2009年10月08日

台風のようなPCDP


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S310改1
本日の持ち出しCD :早見優「YU's BEAT」




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みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日は台風が来たということで台風のようなPCDPを紹介します。

写真に写っている機種、PIONEERのLOOPMASTERですね。
1998年の1月に発売した機種です。パイオニア報道資料→http://pioneer.jp/press/1997/1125-1.html

見ての通り蓋が透明なのでディスクの回転が見えます。とても個性的な機種ですね。またそのうち動画を掲載したいと考えていますが、これがなかなか面白いんですね。
ディスクの回転が見えるのでCDによって違う模様を描いてくれるわけです。

何から何まで個性的な機種で、上記報道資料に掲載されていないモデルも多数有ります。ノベルティーとかアミューズメント景品等でそのような特殊モデルがつくられたのだと思います。
私は透明な奴やドラゴンボール風の奴を見かけたことがあります。


それではPCDPとしての性能を見てみましょう。

本体は見ての通りデカく、重たいです。デザイン上実際のサイズ以上にかさばります。
操作もSONYやPanasonicの製品に比べたらやりにくい感じがありますね。液晶表示部も見やすくはありません。
明らかに持ち運ぶより据え置いての使用が現実的な機種だと思います。駆動時間も1998年モデルにしては短いですしね。
しかし残念ながらLINE出力端子はありませんので、据え置いて使用する場合もヘッドホンでの使用が前提となります。勿体無いですね。LINE端子があればもっと評価されていたことでしょう。

音質面は、力はあるもののシャキシャキしていない印象を受けます。報道資料の企画意図によればクラブミュージックとかダンスミュージックとかとあるので、やはり低音重視の音質チューニングが施されているのでしょうね。
ヘッドホンや楽曲、個人の好みによってかなり賛否が分かれる機種だといえるでしょう。
私はこのLOOPMASTERの音は嫌いではないですね。


以上のことから持ち歩くPCDPとしての能力はあまりオススメできないのですが、間違いなく集めて眺めて楽しめる数少ない機種の一つです。私も是非全種類集めたいです。

枕元やテーブルにおいて、CDの回転するさまと楽曲を楽しみましょう。


今日は台風が来たということで、見た目もコンセプトもまさに「台風のような」パイオニアのループマスターを紹介しました。今夜はSHOW-YAのアルバム「OUTERLIMITS」に収録されている「私は嵐」を聴いて寝ることにします。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
LOOPMASTER紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/lm.html
(まだアクセスできません)
posted by うきょうたかし at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

お気に入りのSL-S190は問題機種?

本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S190改
本日の持ち出しCD :荻野目洋子「貝殻テラス」「CD FILE Vol.2」



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みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日は私の愛用機種の一つであるPanasonic SL-S190の気になる点を書きます。良い点はまた別の機会にします。

まずSL-190について簡単に書きたいと思います。
松下電器産業(当時)から1995年に発売された入門グレードPCDPです。音飛び防止機能はありませんが、デザインや駆動時間の長さで中期SL-Sシリーズを代表する機種の一つです。
そのほか詳しくは本家サイトもしくはPanasonicさんのサイトにあるPDFファイルを参照してください。

随分前から気付いていたことですが、本家サイトの紹介記事には書いていません。

据え置きだろうがポータブルだろうが機種により音質や音の傾向がぜんぜん違ってくるわけですが、そうはいってもほぼ全ての機種がある一定以上のレベルを満たしているものといえます。
ということは基本的にどの機種を選んでも著しく音が悪いとかノイズだらけだとかいうことはないわけですね。

しかしこのSL-S190はいろいろな曲で「ジリジリジリ」というノイズが発生します。
60機種以上のPCDPを所持していますが、このような現象が見られるのは現在のところこのSL-S190だけですね。(曲間で稀にノイズが発生する機種は有ります。)

勿論常に発しているわけではありません。
特定部位で発生します。そもそもの録音レベルが高いと出るのか音の傾向によって発生するのか詳しくは分かりませんが、注意深く聴いていると結構発生していることがわかります。

丁度今回の写真に荻野目洋子さんのシングルベストアルバム「CD FILE Vol.1」が写っていますが、このなかの「無国籍ロマンス」で特に多く発生します。ほかの機種では問題ないんですよ。

というか声質が影響するのか、SL-S190は荻野目さんの声が苦手なんでしょうかね、他の楽曲でも発生頻度が高いような感じです。

ちなみに知人によれば、環境や機種や曲やスピーカーorヘッドホンの違いによって「ジリ」音は発生したりしなかったりするということです。
実際このSL-S190もイヤホンと大きいヘッドホンでは「ジリ」音の気になる度合いが全然違います。

私以外のところでは別の機種が何らかの曲で「ジリ」音を発生させているかもしれないですね。



しかし、そんなことではSL-S190を槍玉に挙げられませんね。
わざわざ記事にするぐらいですから、自信を持ってSL-S190に問題があると考えているわけです。

本家サイトもよく見てくれている方はお気付きでしょうが、単にSL-S190といっても私が常用しているのは改造機のほうです。

SL-S190自体に問題があるのではなく、私が手を加えたものに問題があるといったことも十分に考えられるわけです。
それと、手を加えた部分(コンデンサ)以外パーツの劣化です。

前者については両方で同じCDを聴けばすぐに結論が出ます。
無改造機、改造機とも同じ箇所で同じノイズが発生しました。
ということで私の改造に問題が有るわけではないことが分かりました。(他にもたくさんいじっていますがこういったことはないですしね。)

後者については同時期かそれ以前の製品、酷使された製品を見れば分かります。
経年や酷使でパーツが劣化した結果であるならば、もっと古い機種やこのSL-S190より使い込んでいる機種でも同じようなノイズが発生するからです。
全部検証するのは大変なのでよく使う以下の機種について調べましたが、いずれもノイズは発生しませんでした。
○SL-S30(1990年製)
○SL-S303(1992年製)
○SONY D-223(1993か1994年製)
○SL-S160改造機(1994年製)
○SL-S160無改造機(1994年製)

以上のように簡単に比べただけで専門的に検証したわけでは有りませんが、SL-S190の基板設計・回路設計に問題があるということは間違いないでしょう。

SL-S190の基板番号は「RJB1465A3」です。これと同じか「RJB1465A*」を搭載した機種があれば良いのですが、残念ながら手持ちの機種の中にSL-S190以外の「RJB1465A*」搭載機は有りません。
もし「RJB1465A*」を搭載した別機種でも同様の問題が発生していれば、よりこの基板・回路に問題があるという可能性が高くなります。


今回はとても長く変な文章になってしまいました、お詫び申し上げます。


今回SL-S190の悪いことばかりを書いてしまいましたが、全く駄目な機種ではないですよ。
中期SL-Sシリーズは全体的にこれ以降の機種よりも音質面で圧倒的に優れています。後期〜末期SL-SシリーズやSL-CTシリーズで妥協出来ない場合、中期迄のSL-Sシリーズで機種を選択する必要が出てきます。

持ち運びを考えれば中期以前のシリーズは一部機種を除いて重量面と駆動時間に難があります。

SL-S190は同時期発売の機種の中で最長の駆動時間を誇ります(カタログ値で。とはいえ600mAhで30分長いだけ)。
さらに重量も軽いです。
外に持っていく場合は駆動時間の長さと本体の軽さが重要になります。
音質と駆動時間と軽さのバランスを考えればこのSL-S190は優秀な機種であるといえます。

まあノイズが出たら音質面は台無しですけどね。


ノイズといった問題もありますが、わたくし右京崇のお気に入り且つ持ち出し回数上位になるのには十分な理由があるわけですね。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-S190紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls190.html
SL-S190コンデンサ交換→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls190-1.html
posted by うきょうたかし at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP