なのであれですが、同じ再生機を用いているのに歴然とした差が出ているというところがポイントなのです。

そこそこの据え置きオーディオシステムと素晴らしく音のよいPCDPを比べて、どちらが良い音かというのは言うまでも無く前者なわけです。
違った再生機を用いて音質を比べた場合、音源が違ってもその音源の差がどの程度なのかは分かりません。同じ再生機を用いた場合には音源の差がそのまま表れます。


そしてそれに気付いて以来私はラジオ録音などの場合を除いて一切圧縮音源を使わなくなりました。(ここが問題でして、圧縮音源をぶっ潰したいといっている手前、一部用途で使ってしまっているんです。とても歯痒いです。)

SL-CT800は圧縮音源の質の悪さを教えてくれました。
それだけではありません。騙されていたということに気付かせてくれたのです。


確かにあの時D-EJ2000を選ばなかったということは鬼のように悔しくてたまらないことです。
しかしあの時もし圧縮音源を再生できないD-EJ2000を購入していたら・・・今の私は無かったと思います。
いずれ普通にipod等のDAPを買い、圧縮音源を再生していたでしょう。その場合でも圧縮音源の酷さに気付くことはできたかもしれませんが、時既に遅しということになるでしょう。最悪気付かず終いかもしれません。
尤も在宅時はオーディオシステムでCD等を聴くので、このような場合でも肝心なところはアレだから大丈夫なんですけどね。


いろいろな意味でSL-CT800は私にとって半端じゃない思い入れがある、かけがえのないPCDPなのです。
ま、そうとでもしないとD-EJ2000を買わなかったことが・・・なんてヤボなことはナシです。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-CT800紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/slct800.html
posted by うきょうたかし at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP