2009年10月31日

一年遅れてこんにちは SONY D-EJ700 (トラバース交換)


本日の持ち出し機種:なし
本日の持ち出しCD :なし



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日はパーツ交換で復活を遂げたSONY D-EJ700について書きます。


今回の話題は後日、本家サイト「スタフ屋」にて、じーーーーーっくりと画像を沢山使用して詳細に掲載しますので是非ご覧になってくださいね。
詳しくやる場合はやっぱり日記よりもHPですよね。

今日の事は私にとっても良い例になりましたよ。
というか、以前から言っていたことの確実性が高まりました。

何をしたのかというと、D-EJ700(CD再生しない)のトラバースをほかの機種から移植して、D-EJ700を使えるようにしたというだけの話です。


2008年10月30日のことです。私はハードオフ立川柏店で、液漏れしていないまだピンピンしていそうな電池が入ったD-EJ700を見つけました。このD-EJ700の値札には「CD回転するが再生しない」と明記されていましたが、電池取りの為に購入しました。予想通り、容量抜けも起こしておらず相当状態の良い電池でしたよ。

家に帰って本体を確認してみると、確かにCDは回転しましたが再生は始まりませんでした。
ピックアップユニットの可変抵抗を回しても駄目でした。
基板は生きているようなので、何かのときのためにと一応全部残しておくことにしました。

使いものになるトラバースが手に入ったら交換しようときめましたが、この後購入したものは全て完動品だったのでこのD-EJ700が再び動くことは無いかのようにもみえました。
実際、トラバースだけ購入ということもありえないのでそら当然といえば当然です。
殆どのPCDPはまずここが駄目になるので、同じように動かないPCDPを買っても恐らくはトラバースが死んでいるのです。
これでは何にもなりません。


先日別のお店でD-NE10を見つけました。
ハードオフさんは良心的なので、ジャンクコーナーにも基本的には使えるものしか置いていません。駄目なものは先のD-EJ700のようにちゃんと明記してあります。
しかし「未チェック」のこのD-NE10は明らかに「動かない臭」がプンプンしました。過去にも「これは動かないだろうけどガワが綺麗だから」ということで購入したものは動かず、「これは動く」と思って買った全てのものは完全動作品or修理して直ったものです。

そんな私が動かない臭を感じたということは恐らく駄目なわけです。

家に帰ってチェックしたところ基板が物理的に壊れていました。
はじめはやっぱり駄目だったかとげんなりしましたが、あることを思い出しました。


トラバース移植を待っているPCDPを残している


20091031dej700_06.jpg

早速そのD-EJ700を取り出しました。
この時点では交換に使用するD-NE10のトラバースが生きているかは未確認ですが、移植して動いたら大丈夫だったということなのでとにかく交換作業を進めることにしました。

2001年以降のほぼ全てのSONY機はトラバースに互換性があります。
これは以前から私が当日記と本家サイト「スタフ屋」で口すっぱく言っていることです。

とはいえ、実践例が殆ど無いため予想に近いということも否めませんでした。

そういうこともあって、はじめはピックアップユニットのみを交換しました。
D-EJ700の症状は「CDは回転したのに再生しない」ということですから、私はピックアップユニットのみが駄目になっていると考えたわけです。

するとどうでしょうか。症状は改善されませんでした。
両方のピックアップユニットが駄目だったのかなとも思いましたが、ものは試しということで気を取り直してトラバースごと移植しました。

20091031dej700_07.jpg


その結果何の問題も無く動きました!
丁度1年遅れで再起を果たしたD-EJ700。実に感動的ですね!


20091031dej700_08.jpg


はじめに書いたとおり、今回の事は写真を交えて詳細に本家サイト「スタフ屋」で紹介します。
そういうことで今回は多くの内容を端折って報告だけを書いた形です。

本家サイト「スタフ屋」掲載時にはみなさん是非ご覧になってくださいね!!

ところで、D-EJ700のトラバースは本当にピックアップユニットが駄目になっていたのでしょうか。

トラバースは主にピックアップユニット・スピンドルモーター・ピックアップユニット部モーターのパーツで構成されています。
はじめ、ピックアップのみを換えたときは症状改善しなかったのにトラバース丸ごと換えたときは直りました。
そういうことから、D-EJ700側のピックアップは生きている可能性があるということです。
CDは回転しているということで、ピックアップユニットを動かすモーターが問題部分なのではないかと予想しています。

また掲載したら当日記で告知しますね。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
D-EJ700紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/dej700.html
D-EJ700トラバース交換→http://www.sutafuya.net/pcdp/dej700-1.html
(D-EJ700トラバース交換のページはまだ設置していません。)
posted by うきょうたかし at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2009年10月30日

SONYのカタログを貰いに行ってきました!


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :早見優「YU's GOODS」、サイコ(鈴木彩子)「サイコ」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今日はビックカメラに行ってSONYの「パーソナルオーディオ総合カタログ 2009.7-9」をゲットしてきました。

写真は載せられませんが、かいつまんで紹介します。

まず、ラジオ関連機器の機種数のあまりの多さに大変驚きました!
以前日記で「ラジオを持ち出している人は意外と多いのではないかと思います」と書きましたが、やはり需要があるのでしょうね。それでもやっぱりビックリしました。

肝心のPCDPについてはこれまでと変わらずD-NE730/830・D-EJ002の生産が続けられているようです。

今回わたくし右京崇が一番安心したのは実はここではないんです。

ガム電池についての紹介がありましたが、「生産完了マーク」はありませんでした!!

実際のところはどうかわかりませんが、私が確認したその他の生産完了品にはもれなくマークがついていて、生産完了品でない物にはマークがなかったことから、信憑性は高いと思われます。

安心ですね。ガム電池は代替のものがありませんから、少量であっても生産は続けていて欲しいですね。

ここで一つ私が考えていることを書きます。
充電式9V角型電池をばらすと中に細い電池が入っていますが、これを組み合わせてガム電池の代替電池を自作できないかと考えています。
若干厚みは増すでしょうが、機種によっては使用可能なものもあると考えています。
また暇が出来たら挑戦して、その結果を当日記と本家サイト「スタフ屋」で紹介しますのでどうぞご期待ください。

・・・充電式9V電池の方がアレじゃないの?という突っ込みはナシでお願いします。

今日は短いですがこの辺で終わりにします。
また次回の記事もご覧になってくださいね。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
D-NE830→http://www.sutafuya.net/pcdp/dne830.html
D-NE730→http://www.sutafuya.net/pcdp/dne730.html
posted by うきょうたかし at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年10月29日

最後のハイビット機 Panasonic SL-S150


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S160改
本日の持ち出しCD :南翔子「」 (自分編集アルバム)



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今日は風はアレですが日差しが強く暑かったですね。東京は明日も暑いみたいですよ。

行きつけの美容室が31日で店をたたんでしまうという事で本日葉書が来ました。数少ない憩いの場だったので残念です。
とはいえ同じ会社の別のお店にスタッフさん移られるみたいなので安心です。
東中野駅付近にありますが、使用路線の関係で中井駅から徒歩かバスを使うことになりそうです。

わたくし、家と各目的地を行き来する以外は寄り道を殆どしないのであれなんですよ。自転車やランニング、ジムなどの運動をするときも寄り道とか全くしないですね。
なんかもっと行きつけの店とかたくさんあったり、いろんなお店を知りたかったりもするんですけどね。


いきなり話が逸れていますが本日はPanasonic SL-S150について書きます。先日楽天オークションで見つけて、若干値上がりしましたが写真で「2DAC」の文字が見えたので、持っていない機種ということもあり落札しました。

20091029sls150_01.jpg

この機種はどうやら最後のハイビット機のようです。

今日実際に手にするまで最後のハイビット機はPanasonic SL-S303/505だと思っていました。
中身を見たりインターネットで調べたりして、ハイビット機であることが分かりました。


いきなりマイベストPCDPになりそうな勢いです!

それにしてもまーアタリを引きましたね。
音も形も気に入りましたし、何より後述する互換性の高さがたまりません。

製造出荷年月と型番から察するに私の持っているSL-S350/570と同年の機種だと思いますが、なぜ最下位グレード機種がハイビットなんでしょうね。パーツが余っていたのかもしれませんね。

1993〜4年製造ということで文句なしに一番高年式のハイビット機です。私の手元に届いた個体は製造出荷が1994年1月だったので、もうすぐ16年ですね。

年代的には私が「中期SL-S」に分類している1994〜6年期製品の一つとしてもいいでしょう。(というか、今まで1994〜6としてきましたが、1993〜6とした方が正しそうなので、今日からは「中期SL-S」の定義を「1993年〜1996年機種」にしたいと思います。)
ハイビット機ですがトラバース(ピックアップユニットとモーター等が一体になっているパーツ全体)はこれまでのSL-S303/505等のものではなく、SL-S110/160/170/180等と同じものでした。


ということはですよ。

先日私が「オールド機 泣く子も黙る ハイビット」内で紹介したような問題点が無いんですよ!!
まず、ハードウェアレベルでの耐震性能ですね。SL-S303/505はそこそこですが、それでも中期SL-Sシリーズに劣ります。
このSL-S150は中期SL-Sと同じユニットを採用しているので振動に強いです。

それからピックアップユニット周りを先に挙げたような機種から移植できるので、これからも長い間安心して使えます。
今までのハイビット機に使われているユニットは新しくても1992年製で古く、さらに現在出回っている在庫数を考えれば、これから先交換用のピックアップユニットを入手することは絶望的です。
ということは現在の所持個体が駄目になったら諦めるしかない可能性が大きく、安心して常用できません。

しかし、先に挙げたような中期SL-Sシリーズはそれらに比べてまだまだ沢山流通していますから、パーツ取り用の「ドナー機」を多く入手することができるわけです。
ピックアップユニット周りが駄目になっても、基板さえ生きていれば大丈夫ですね。

こういう互換性のあるハイビット機が欲しかったんですよ。
基本的に、PCDPで一番最初に駄目になるのはトラバースとフィルムケーブル(特にスイッチ基板と本体基板を繋ぐ部分のやつ)ですから、ここんとこは大変重要なポイントです。

詳しくはまた本家サイト「スタフ屋」のSL-S150紹介ページで紹介することにします。

そういうわけで、交換可能パーツがあるこのSL-S150をこれからバンバン使いまくりたいとおもいます!!・・・が、そこは私ですから。
皆さんお察しの通り、私は二台目三台目がないと使えないんですね。SL-S150をお持ちの方はぜひ楽天オークションに出品してくださいね。

また後日、本家サイト「スタフ屋」に掲載しますので皆さんどうぞご覧ください。

みなさん是非「うきょうたかしのPCDP&CD日記」「スタフ屋」を方々でバンバン紹介してやってくださいね。
ありえないほどアクセスが伸びなくて困っているんですよ。
三日坊主で放置状態のブログでも結構カウンター回っていたりしますが、このブログのアクセスの殆どは恐らくロボットサーチに占められているんじゃないでしょうかね。
私もみなさんに認知・購読して頂くために毎日頑張って更新していきます。

本日は最後のハイビット機Panasonic SL-S150を紹介しました。
まだまだ持っていない機種がたくさんあるのでどんどん集めていきますよ。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-S150紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls150.html
(SL-S150紹介ページはまだ設置していません)
posted by うきょうたかし at 22:34| Comment(8) | TrackBack(0) | PCDP

2009年10月28日

PCDPの電源


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :PSY・S「WINDOW」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
日記に持ち出しCDを書いていますが、毎日あまり変わらないですよね。CDが好きで枚数はものすごく沢山あるのですが、重ねて置いたりしている関係で奥のほうの奴や下のほうの奴は面倒くさくてあまり取り出さないというだけの話なんですよ。

せっかくいろいろなgood musicがあるのでいろいろ聴かないと駄目ですね。

ところで本日はPCDPの電源について書きます。
今回はACアダプタ等は抜きにして、電池に絞って話したいと思います。


電池というと無数の汎用規格と専用品がありますが、PCDPの電源には汎用品が多く使われます。
単三・単四・Prismatic(ガム電池)が殆どで、専用電池を使用するのはごく僅かです。専用電池やガム電池を使う機種には大体全部単三などが使用できる外部バッテリーケースがついています。

単三電池から見てみましょう。
殆どのPCDPは単三を使用します。単三は容量・汎用性・価格・便利さなど、何に使用するにしてもどれをとっても非の打ち所が無い最高の電源の一つです。

わたくし右京崇も単三電池はPCDPのベスト電源だと考えています。

ポータブル機器はなるべく長いこと動かなければなりません。それも小さく薄く軽くあることが理想です。
容量が大きい単三は長いこと機器を動かせます。(単一や単二などは大きさの面でアレなので無視します)
大きさも直径約1センチ長さ約5センチなので、PCDP本体がそこまで大型化することはありません。
確かに単四・ガム電池と比べると大きさの面で不利ですがそれ以上に利点が多くありますね。

あと単三は世界中どこでも安く手に入るのでいつ電池が切れても大丈夫ですね。


次にPCDPに多く利用される電池はガム電池です。
古くはPanasonic SL-S700に使用され、2000年代のPCDPのほぼ全てに採用された電池です。
個人的な予想なのですが、SL-S700がハード的に数多く問題あった(要するに登場が早すぎた)所為でこの後しばらくPCDPにガム電池が採用されなくなったのだと思います。

ガム電池はMDPにも採用された関係で皆さん良くご存知の電池だとおもいます。値段は張りますが容量が大きく、とても薄いのでポータブル機器には最適な電池だといえます。
ガム電池は同一形状の乾電池が無いので出先で電池が切れたら終わりですが、2000年代は機器の消費電力低下のお陰で電池の持ちが長くなっていますからそんなに問題は無いでしょう。
ガム電池採用の機器には単三を外付けするものがついていたので常に単三で使用するという方も居たのではないでしょうか。
私も以前はそうでした。

残念なことにガム電池は最近生産終了したような感じです。
まだ店頭で見かけるので在庫は意外と残っているのかもしれません。(昨日行った上野のヨドバシカメラにもありましたよ。)
因みに私が所持しているガム電池の中で一番新しいのは08-08と書いてあるので、2008年8月時点ではまだ出荷していたということですね。


最後に単四電池です。
単四を採用しているPCDPはとても少ないです。
容量の問題と、単三使用機とあまりサイズが変わらないからでしょう。このことは本家サイト「スタフ屋」のPanasonic SL-CT520紹介ページにも書いてありますのでそちらをどうぞご覧ください。

単四はPCDPには適さなかったということですね。
電池サイズだけで考えれば確かに薄型中堅機種などもありえたとは思いますが、そんなことしなくてもガム電池があったのでやっぱりそっちに行ってしまいますよね。

最後に問題の専用電池についてです。

最近のデジタルオーディオプレーヤーは殆どが専用リチウムイオン電池を採用しています。カメラなんかもそうですね。
私はここが許せないところで、圧縮音源なんかと同じかそれ以上に許せないんですよ。まあこの愚痴と理由は別の機会にまわすことにしようとおもいます。

専用電池を使用するPCDPはそもそも殆ど無いので書きようが無いのですが、いまのDAPなんかを見れば分かりますけど薄型化・小型化に一役買ってくれますね。
しかし残念ながらPCDPにはそれが生かされることのないままになってしまうんでしょうね。
専用電池機種は古い機種でしか見られないのと、新しい機種は専用電池を設計生産するコストを掛けられないということだったんでしょう。これから新製品も出ないでしょうし。

専用電池の利点は以上の通りですが、この専用電池というのは問題点の方が多いものです。今回は詳しく触れません。詳しくは専用電池を批判する回にまわします。
まず、電池が切れたときにコンビニ等で電池を買うことができません。充電しなおすまで使えませんね。(これはガム電池もそうですね)
次に価格が高いことですね。
専用電池は充電池ですから何度も繰り返し使えるのでアレですがそれでも高すぎますよね。実際携帯電話の電池も高いですよね。

最後に最大の問題です。専用電池が生産終了した後のことなんですよ。
生産が終了してしまい、手持ちの電池も駄目になってしまったら機器が生きていてももう使用することができなくなってしまいますね。
ゴミを増やすことにもなりますから、メーカーはエコとか省資源とか言ってますけど自分の利益しか考えていない、エコなんてクソ喰らえと公言しているようなものです。

ずいぶんと長くなってアレな文章になり申し訳ございません。

今回はいつにも増して酷い文章でしたがまた本家サイト「スタフ屋」に書き直して掲載する予定でいますのでそのときにまたご覧になってもらえれば幸いです。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-CT520紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/slct520.html
posted by うきょうたかし at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2009年10月27日

(PCDP在庫確認)上野のヨドバシカメラに行ってきました!


本日の持ち出し機種:SONY D-NE730 silver
本日の持ち出しCD :相対性理論「シフォン主義」、荻野目洋子「ラズベリーの風」「ROUTE 246 CONNEXION」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日は上野のヨドバシカメラに行って、店頭にPCDP在庫があるか確認してきました。

わたしは大のビックカメラ党なので自分からヨドバシカメラに行くのは今回が初めてでした。

基本的にはどれもビックカメラと同じような値段でしたが、意外と「これまだ残っているんだ」的な物もあったので良かったです。
ただ冷やかしに行くだけというのもあれなので小物を買いましたよ。レシートがビックカメラそっくりだったので笑いました。どっちが先にあの形式になったんでしょうね?

ところで肝心のPCDPに関してですが、在庫ちゃんとありましたよー。
予想通りSONYのD-NE730/830・D-EJ002が有りました。他のマイナーメーカー製品は見当たりませんでした。

D-NE730の黒だけ店頭在庫が無かったようですが、他の3色(ブルー・ピンク・シルバー)は全部数台ありました。D-NE830の全2色(ブルー・シルバー)も有りました。

先日、D-NE730/830をもう一台買うと発言しましたがもう少し待ってください。
D-NE730はシルバーを1台、黒を2台所持しています。今日店頭に行くまではまた黒を買う心算でいたんですよ。

しかし今日店頭で改めて見てみるとD-NE830シルバーのゴージャスなこと!!D-NE730ピンクの綺麗なこと!!

ビックリしました!

D-NE830はブルーを1台所持しているのですが、なぜシルバーを買わなかったのか不思議な位ですね。
表面加工は勿論のこと、特にウォークマンロゴの色合いが最高ですよ。ホログラムみたいな独特の色合いが良かったですね。

しかしここで苦言を一つ呈しておきます。
本家サイト「スタフ屋」を見てくれている方はご存知のことと思いますが、D-NE730/830本体部分はガワが違うだけで中身は全くの同一なんですよ。イヤホンとリモコンは違いますが、それにしてもこの値段の差はおかしいでしょう。
D-NE830が\13800前後でD-NE730が\7980前後ですよ。
この値段を見たらD-NE830を買う気なんて失せてしまいそうですね。私ならD-NE730を2台買います。まあ去年実際D-NE730の新品を2台を購入しているわけですけど。

Panasonicの最終世代機であるSL-CT730/830もSONY機と同じようにガワと付属品だけが違うというものでしたが、こちらは2000円か3000円程度の価格差だったと記憶しています。

いくら本体にアルミパネルを採用しているからとはいえ倍近くも値段が違うのはどうかと思います。


だから余計に悩むんですよ。

所持在庫を考えれば次に購入するのはD-NE830シルバーでその後にD-NE730ピンクということになりますが、値段を見てしまうとD-NE730黒2台、ピンク1台を買いたくなります。

でも先を考えれば断然830購入しかありえないので830のシルバーを買おうと思います。
値段がこんなに違って、私ですら尻込みしてしまうのですから売り上げ台数は言うまでもなく730の方が多いです。830の方が少ないといった方が良いかもしれませんね。そもそも730の売り上げ自体多いといえるほどのものか怪しいわけですから。

ということはラインナップから先に消えるのは830だといえるわけです。同時に消えるかもしれませんけどね。
いずれにしてもあるうちに830を買っておかないとあとで後悔しそうですね。

あ、それからみなさんも是非店頭で新品PCDPを購入してくださいね。今要らなくっても後で欲しくなったときには生産終了しているかもしれませんから。

「後になっても欲しくならない」という突っ込みはナシでお願いします。

今日は上野の店舗に行きましたが他の店舗も同じような状況だと思います。

デジタルオーディオプレーヤーが幅を利かせてしまい、PCDPはラジオやポータブルワンセグテレビと共に棚の片隅に追いやられてしまっています。

ひどい店舗だと通路の裏側とか人が通らないところに置かれてしまっているかもしれません。

このままではPCDPが消滅する日も遠くないです。
D-NE740/840やSL-CT740/840が発売されることは恐らく無いでしょうから、せめてPCDP生産完了の日が一日でも遅くなることを願ってPCDPを買いにお店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

それから大黒屋さん等のチケットショップでビックカメラ株主優待券がそろそろ安くなると思うので、そういったものを利用して(僅かですが)安く買うのも良いかもしれないですね。
私も先日大黒屋さんで優待券を何枚か購入したので期限(11月30日)までにどれを買うのか決めて、立川のビックカメラに買いに行きたいと思います。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
D-NE730紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/dne730.html
D-NE830紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/dne830.html

ビックカメラ→http://www.biccamera.com/
ヨドバシカメラ→http://www.yodobashi.com/
posted by うきょうたかし at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年10月26日

オールド機 泣く子も黙る ハイビット


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S30
本日の持ち出しCD :ヤプーズ「ダダダイズム」、SHOW-YA「HARD WAY TOUR 1991」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今日は酷い天気でしたね。運悪く雨風の強い時間に外を歩いていたので濡れ鼠になってしまいました。

20091026sls30_05.jpg

朝起きたときは気分がよかったので秘蔵のSL-S30を持ち出しました。
私は現在2台のSL-S30を所持していますが、いずれも1990年製です。1989年デビューの機種なので是非とも89年製品が欲しかったですね。沢山所持していますが80年代製造の個体は残念ながら一つもありません。以前店頭で中古のSONY D-Z555(1989年)を見つけたことがありますが、そのときはスルーしました。

SL-S30については本家サイト「スタフ屋」を見てもらえば分かると思いますが、16bitDACを搭載したハイビット機です。
各社殆どの機種は1bitDACを搭載していて、ハイビットDAC搭載機種は「本当のオールド機」だけですね。大変貴重ですので動作品をお持ちの方は大切に保管していただくか、楽天オークションにて出品していただければ幸いです。

私は70数機種100台以上のPCDPを所持していますが、ハイビット機の動作品は僅かに2機種4台しかありません。是非ともあと50台くらい欲しいですね。

ハイビット機の良いところはやはりその音質にあると言えますが、他の1bit機種とはいろいろな意味でわけが違うと私は思っています。ハイビット機をお持ちの方で、音質に満足できていない方も居るのではないでしょうか?

ハイビット機を生かすも殺すもヘッドホン次第だと私は考えています。

よく「ポータブル機器みたいなチープな機器に、良いヘッドホンは繋げない」と言う方が居ます。
多くはそうかもしれませんが、先に書いた通りこのハイビット機はワケが違います。

高級ヘッドホンをつないでみてください。
ハイインピーダンスもどんとこいです。古いPCDPは300オームも600オームもバンバン鳴らします。
高級ヘッドホンにもいろいろ有りますがモニター用なんかはハイビットオールドPCDPには特に合いますよ。

モニター用は耳に刺さるから音楽鑑賞には向かないというのが定説ですが私はそうは思いません。まあここは個人の好みなのでアレですが、モニター用ヘッドホンは慣れると良さが分かります。

特にオールドPCDP(それもハイビット機)に繋げば、低域から高域まで繊細で柔らかいハイクオリティーサウンドを楽しめます。

私もモニター用ヘッドホンを購入したころはハズレを引いたかなと思ったものです。今ではモニター用以外は考えられなくなりました。

高級といってもそんな何万何十万円とするものを用意しなくても、1万円前後のヘッドホンで差が分かってきます。

私が使っているパイオニアのMONITOR8はあまり良いものではありませんが、それでも流石モニター用とだけあって使ってみると違いが聴こえてくるものですね。
私の理想はSONY MDR-CD900STやMDR-SA5000ですが、後者はやっぱり高いので購入をためらってしまいます。


是非とも皆さん高級ヘッドホンを使ってハイビット機の実力を引き出してあげてください。
高級ヘッドホンでハイビット機独特の音を愉しむひと時はそら恐ろしいほど良いものですよ。

口や文では到底表せない「良さ」のかたまりこそハイビットPCDPだと思います。ハイビット機を持っていて、その実力を生かしている人にしかわからないものです。


わたくし右京崇ベタ褒めのハイビット機ですが、後の機種に劣るポイントもあるんです。
駆動時間はあれとして、私が一番残念に思うのはハードウェアレベルでの耐震性能です。以前オールド機はハードウェアレベルの耐震性能に優れていると書きました。しかしこれは主に90年代中期の製品のことで、それ以前となると残念ながらあまり振動に強くないんですね。

SONY機は持っていないので分かりませんが、松下のSL-S30と303・505(当方所持機現在不動)はあまり良くありません。
実際今日持ち出してみて改めて感じました。
やはり耐震性能が優れているのは私が「中期SL-Sシリーズ」に分類している1994〜1996年期の製品ですね。

それを考えると「本当のオールド機」であるハイビット機は家で使うのが良いですね。それ以外でも、外はうるさいですから折角高音質機を持っていても台無しになってしまいますしね。(ここんところ私は違った考えも持っているんですよ。騒音で音がかき消されるからこそ、イヤホンから出る段階での音が良くないとまずいということです。)

あとはハイビット機の寿命ですね。
ハイビット機はどれももう古くなってきているので、いつ駄目になってもおかしくありません。
私の好きなPanasonic SL-Sシリーズは2000年まで生産していたので
若い奴はまだ9年落ちで済みます。が、ハイビット機となると新しくても20年前後になるのではないでしょうか。私の持っている中では1992年3月生産のSL-S303が一番新しいものになりますので、それでももうすぐ18年になりますね。

私の持っている1bit機で古い機種を調べてみると、
○SONY D-99(1990?)
○SONY D-202(1991?)
○Panasonic SL-S350(1993)
○Panasonic SL-S570(1993)
というところなので、ハイビット機はこれ以前のはずですからどんなに新しくても16年以上になりますね。

残念なところですね。

ハイビット機はもうとにかく文句なしに最高なので是非ともメーカーさんにまた作っていただきたいと私は思っています。
今度は24bit×2DACのツインアンプでオールOSCONの凄い奴を作ってもらいたいですね。60000円迄なら3台買いますのでメーカーさんはどうぞご検討ください。


文中で松下PCDPの製造(出荷)年月を表記していますが、松下とケンウッドのPCDPはシリアルから製造(出荷)年月が分かります。
松下については既にPCDP紹介ページに書いていますが、ケンウッドについてはまだ書いていないので次回更新で書こうと思います。
ケンウッドは上1桁が西暦の末尾でその次2桁が月です。2000年代以降の製品は持っていないので分かりません。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/pcdp.html
SL-S30紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/sls30.html
posted by うきょうたかし at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2009年10月25日

Panasonic SL-CT800が教えてくれたこと


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :岩崎宏美「THE COMPLETE SINGLES disc1-3」、早見優「YU's GOODS」



20091025slct800_04.jpg

20091025slct800_05.jpg

みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
みなさんちゃんと新品PCDPを買いに行ってくれましたか?
買ってないんですか?そらそうですよね。買うと宣言した私もまだ買いに行っていません。

ところでここ最近SONY D-EJ2000の記事中でPanasonic SL-CT800の話を出しました。そこだけをみると後悔したとか何とか書いているので、私がSL-CT800を嫌っているように感じる方もいるかもしれませんね。
しかしそんなことはありません。
本家サイト「スタフ屋」のPCDP紹介ページを見てくれている方はお分かりでしょうが、SL-CT800はお気に入り機種の一つなんです。

実際、買った時と今とではSL-CT800に対する評価は変わりました。しかしデザインに関しての評価は変わるどころか、今になってまた上がったくらいです。

ひとくちにお気に入りといっても、ただ単に音質だけで決めているわけではありません。デザインやその他いろいろな要素がお気に入りポイントになっているというわけですね。
たとえばSONY D-E999(10/25現在スタフ屋未掲載)なんかもお気に入りの一つですが、音質に関してはそれはもう酷いものです。特に私なんかはかつて(発売当初)このD-E999に憧れて、数年越しに入手したときにこの音質だったわけですからそらショックは並大抵のものではありません。
まあこのD-E999に関してはまた別の機会に書くことにします。


SL-CT800についての話に戻ります。
私がSL-CT800をお気に入りとするポイントは、
○デザイン
○アナログアンプ(音自体は微妙という評価です。)
○キーイルミネーション
○小型薄型軽量
○ボディーに金属を使用
というところです。特にキーイルミネーションについては私が個人的にかなりこだわっているポイントです。音質には関係しない(実際はノイズが乗ったり駆動時間が減少したりとマイナス面が多い)ポイントですが、このような遊び心が好きですね。このちょっとした光がまた暗いところで本当に映えるんですよ。

さて、ここまででは記事タイトルと無関係のように見えますね。
ここからがそうなのですが、先のD-EJ2000の記事を見てくれている人はお分かりでしょう。
買った時と今とでは評価が変わったと先に書きました。

そうです、圧縮音源についてです。

今では全く必要としませんし評価もしませんが、買った時には今でも好きなポイントに加えてMP3やWMAが再生できるという点も評価していたわけです。

で何が教えてくれたことなのかというと、圧縮音源の質の悪さなんですよ。

今ではMP3などの圧縮音源に対して鬼のように敵意をむき出しにし撲滅したいとまで考えている私ですが、SL-CT800を買ってから暫くは圧縮音源をよく使ったものです。大変恥ずべき過去です。
CD-Rに128kbps-MP3や96kbps-WMA、時には320kbps-MP3を書き込んで楽しんでいました。
大量に曲を持ち運べるとか、音も良いなんて錯覚していました。実に愚かしいです。
MP3やWMAでも音があまり変わらないとか音が良いとか勘違いしていたのは、「良い音」「(楽器等の)原音」というものを知らなかったからに他なりません。

現在圧縮音源を楽しんでいる人たちも「ちょっとの良い音」や「楽器の音」を知れば、圧縮音源なんて耳と心を痛めて終いには気分を悪くしてゲロを吐きますよ。

私自身、そんなに良い音を聴いたわけでは有りません。超高級機器や方々で評価されているような機器を体感したわけではないですから。

それでも圧縮音源が如何に低音質なのかということを感じるわけですから、そら相当音質が悪いわけですよ。


SL-CT800を購入してから暫く圧縮音源を楽しんでいましたが、あるとき気付きました。SL-CT800を使って、日頃MP3/WMAで聴いていた曲のオリジナルCDを聴いた時です。

低音域や高音域は勿論ですが、取り巻く空気感まで何から何まで違いました。
計測器で測れば目に見えて分かる違い、数字にでなくても聴けばわかる違い、さまざまな違いを感じました。
詳しくは書きませんがとにかく全く別物だったわけです。聴きなれているはずの曲なのに、今まで聴いたことの無い曲のような感じでした。

実際SL-CT800の音質はPCDPの中でもアレな方なのであれですが、同じ再生機を用いているのに歴然とした差が出ているというところがポイントなのです。

そこそこの据え置きオーディオシステムと素晴らしく音のよいPCDPを比べて、どちらが良い音かというのは言うまでも無く前者なわけです。
違った再生機を用いて音質を比べた場合、音源が違ってもその音源の差がどの程度なのかは分かりません。同じ再生機を用いた場合には音源の差がそのまま表れます。


そしてそれに気付いて以来私はラジオ録音などの場合を除いて一切圧縮音源を使わなくなりました。(ここが問題でして、圧縮音源をぶっ潰したいといっている手前、一部用途で使ってしまっているんです。とても歯痒いです。)

SL-CT800は圧縮音源の質の悪さを教えてくれました。
それだけではありません。騙されていたということに気付かせてくれたのです。


確かにあの時D-EJ2000を選ばなかったということは鬼のように悔しくてたまらないことです。
しかしあの時もし圧縮音源を再生できないD-EJ2000を購入していたら・・・今の私は無かったと思います。
いずれ普通にipod等のDAPを買い、圧縮音源を再生していたでしょう。その場合でも圧縮音源の酷さに気付くことはできたかもしれませんが、時既に遅しということになるでしょう。最悪気付かず終いかもしれません。
尤も在宅時はオーディオシステムでCD等を聴くので、このような場合でも肝心なところはアレだから大丈夫なんですけどね。


いろいろな意味でSL-CT800は私にとって半端じゃない思い入れがある、かけがえのないPCDPなのです。
ま、そうとでもしないとD-EJ2000を買わなかったことが・・・なんてヤボなことはナシです。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
SL-CT800紹介→http://www.sutafuya.net/pcdp/slct800.html
posted by うきょうたかし at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2009年10月24日

女子生徒の会話の中に見たPCDPの需要


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :ヤプーズ「ヤプーズ計画」、ZELDA「ZELDA」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
今日は突然とても寒かったですね。極度の暑がりである私も流石に今日は風が身にしみました。

本日はメーカーさんが全く無いと決め付けているPCDPの需要について書きます。

PCDPが売れなくなった理由は沢山あると思いますが、メーカーがクソみたいなPCDPしか作らなくなったから売れなくなったということも理由の一つだと考えています。
売れる台数自体は少なくても、高級機器を一機種残しておいて欲しいとかねてより強く考えていましたね。
今なんかはDAPで培った技術もありますから、また違ったPCDPもできると考えています。
私個人の「こんなPCDP欲しいなあ」という案もいくつかあります。
たとえばこんなのはどうでしょうか。

○定価55000円
○オール金属ボディー
○4AA駆動
○左右独立24bitDAC
○アナログアンプ
○オール音響用高級コンデンサorOSCON

いろいろな案を「俺が製品化するぞ」くらいの勢いでかなり詳細に考えています。実際は無理ですけど、お金がたくさんあったらやりたいですよね。

今回はこんな事を話すわけではないので、この幻のPCDP案についてはまた別の機会にたっぷりと離すことにして本題に戻りたいと思います。


先にPCDPの需要がないと書きました。
間違いではないと思います。

しかし今日電車で帰宅する際に面白い会話を耳にしました。
今日は珍しく電車で着座していたのですが、対面に座っていた中学生でしょうかね、女子生徒の方の話が聞こえてきました。

ジャニーズかなにかのアイドルについて話をしていて、ある一人が
「今日CD3枚買ったよー。」
と言いました。
諸悪の根源である鬼畜ダウンロード楽曲なんかじゃなくCDを買うというところが微笑ましいです。ぜひこれからもゴミクズみたいなダウンロード楽曲の購入などには走らないでほしいですね。

そして購入したCDについてでしょうね、あの曲良いよね、みたいな話で盛り上がっていました。
そしてある一人が言いました。

「CDって家に帰るまで聴けないのが不便だよね。」
するとまた別の一人が
「ねー、ipodみたいに外で聴けるのあったら良いのにねー。」

皆さんもうお分かりですね。
この女子生徒さんたちは既にPCDPを知らない世代なのです。
まあ統計をとったり多くの人に聞いたりしたわけではないですから、今回の例だけで色々と議論するのはおかしいといわれるでしょう。しかし女子生徒さんの発言は、無作為の若年者の偽らざる本音ということに変わりありません。


PCDPの需要が皆無ということはないのです。


PCDPを知ってる知らないに関わらず、携帯CD再生機の需要はまだまだなくなっていないということですね。
私は以前当日記で、PCDPがメモリーオーディオに取って代わられて第一線から退いたとしても、CDを購入する日だけは現役復帰させてあげようっていうような事を書きました。

まさに今回のはこれですね。あのCDを購入した女子生徒さんがPCDPを持っていたらおそらく今日だけでも持ち出していたことと思います。

メーカーさんはPCDPをちゃんと生産して宣伝して認知させてください。ソニーさんなんかはCDも販売しているのですからもっと連携プレーとかできないんでしょうかね?アーティストとコラボレーションしたりとか。
そもそも携帯音楽再生機から撤退したパナソニックさんなんかは一体何なんでしょうか。関西出身で松下びいきの私だからこそ言いますけどふがいないとかそんなもんじゃないですよ。
宣伝タレントに浜崎あゆみさんを起用している手前撤退とか笑わせてくれますね。
PCDPは最後のほう見てくれがクソになりましたが、DAPで少し持ち直した感があったのでそれを生かしてもう一度PCDPを出して欲しかったです。

いずれにしてもPCDPの老い先はかなり短いのであれですが、まあ残念なことですね。
PCDPどころかCDが無くなってしまう事を考えると恐ろしい限りです。どっかでこれからはダウンロードメディアがどうだとか言っているアホタレが沢山いますが、私は最悪でもCD音質以上を実現するのならまあ良いんではないかと思うようにもなりました。ブロードバンド化が進んでいることもありますからわざわざ圧縮した音楽を配信することもないでしょう。
今回の記事と全く関係のない話になりそうなのでこういう話はまた別の機会に書くことにします。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
ソニーさん→http://www.sony.jp/walkman/lineup/cd/
みなさんどんどんPCDPを買って、PCDP生産完了の日を先延ばししましょう。私も今度またD-NE730/830の新品(これで4台目)を買いに行きますよ。
posted by うきょうたかし at 21:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2009年10月23日

D-EJ2000リフレッシュ完了です


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-S230改
本日の持ち出しCD :REBECCA「The Best of Dreams」、ZELDA「ZELDA」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
かりもののD-EJ2000のリフレッシュを終えたことは先日告知したとおりですが、今日は少し詳しく書きたいと思います。
といっても大したことは書いていないので期待せずに見てやってください。
このD-EJ2000の点検整備に関しては、また本家サイト「スタフ屋」により詳しい内容のものを掲載する予定でいますのでぜひご覧になってくださいね。

20091023dej2000_04.jpg

2000年代のSONY製薄型機種の殆どは、まず上蓋を取ってからでないと開けることが出来ません。
蝶番付近のねじと金属製パーツを取り外せば蓋が取れます。
ちょっとコツがいりますが、慣れれば一瞬でつけはずし出来ますよ。
D-EJ2000は他の機種に比べて若干タイトでやりにくかったですね。

その後は全部のねじを外してやればオーケーです。機種毎に若干固定用ツメの位置は異なりますが、隙間に指の爪を入れれば割と簡単に外れるので大丈夫でしょう。

20091023dej2000_05.jpg

上の写真がD-EJ2000を開けたところの写真です。
既にホコリや端子部の不純物を取ってあります。

それにしても凄いですね。この小さい空間にこれだけ詰め込んでいるのですから・・・
2000年代PCDPの最高傑作である、このD-EJ2000についてはまた別の機会に当日記と本家サイト「スタフ屋」でじっくり紹介する予定でいます。


さて、先ほど端子部の不純物と書きましたが一体どんなものなのでしょうか。
多くのPCDPやMDなどには充電池が付属しています。
そしてそれは本体に入れっぱなしにしておいて、充電は本体にACアダプタを繋いで行います。

殆どの人はそうですよね?私はいちいち取り外して充電器で充電しますが、まあそんな面倒なことをする人はあまり居ないでしょう。

しかしここが罠といいますか、大きな問題点の一つなんです。
詳しく書くとアレなので簡単に書きますが、本体に入れっぱなしにしておくことで充放電時・保管時に電池の端子部からガスが出たりなんなりするわけですよ。
それによって本体端子に緑青や錆が出たりして、最悪の場合変質してしまいます。酷いときには基板部分にまで影響が及んでしまうこともあります。
電源が入らないとか充電が出来ないとかいった問題はこういったことが殆どでしょうね。
ポータブル機器はすぐ駄目になるとかよく言われますが、こういった単純なことで壊れたと勘違いしてしまっているんでしょうね。

対処法は実に簡単で、表面の不純物を削り取れば良いだけの話ですね。しかし、この方法を使うとマズイ例もあるのでやる場合は自己責任でお願いします。銀メッキ端子の場合、状況が酷いと削るのは駄目なパターンがあります。表面ごと剥がれて通電しなくなったりしてしまうんですね。

SONYの2000年代機の多くは端子が金メッキなのでここんところ良心的です。非常に評価できます。
表面が金メッキだとそう簡単には変質しませんし、表面の不純物も簡単に取り除けますね。


写真で見てみましょう。左が削る前で右と下が削った後です。
カッターで表面をなでるように削りました。デジカメだと細かい所まで見えてしまう為あまり綺麗に見えませんが、実際はピカピカになっていますよ。

20091023dej2000_06.jpg 20091023dej2000_07.jpg

20091023dej2000_08.jpg

マイナス側端子にも不純物が付着していることがあるので付いていたらとってあげましょう。


あとはピックアップユニット周りのホコリを取り除いて、注油するところにはシリコンスプレーやグリースを薄くかけてあげれば大丈夫です。ピックアップレンズもアルコールできれいにしてあげましょう。
ぜんぜん大したことではないですね。


今回日記上で紹介するのはこの程度です。とはいえ本家サイト「スタフ屋」で紹介するときもこの程度だとは思います。
要するに大したことはまったくしていないということですね。
ごく普通に、汚れを掃除するだけという作業です。誰にでも出来ますね。

因みに現行機種(D-NE730/830)のピックアップユニット(トラバース)が丸々移植できますよ。読み込み・再生が怪しくなってきたら交換してやるのも良いかもしれませんね。

※交換したり開けたりするのはメーカー保証がなくなります(殆どの機種は既に保証が切れてるからアレですが)。
やる場合はあくまで自己責任で。失敗したりうまくいかなかったとしても私は一切責任を取りませんので「お前が流用できるといったから・・・」という文句は一切受け付けません。ご注意ください。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
D-EJ2000リフレッシュ→http://www.sutafuya.net/pcdp/dej2000-1.html
(D-EJ2000リフレッシュのページはまだ作成していません。)
posted by うきょうたかし at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2009年10月22日

老体に鞭打つ姿に感動


本日の持ち出し機種:Panasonic SL-CT790 silver(車載)
本日の持ち出しCD :SHOW-YA「HARD WAY TOUR 1991」



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
昨日はかりもののD-EJ2000の整備を完了させました。
また別の機会に日記もしくは本家サイト「スタフ屋」に掲載する予定ですので是非見てやってくださいね。


ところで信号のつながりがかなりシビアなところってありますよね?
信号が青になった瞬間先頭車両が一気に行けば次の信号(青矢印)をギリギリ通過できるポイントが近くにあるんです。

私はいつも自転車で出発するのですが、毎日ここを通過します。
本家サイト「スタフ屋」の自己紹介ページに書いてありますが、最低グレードながらロードバイクに乗っていますので普通に通過できるんですね。とはいえ実際はかなりギリギリで、チンタラしていたら赤になってしまうのですけど。

先日ここで先頭で信号待ちをしているとき、横からFIAT 500Rがきました。しっかりと整備がなされていて、とても良いサウンドを出していました。とはいえ新しくても30年以上昔の車ですから、たとえパーツを全て一新していたとしても構造・設計自体が古いものです。
私は心の中で思いました。

「まさかあの老体に鞭打って次の信号通過するわけはないだろうな。(俺は通過するけど。)」

するとどうでしょう。丁度良い塩梅の回転数まで上げて信号が青に変わるのを待っているではありませんか。
私はクルマを愛してやまないのですが、旧車独特のサウンドは特に心躍るというか、興奮しますね。

青に変わった瞬間私とチンク(FIAT500)がスタートしました。
私とほぼ並びながら、チンクはけたたましい音を立てて無事通過しました。

老体に鞭打って一気に加速していったその姿に感動しました。
日ごろ時間と愛情をたっぷりかけて大切に大切に整備・世話をしているからこそ出来るんです。

私は100台以上のPCDPを所持していますが、半数はオールド機です。「勿体無いから・・・」といまいちガンガン使うことは出来ません。オールド機に関しては特定の機種を少し使うくらいで殆どはしまってあります。使用機会も2000年代機のほうが多いですね。

ですが、今回のこのチンクチェントの頑張りを見て思いました。
私もこれまで以上にオールドPCDPたちに愛情をかけ、使用するときは老体に鞭打ち毎日でも使っていこうと。勿論乱暴にするという意味ではありませんよ。

「物はつこてナンボ」とは私の親が昔からよく言う言葉ですが、PCDPたちも寝かしてないで使ってくれよと考えているかもしれません。

日ごろから愛情をかけているからこその持ち主と物の関係というものを再考する良い機会になりました。

スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
posted by うきょうたかし at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記