2017年11月12日

2017年秋のヘッドフォン祭に行きました




みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
先日中野で行われた2017年秋のヘッドフォン祭りに足を運びました。

ヘッドフォン祭りは青山でやっていたころからずっと行きたい行きたいと思いつつも、日程の関係で断念せざるを得ない状況でしたが、今回ようやく行くことができました。
まあこれがどういったイベントかというのは、私のブログを読んでいただいている方の方が詳しいでしょうから、諸々割愛します。


というわけで今回は私が特に印象的であった機種について書いていきます。

まずはじめはHigh Fidelity Cablesブースのヘッドフォン、ZMFのAtticusとEIKON。
これは全然知らなかったのですが、ブースにおいてある佇まいをみて聴いてみようと。この日一番最初に試聴したのがこれなのですが、これが非常に好印象でした。
いずれとも非常に柔らかく豊かにバランスのいいもの。私は下位機種のAtticusのほうが優れているように感じたのですが、尊敬する諸氏がみなEIKONを絶賛しているところを見るにつけ、僕がAtticusだと思っていたのはEIKONだったのかな、とも思ってしまいます。
再生環境や楽曲、好みの問題の領域ではあると思いますが、いずれにしてもEIKONが15万円、Atticusが10万円という価格を見れば、音質はもちろん、質感に至っても大変な完成度の高さを誇るものであるなと、大いに感動しました。

さて次はKENNERTON ODIN Sapele。これは今回出展されている中で最も素晴らしいヘッドフォンではないかなと思います。
30万円超という価格もすさまじいですが、本体の質感からパッケージに至るまで、何から何までもが凡そヘッドフォンでは見たことがないほどの豪華絢爛ぶり。これも所有欲を満たす点で非常に素晴らしいものです。
肝心の音質についても大変に素晴らしいもので、平面ドライバとは思えぬ低域から中域までの圧倒的量と質感、全域にわたってのナチュラルさと情報量、全てにおいてこれほどの完成度のものがあるのかと唸りました。いつかは絶対に手にしたい一台でした。

次はaudio-technicaのATH-ADX5000。
これは本当に素晴らしいです。試聴機環境がラックスマンP-750uヘッドフォンアンプということで、或は自身の環境ではもっと貧弱になってしまう点もあろうかとは思いますが、試聴の15分間は体が震え続ける稀有な体験でした。
一聴してる耳や脳の満足感や印象はそれほどではないのですが、とにかく曲の節々で身体が芯からゾクゾクと振えるのです。本当に良い音、素晴らしい音でしかこうはなりません。楽器の残響、ヴォーカルの余韻、空気感、情報量、表現力、いずれにおいても比類ない完成度とリアルを感じます。先に挙げた機種などのようにリスニングライクなものではないですが、何時間でもまさに「抱かれる」ヘッドフォンでした。
私がハイエンドヘッドフォンに魅了され、注目することとなった機種はATH-AD2000です。初めてAD2000を聴いた時、いったい何なのだこの音は、こんな音がヘッドフォンで聴けるものなのか!と大いに感動しました。
あの日と同じ、ヘッドフォン試聴においてこれまで数度しか経験したことのない真の感動がそこにはありました。価格は25万円ほど。音質はもちろん素材や質感に関しても申し分なし。いくら何でも激安すぎる!と。
ここしばらく開放のハイエンドを一台ほしいと言い続けていますが、これもぜひ手にしたい一台。

次にMr speakersの静電型ヘッドフォン、ETHER ES。
こちらも非常に完成度の高い一台。試聴音源が慣れないものでありましたがヴォーカル、楽器、空気感の表現は丁寧かつ力量豊富な圧倒的なもので、価格は未定ですが、「最近のハイエンドヘッドフォンのようにそんなに高くはならない」ということだったので、或は10万円台?という可能性もあるでしょうか。
STAXのドライバーと同じ規格であるということでしたので、導入も容易であるといえます。独特な外観や質感等も含めて、価格にもよりますが、エポックメイキングな一台になるのではないでしょうか。

最後にobravoのヘッドフォン、型番は失念しましたが、最上位のもの。
スピーカーライクな表現ということで、慣れるまでの最初だけは違和感を感じるのですが、低域〜中域、空気感と豊かな表現力は圧倒的で、素晴らしいものを感じました。6000ドルだか7000ドルだということで、ちょっと価格があれですが、お金さえあれば欲しい一台。


このほかにも以前から(ブログでは書いていませんが)TechnicsのEAH-T700、SONYのMDR-Z1R、KuraDaのヘッドフォンについてはたびたび素晴らしいと言っていましたが、イベントで聴いてもやはり素晴らしいものでした。

T700についてはパナソニックブースで私の持っていたSL-XP7やXP5、XP50、S30などで大変いいお話をさせていただくことができて、正直これだけで僕はこのイベントに行ってよかったと思いましたし、初日出遅れても行ったのは本当に正解であったと思いました。本当に貴重なひと時でした。そしてお願いですからパナソニックさんはパナソニックでもテクニクスでもどちらのブランドでもいいので素晴らしいPCDPを出してください。お願いします。


両日ともに参加し、正直なところいろいろと不完全燃焼感もありましたが、それでも十分に堪能できました。
今回はおもにヘッドフォンばかりを聴きましたが、大変に良かったです。というのも、高価格帯が主になってきてはいますが、それでもこれだけ音も質感も完成度の高い機種がたくさんリリースされていること。そこに私は評価すべきポイントがあると思いました。ヘッドフォン業界は正直音質面ではここ何年間も停滞している感が否めませんでしたが、まだまだこんなに素晴らしいものが作れるのか、こんな音が聴けるのか、存在しうるのかと、ヘッドフォンオーディオに目覚めたばかりのあの頃のような発見や感動がたくさんあったのですよ・・・
タグ:event
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2017年11月08日

OHMの新機種?再びCDP-R88Z



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
ホームページの方にも主な現行機種リストを掲載しましたが、今回は830Zの時と同じく、またしても先代機種と同じなのではないか?という予測をしていたCDP-R88Zについてです。
今回も買わないといけないなあ・・・と思っていた矢先、なんと交流のある愛のスカイライン氏にプレゼントしていただいたきました。ありがとうございます。

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今回は外装はもちろんカラーバリエーションまでなにからなにまで830Zと同じです。
パッケージには若干の違いはありますがほぼ気づかないレベルでしょう。

取扱説明書に印刷されている本体画像がなぜかCDP-380Zのものでした。理由は不明ですが、それならばロゴマークを380Zのときのような飾り文字にしてくれた方が格好良くて良かったですよね。

さっそく使用してみると、はい、同じように思います。読み込みまでの時間や騒音が改善されているように思いますがまあ個体差でしょう。
さて、その流れで中を見てみましょう。

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はい、830Z(380Z)ですね。

出荷時期等によっては或は若干の違いは出てくるのかもしれませんが、基板自体は380Zのころからずっと同じものですね。

どうせならばロゴマークやカラーバリエーションを刷新して、もっと魅力的なものを出してほしかった感も否めませんが、音質面や機能面では定評のあるものですから、変に新しくして駄目になるよりはこのままでいいでしょう。カラーリングも他社製品で黒や赤や青などが出てきましたから、逆にこういったポップなカラーリングはこれだけになってしまったので被らなくていいのかもしれませんね。

音質については830Zの時と同じです。スタンダードでありながら十二分の音質。
中国系機種らしいホワイトノイズは否めないところですが、今あえて音を楽しむためにPCDPを使っている皆さんなら所謂鳴らしにくいヘッドフォンイヤフォンのユーザーが多いでしょうから、ホワイトノイズなんて気にならないレベルだと思います。

クリアネスや広さ、ノビは物足りない感もありますが、芯も通っているし音質レベルとしては満足のいくものです。

劣悪個体ですら出回らないほど枯渇してきている中古市場でへたりきった個体を糞転売に高値でつかまされるくらいなら、はじめからこれを購入するほうがはるかに賢明でしょう。
先代機種の830Zでも初期不良報告が一定数ありましたが、一年間はいくらでもメーカー保証で交換してくれますからね。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
オーム電機公式→http://www.ohm-electric.co.jp/product/c13/c1307/
(CDP-R88Zはまだ掲載されていません。)
タグ:OHM
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2017年11月05日

Mr.Speakers ETHER C1.1とAEON FLOWを聴く




みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
先日横浜のヨドバシカメラに足を運び、表題のヘッドフォン2機種を聴いてきたので報告いたします。

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Mr.Speakersより販売されている平面駆動型の超フラッグシップ機種であるところのETHERシリーズは私がここであれこれ語ることなく皆さんご存知であると思います。
写真の左奥にある黒いヘッドフォンがETHER Cです。
カーボンファイバーを用いたハウジングは美しさと軽量さ、優れた音響特性を有しており、見た目も音も素晴らしいものとなっています。
分厚く高級なヘッドパッドとも相まって装着するとさながらヘッドギアのようではありますが、大型ヘッドフォンとしては長時間の装着も全く苦にならない適度な重量と装着圧に思います。

音質傾向としてはニュートラルでありローは若干弱いと感じる方もいるでしょう。平面駆動型はローが出ないとよく言われますが、良くも悪くもそういった諸特性は持ち合わせていると思います。
しかしながら、まず装着し一聴した段階で、やれここが良いだの悪いだの、あそこはもうちょっとこうだったら・・・などといった見方や批評といったものは全く必要ではありませんし、そういった行為にさえ至ることはありませんでした。
ただありのままに抱かれる、私自身全てを委ねその世界に包み込まれる・・・そういった感動がそこにはありました。

楽器も声も、いかなるものの表現もリアルであり、音数が多かろうとすべてをきっちりと輪郭、表情、質感、ありとあらゆるソースを忠実にかつアーティスティックに描き切る能力は、専用アンプや電源を有しないヘッドフォンとしては史上最高の完成度を誇ると思います。
女性ヴォーカルの表現力はゾッとするような生々しさと色っぽさがあります。

さんざん聴きこんで飽きているほどの楽曲もがすべて初めて聴く音楽のようで、ただただ黙って「神」に抱かれ流れる至福の時間は、一枚のアルバムさえ終わってしまえば一分いや一秒のように感じられるほどあっという間であります。

空間表現と広い音場、どの帯域や楽器においてもまったく隙や妥協、気になる点がありません。強いて言うならば元気さやローが或は不足していると感じる時も稀にあるくらいでしょうか。

まさに地上の奇蹟はここにあったのかという一台です。


さてもうひとつ、真ん中にあるものがこのAEON FLOWです。

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こちらはETHERシリーズの流れを汲んだ音質のポータブル向けヘッドフォンです。
形状はAudezeのSINEにも少し似ています。あちらも大変すばらしいヘッドフォンであり、私は四半世紀まったく追随を許さなかったHD25の牙城を崩しうる歴代最高ポータブルヘッドフォンの一つだと思っています。そちらはまた別の機会に書くことにしましょう。

デザインや質感に関しては当然上位のETHERに遠く及びませんが、ポータビリティに関しては優れています。
ではこれをポータブルするかという話になればなかなかそう気軽にはいかないでしょうが、現実味はあります。

さて、肝心の音質については方々では割合と酷評もされているようですが、私はなかなか良いと感じました。
ただ、ETHERに比べ無機質すぎる点、音が全体的に軽く薄いというところは否めません。ローからミッドまでも厚みや迫力には欠けます。

全体的なバランスとしては非常に優秀に仕上がっているとは思いますが、やはりどれを聴いても価格を考えれば、物足りなさが否めないという機種。装着感に関しては割合とぴったりとはまってくれるので、私は好みでした。


かつてはHD650、MDR-SA5000、ATH-AD2000という7万円クラスがフラッグシップとして最高峰に君臨していましたが、ここ最近は下手すればエントリー・ミドルクラスの価格帯になってしまっています。
イヤフォンにしてもヘッドフォンにしても、高価格化の波が押し寄せてはいますが、音や質などを考えれば全く不満のない製品も非常に多いです。

今回紹介した二機種はいずれも音質のレベルが非常に高く、また素材やデザインにおいても優秀です。
AEON FLOWは若干高いかなとは思いますが、中途半端なものを買うくらいならば、この価格でこの音を得る方が最適解であるといえましょう。

3日4日に開催したヘッドフォン祭ではMrSpeakersから新製品の展示もありましたから、こちらも追って次の記事で紹介したいと思います。


エミライ→https://www.emilai.co.jp/
MrSpeakers→http://www.mrspeakers.jp/
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2017年07月20日

東芝エルイーからTY-P1というPCDPが出るらしい

本日の持ち出し機種:


みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
本日発表になり、早速ツイッター上をにぎわせていますが、東芝エルイーからPCDPがなんと今月の下旬に発売されるそうです。

東芝エルイー公式 http://tlet.co.jp/news/ty_p1.htm
AV WATCH IMPRESS http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1071515.html
PHILE WEB http://www.phileweb.com/news/d-av/201707/20/41710.html

つい先日投稿したばかりの記事で今PCDPがアツいというものがありますが、まあなんてタイミングのいいことかと我ながらに思います。まあ、そういうことなんですよ。
私が思っている以上に需要は増えているのです。

ところでこれは語学学習向けという要素が強い機種のようで、ちょうど去年パナソニックから発売されたSL-ES1のようなものですかね。あちらはスピーカとSDスロット等ありますが。

この機種は東芝のプレスリリースを見る限りでは最近発売したCDラジオと同等のような心臓部なのかな、という風には予想できます。ただ今回のPCDPに関してはMP3再生機能が付くようです。

語学学習向けの機能がてんこ盛りであり、現在十数機種ある所謂中華系の現行機種にはこういったものはありませんから、あるいは自社設計かしら、と期待せずにはいられません。
現にキュリオムと小泉は期待外れもいいところでしたからね。

こちらのTY-P1、ディスプレイはキュリオムのやつに似ていて不安なところはありますが、それ以外はなかなか独特なデザインですし、再生ボタンと停止ボタンの形状もわかりやすく、音飛び防止機能のオンオフもできますのでなかなか面白いです。

さらにこれだけの機能とACアダプタがついていながら予想価格は6000円前後と、非常に安いです。
現行の機種と比べればかなり挑戦的な価格設定であり、東芝、やるな!と感じます。

現行機種はニュースサイト等で一切取り上げられていませんから、今回のように情報が広く認知されるということは非常に素晴らしいことです。(まあOHM等の機種を紹介しないニュースサイトに問題があると私は思いますがね)

価格も機能も非常に魅力的であり、私としてはかなり期待せずにはいられません。
十年前後ほどまえの国内オーディオ暗黒期からの一気なV字回復というものが、PCDP界にも到来してくれないかなと、私は思うわけですよ。ねぇ、松下、ソニー、ほかみなさん。
posted by うきょうたかし at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2017年07月13日

実は今PCDPがアツい

本日の持ち出し機種:SL-S30改2


みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
表題の通り、実は今PCDPがアツいです。

私がブログやツイッターなどでもう何年も前から言い続けていることですが、一定数以上の需要というものはあります。
ところがこれがいまや相当数あるともいえるのでは、と感じております。

というのも、いま僕らよりもはるかに若い世代の人たちを中心に昭和レトロブームが続いていますが、PCDPもこれの一つに入っているといえます。
CDを買ってすぐに直接聴ける便利な機械、という認識もあるようです。私たちには常識でも、いったん消滅しかけていましたから、そう感じるのも不思議ではないでしょう。
そしてもう一つは僕らと同世代並びにそれより上の世代、使っているものが壊れたor古いので買い替える、もしくは持っていたが見当たらないので買う、というものです。

ここしばらく色々見ていて強く感じるのはこういった新規の需要と更新の需要が大いにあるということです。

今年に入ってからも各社から実はかなりの新機種(まあ実質旧い機種の使いまわしが多いですが)がリリースされており、現行だけでなんと以下に挙げる十数機種があるほどです。

○OHM電機
CDP-830Z
CDP-3866Z
CDP-3878Z
CDP-801Z
CDP-802Z
CDP-380N(2017/4発売)
CDP-798N(2017/5発売、スピーカセット)
CDP-280N(2017/5発売)
○小泉成器
SAD-3902(2017/1発売)
○ASPILITY
AC-P01B
○KOHKA
PCD-56
○山善(Qriom)
YPCD-100(2017/6発売)
○STAYER
BC-CP01(主にビックカメラ)
○Sound Scape
SS-202(主にタワーレコード)

私がもうずっと前から言い続けていますが、需要があるんですよ。それも私が思っている以上に。だからこそ二強、特に松下は新生テクニクスを大いに盛り上げていってますから、50万円クラスの単品オーディオもラインナップしましたし、DAPが軒並み十数万〜数十万のいまこそ超弩級のPCDPをラインナップすべき時なんですよね。SL-XP7の焼き直しのようなもの、15万でも間違いなく「安い」と捉えられるでしょうし、有象無象ばかりのPCDP界に途轍もない一石を投じることになり話題性も莫大なものになるでしょう。
オクやメルカリやアマゾンのマーケットプレイスなどで例えばD-EJ002がウン万円で売られているようなクソバカな状況と、それでもソニーだから、などと買ってしまう人も少なからずいるような現状ですよ。

いま、中古市場もほぼ壊滅状態ですし、需要や期待は今まで以上、下手すれば2000年代以降でトップレベルにあるんじゃないかと思います。こんなチャンス、多くのユーザーの期待があるいま、

テクニクス、あなた方がやらないでどこが何をするというのですか!
私たちは新生テクニクスの放つ、輝かしい、日本のPCDPの集大成を飾る華の一台を待っています。

スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
posted by うきょうたかし at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | PCDP

2017年05月08日

第二回 右京崇とPCDP&ポータブルオーディオ研究部 イベントレポート




みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
前々より告知をしていた主催イベント「第二回右京崇とPCDP&ポータブルオーディオ研究部」のイベントレポートを書きたいと思います。

昨年と内容などはほぼ同様ですが、好評だったので今年も開催させていただきました。
まずはじめに多摩という辺境に遠くは北陸・東北北海道地方から足を運んでくださった皆様、本当に有難うございました。
人数も昨年より10名ほど多い23名にお越しいただき、皆さんと楽しく交流が出来たのではないかと思います。

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施設の画面に表示されるとうきうきしてきますね。
申請の際にイベント名を間違ってしまったのはご愛敬。


そして設営。

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このように並べてみるとあんなに重かったのにたったこれだけか、と思ってしまいます。
去年とほぼ同じラインナップですが、音や各世代のあれを考えればベストなチョイスですからね。
今回は昨年より1台多い28台(27機種)です。

今回も昨年同様、PCDP玄人の方はもちろん、PCDPに興味がある方、そうでない方、特にライトユーザーの方にこそ参加していただいて愉しんでもらいたいな、という趣旨がありました。
私のPCDPコレクションとPCDPトークを愉しんでいただく、というような、そういう体験型イベント的な感じですかね。

今回は昨年以上に皆様からいろいろとお持ちよりいただいて、大変賑わいました。

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そして今回は願ってもないビッグなイベントも。

まさに「KuraDa試聴会in多摩センター」

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ずっと以前から知っていましたし、見たい聴きたいというところだったので本当に感動でしたね。
大きなイベントでしか聴くことができないため、興味はあっても見たことすらない逸品でした。
今回ひょっとしたら持ってきていただけるかも、ということでもうこっちがメインイベントだろうと。

今回は私主催のイベントということもあってあまり長時間を割いて聴くことはかないませんでしたが、それでもたった一曲だけでもその素晴らしさは言葉に表現しえぬほど。

HE-1以来の体験でしたね。私に必要なヘッドフォンは開放のハイエンドですから、いつかは、という思いはより強くなりましたね。

ここでは書ききれないくらい内容の濃い、自分で言うのもなんですが大変素晴らしいイベントでした。
愉しんでいただくことができていれば、幸いです。

今回初対面の方も多く、ご新規さん一名様にPCDPをプレゼントするという企画もさせていただいたのですけれども、本当に良かったです。
差し入れもたくさんいただいて、感謝です。


今回参加いただいたみなさんにアンケートをお願いしました。
今日のラインナップ中で「音の良かった機種」「総合的に魅力のあった機種」のベスト3ですね。
参加者も多くいろいろな機種が挙がりましたが、1位を5点2位を3点3位を1点として集計した結果を発表したいと思います。
なお、主催者票として音の良かった機種に1位KuraDa、2位OLDTIME NUTUBE、3位MDR-E575を、魅力のあった機種に1位KuraDa、2位D-350、3位D-E900をそれぞれ入れさせていただきました。

ではその結果を紹介します。

音の良かった機種
1位 SL-XP5 26点
2位 SL-S30 23点
3位 PVD-99K 17点

魅力のあった機種
1位 SL-XP5 21点
2位 D-848K 18点
3位 D-Z555 16点

となりました。
今回初お披露目のSL-XP5が両方で1位を取りました。PCDP第一世代の誇る圧倒的音質と最小クラスである小型ぶりがウケたのだと思います。
音質の2位には1位票同数で、構成を更新したSL-S30がランクイン。いつも何かしらのテーマをもって整備をしている私ですから、このように結果として選んでいただけたことは非常にうれしいですね。
今回去年のCD400のようなダークホースとして一番ウケるのではと期待していたCS-525という機種は6位でした。
魅力の2位は電動開閉が特徴のD-848Kでした。PCDPはやはりこういった遊び心が面白さの一つですからね。
3位には超弩級機種のD-Z555がランクイン。唯一無二のハイファイサウンドとグラフィックイコライザー、デザインがウケました。

今回のイベントに参加いただいた方もそうでない方も、イベントレポートと今回の機材をざっと全て紹介するツイキャスの動画を撮りましたので、是非ご覧になってください。
http://twitcasting.tv/ukyotakashi/movie/370103231
http://twitcasting.tv/ukyotakashi/movie/370542362


イベントに参加いただいた皆さん、本当にどうも有り難うございました。また機会があればよろしくお願い致します。
タグ:event audio
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2017年03月07日

第二回オフイベント開催のお知らせ

本日の持ち出し機種:SL-S30改2


みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
ツイッターをご覧頂いている方はご存知の方も多いことと思いますが、きたる5月6日 土曜日、昨年好評を博しました私主催のオフイベントを開催いたします。

詳細はこちらをご覧ください。
第二回右京崇とPCDP&ポータブルオーディオ研究部
http://twipla.jp/events/244797

参加人数が多すぎてもバタバタしてしまうと思いますが、少なすぎても面白くないですので、興味のある方はぜひご参加ください。

当日はPCDPをはじめとしたポータブルオーディオの交流会、とくにPCDPに興味はあるけどいきなり買うのはちょっと、というような方、お初の方大歓迎です。

音源(CD-DA及びCD-R)、ヘッドフォンイヤフォン等お持ちいただいて、ここでしか聴くことができない素晴らしいPCDPの世界を感じて下さい。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
タグ:event
posted by うきょうたかし at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月28日

SL-S30更新しました 今年もよろしくお願いいたします


本日の持ち出し機種:
本日の持ち出しCD :



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
今年こそはわずかでも本家サイトの更新をしたいです。また、こちらのブログも昨年以上に更新していければと思います。


20170128001.JPG

さて、2017年を迎えるにあたって私のSL-S30も更新しました。
クロックは純正から何度か変わっていますが、それ以外でのパーツ追加、交換は当初の更新以降初めてになりますね。

サンリングの銅箔PPをECHUに、HP出力にも同じくECHUを抱き合わせました。
今更ECHU?という感じではありますが、随分と前からその諸特性、音質の素晴らしさは誰もが知るところでありますから、ちょっとしたスパイスとでもいうところですね。

もともとのFXだけでも十二分ではありましたが、よりバシッと決まるようになりましたね。
細部におけるリアル感が増し、ニュアンスの表現もより巧みになりました。
常に構成をアップデートし続ける私のPCDP、Hi-DAP全盛の2017年も決して音で頂を譲ることはありえません。

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スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
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2016年12月31日

2016年もお世話になりました



みなさんこんにちは、スタフ屋の右京崇です。
今年ももうおわりですね。はやいものです。

ちょうど一年前、以下のように書きました。

"私自身としては最近はもうまるでPCDPを買っていない(買いたくてもタマが出ない)状況でもありますが、手持ちの特に状態の悪いものの整備に手をつけると、もっとたくさんの素晴らしい機種をもっと集めたいなあなどという思いはまだまだ湧き上がります。特に最近は状態の悪化も急速化しているように思いますから、その思いは強いです。
一刻も早く「有識者」により適切な整備が施されなければ、ただでさえ少ない個体が本当に絶滅してしまうでしょう。"

今年一年を振り返った感想も、まさにこれにつきます。
去年よりもよりその思いと傾向は強くなりました。

当たり前です、気づけば世界初世界ナンバーワンのPCDP項目を設置したのも2009年の話、5年10年15年落ちでしかなかったPCDPもそれこそ約15年20年25年落ちとなっていくわけです。

これだけたくさんのPCDP個体を「持て余して」いても、まだ足りない。全然足りない。もっともっと数多く、良い個体がほしいという思いは募ります。


ところで今年は初の、念願の主催イベントも行うことができました。ツイッタやそのほかでも、今年もまた、今まで以上に一部界隈さらにはそれ以外のところでPCDPに触れた方が多かった一年に感じました。
新たに入手可能になったパーツや高精度クロック導入など、まだまだPCDPの実力を引き出せる、伸ばせる可能性もあります。

2017年は、さらにより多くの人にPCDPの面白さを感じてもらいたい、そのような一年になればいいですね。
直近の予定としては、1月か5月にまた私の主催イベントを行う予定です。

より多くの人に「本物のPCDP」を感じてもらうことが僕の願いです。


最後に、一つ報告を。
ここへきてようやく念願の一台、SL-XP5をゲットしました。これでSL-XP3/5/7が揃いました。(附属品やオプション、カラーバリエーションは全然ですが)

20161231001.JPG

足りないだ何だと言いながらも、私のPCDP活動もいよいよフィナーレでしょうか?


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
PCDP紹介→http://www.sutafuya.net/pcdptop.html
タグ:TECHNICS
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2016年08月26日

CDP-830Zで高精度クロックユニットを試す


本日の持ち出し機種:
本日の持ち出しCD :



みなさんこんにちは。スタフ屋の右京崇です。
高精度クロックユニットが一様に大変よろしい結果を得られるので、より低ノイズな駆動基板を製作したり、公称スペックの良いクロックを購入して試している日々です。


20160826002.JPG

今回は以前出力にVishay 597Dを導入したCDP-830Zに導入してみました。
CDP-830Zは現行のPCDPです。中華系機種のお約束ともいえるホワイトノイズレベルの大きさはあります。まあこれはイヤフォンヘッドフォンによっては全く気にならなくなるところですし、音楽が鳴っていればさした問題ではない場合が多いので良しとしましょう。
駆動力もあり、全体的にオールド機ライクな音質が非常に魅力的な一台です。
最近になってようやく価格もこなれてきたため、まさに「買い」でしょう。

ノーマルの状態でもこのような機種ですが、私のお気に入りであるVishay 597D、これをHP出力に導入すればさらにハイレベルな音へと変貌します。
4月に開催したオフにも持って行った一台ですが、およそ中華系廉価機種とは思えない音質に驚かれた方も多かったです。

今回のクロック導入でよりハイレベルになり、並み居るSL-Sシリーズなどにも引けを取らない、凌駕しようかという音になったのではないかと思います。実際にオフで聴いていただいた方にも後日こちらを聴いていただいて、全然違うとおっしゃっていました。


もうひとつ、SL-S30のクロックユニットも公称スペックの高いものと、同様に良いパーツの駆動基板に交換しました。

20160826001.JPG

差は当初ほど大きいものではありませんが、よりボーカル域を中心に全域の滑らかさとクリアネス、リアル感が増し、稀に音量の高いところなどで出ていたデジタルノイズもほとんど出なくなりました。


スタフ屋→http://www.sutafuya.net/
タグ:DIY Panasonic OHM
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